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どこまでやればよいか

大網白里校の小林です。

高1生、高2生と、今の学年の振り返りと、次学年へ向かう話をしています。
その中で、必ず出てくるのが成績について。
志望大学が明確でない生徒も、将来やりたいことや行きたいところが決まったときに、
今からでは間に合わない!とならないかは今から心配しています。

大学受験は、必ずしもすべてを決めてから取り組むものではありません。
生徒自身がやりたいことは様々、決まる時期も様々、大学も様々です。
高1の時、高2の時に、それぞれ「ここまでやっておけば大丈夫」または「ここまでやっておけば高3でさらに伸ばせる」という学習があります。
適切的な時期に適切なところまで勉強できているかが重要です。
塾生たちと話すときも、それができているかを確認しながら指導しています。

高3にとっては本番も迫ってきていますが、高1、高2にとってはまだ先があり、同時に受験以外のことも考えなければならない時期です。
部活動などで思った通りのペースで進んでいなくとも、最低限ここまでやればよい、というラインが見えていると、頑張りやすいようです。

ひとりずつ、状況に合わせて悩みを聞き、必要なことをアドバイスしています。
(大網白里校 小林)

<大網白里校 校舎紹介ページ>
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全国統一高校生テストを受験した方はもちろん、大学受験に向かってスタートを切りたいという方はお気軽にご相談ください。

【吝か】

突然ですが上記の漢字、読めましたでしょうか。

答えは「やぶさか」です。通常は否定を伴って「やぶさかではない」と使います。
元々は「しぶしぶながら/気は進まないが~する」といった意味です。それを否定するわけですので、「~するのは嫌ではない / 苦ではない」程度の意味になります。

さて、実はこの漢字の話、先日塾生が話していたのでブログで取り上げた次第です。
昨今はパソコンやスマホの時代で漢字を書く機会もすっかり減りましたが、なんとかまだ覚えていました。
せっかくですのでもう少しだけお話しましょう。

では、【吝】の字の音読みはいかがでしょうか。
答えは「リン」です。吝嗇(リンショク)という言葉を知っていれば出てきやすいかもしれません。
ちなみに、過度に経済観念が発達していることを意味します。有り体に言えば、ケチということです。

もちろん編を伴うこともあります。例えば悋気(リンキ)。妬みや恨み嫉みといった負の感情、特には男女間の嫉妬を指します。
「悋気の火の玉」という落語の演目が有名かもしれません。余談ですが、私の一番好きな噺家は6代目三遊亭圓生師匠です。
ところで、「りっしんべん」に「吝」で悋。元々の意味も含めて考えると、自ら望む感情ではないものの、どうにも抑えたがい嫉妬というものの業が透けてみえるようでもあります。

詮方もない話でしたが、お付き合いの程ありがとうございました。
気の早いものであっという間に年の瀬です。ご自愛を。

(おゆみ野駅前校 渡邉)