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学歴に関係なく幸せになる条件

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

常識とは異なる勉強の現実についてお届けしています。

今回のデーマは
「学歴に関係なく幸せになる条件」
についてです。

最近、こんな話を耳にしました。
それは
「猫に生まれて来たのに、立派な犬になりなさいと言われて育つと、
 変な猫になってしまう。」
というのです。

つまり
「自分の人生を生きているかどうかが大切」
ということなのです。

そしてこのことは勉強の世界にも当てはまると思ったのです。
もともと他にいい面があった人でも、
勉強勉強と本当にやりたい訳でもないのに
周りの期待に応えようと自分を偽って頑張った結果、
周りも羨む高校、大学、会社に入り、いい暮らしができるように
なってしまうことがあります。

周りから見れば一見何の問題もないように見えます。
しかし、得られた物質的な豊かさと引きかえに、
常に優秀な成績、有能なビジネスマンでなければならない
という強迫観念にはまってしまうことがあるのです。

しかし人生は良い結果が得られることばかりではなく、
特にライバルができるとなおさらそうなので、
どこかで苦しくなってくる。
いくら他人のせいにしても状況は好転しない。
人生に満足が得られない。
何のために生きているんだろうと迷いに迷います。

アイデンティティの形成期に、他人の目や評価を気にし過ぎたり、
他人の期待に過度に応えようとしてやりすぎてしまうと
(素直で優秀な子ほど無意識にそこに落ち込んでしまうことがある)、
中年になってミッドライフクライシスという
死を意識するくらい苦しい思いすることがあるのですね。
(程度の差はあれ実際に8割が経験するといわれています)

子供たちが変な猫にならないためには、最低限我々大人が
「自分の軸を持って、自分の人生を生きていくということが最優先であり、
 手段として学歴やテストの成績があるのだ」
という点をはっきり意識していることが大切ではないかなと思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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今の大学入試は学力テストだけではない

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

常識とは異なる勉強の現実についてお届けしています。

今回のデーマは
「今の大学入試は学力テストだけではない」
です。

少子化により、大学は選ばなければ必ず入れる全入時代
にほぼ突入しています。
さらに、学校推薦や総合型選抜(旧AO入試)と呼ばれる
自分の強みを活かせる選抜が増えています。

もちろん学力は必要ですが、
大学の受け入れ方針(アドミッションポリシー)に合った
受験生を選びたいという意向から、過
去の探求的な課題への取り組み実績や、
面接、小論文、プレゼンテーションなどを中心に
選抜するスタイルです。

実際に国公立、私立含め600校近くの大学が取り入れており、
私立大学では半数以上が学校推薦と総合型選抜で占められます。
それをさらに増やそうとしています。

例えば早稲田大学では、募集定員の6割を
学力検査以外でとるという目標を掲げています。

偏差値教育への批判だけでなく、
社会全体で多様性が求められていることもあり、
高校では2022年から探求学習が必須となります。

入試においても、学力検査だけではない総合的な面を見る選抜方法は
これからも増えることでしょう。

ここで注意すべきことは、小論文や面接や
プレゼンのしかたはすぐに身につけることができる
のですが、本当の探求力や総合力を高めるには
従来ながらの受験対策では対応が難しいという点です。

受験対策として探求課題をやっただけか、
本当に好きで情熱的に取り組んできたかは、
あっさりと見破られてしまいます。

逆に、学校の勉強は嫌いだけれども、鉱石に魅入られている子や、
昆虫ばかり追いかけているような小学生は、
科学的なアプローチでその道を突き詰めていくことで、
過去には受験エリートしか入れなかったような難関大学で学ぶ道も
開けているといえるでしょう。

ですから、普段の指導の中で
強制して生徒に学習させようとするのではなく、
生徒に少しでも学問のおもしろさを伝えることを
意識して指導を行うようにしています。

(八千代緑が丘校 轟)

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勉強時間は長いほうがいいか?

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

常識とは異なる勉強の現実についてお届けしています。

今回は「勉強時間は長いほうがいいか?」です。

勉強時間が長いほうが当然成績につながる
と思われるかもしれません。
勉強時間の長い子のほうが、短い子よりも
成績はいい傾向はあるので、
あながちおかしいわけではありません。

しかし一方で、だらだら勉強や、単なる作業では
効果がないこともご存知のとおりです。

点数の高い生徒と、勉強時間のわりに点数の高くない生徒
との間には明確に違いがあります。
それは、勉強の目的意識と効率です。
ただ勉強時間が長いわけではなく、密度が濃いのです。

例えば、20分英単語を紙に書くことで、10個覚えられる
生徒がいるとします。
その生徒に「5分で覚えてみよう。その後テストするよ」
と言ってやってもらうと、あっさり10個覚えられます。

翌日に、前日にやった10個のテストをやり、
5分間新しい英単語を覚える、という形で反復すると
記憶の定着(長期記憶への移行)が進みます。

私たちは勤勉な国民性ということもあり、
とかく勉強時間に意識がいきがちです。
しかし、脳のしくみを理解すると、
勉強時間は極端に増やす必要がないのです。

誰しも集中力は長くは続かないものなので、
同じ結果を得るためならば、むしろスキマ時間を上手に使い、
集中力を上げ、短い時間でやるほうがいいのですね。

そして、これだけ覚えたら、これだけ理解して解けたら
今日の勉強は終わりであとは自由と、
勉強時間ではなく勉強内容を決めるといいでしょう。

その上で集中した5分を毎日続けられたら最高です。
学習計画を立ててやれればその日にやるべきことが明確なので、
さらに効率的、効果的です。

まず最初は勉強時間ではなく、集中力を研ぎ澄ませる方向に
意識をもっていってあげる。
長く机に向かっていたことではなく、
同じ量を覚えられたことを認めてあげる。

すると、勉強時間が増えた時に、
大きな結果が得られることでしょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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伸ばすとしたら、苦手科目か得意科目か?

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今日からは、『常識とは異なる勉強の現実』について
ご紹介していきたいと思います。

1つ目のテーマは
「伸ばすとしたら、苦手科目か得意科目か?」
です。

伸びしろがある分、苦手科目を伸ばすのがいい
という意見は根強いようですし、もちろん一理あります。
しかし人には感情があり、理屈だけでは
うまくいかないですよね。

さらに脳科学的、心理学的な面を考慮すると、
まずは得意科目を伸ばしたほうがいい
ということになります。

理由は、勉強時間に対する効果(投資対効果)の面です。
イヤイヤながら苦手科目の勉強をしても、
効果がそれほど得にくいものです。
そして勉強自体さらに嫌になることがあります。

一方、脳科学的には、好きなこと、得意なことであれば
効果は10倍です。
得意科目で点数を取る能力をつけ、感覚をつかむことで、
苦手科目にもいい影響があるという面(汎化という)
があります。

さらに、1科目でもいい点が取れていると、
他も頑張ろうという欲が出やすいものです。

このような理由で、まずは得意科目を頑張ることを
私はお勧めします。

もちろん、個々の性格や時期、現在の成績と志望校、
苦手科目の数によっては、苦手科目を伸ばしたほうがいい
場合もあります。

学習の進め方の戦略については、生徒と相談しながら
決めていきます。

受験に向けて、どうやって学習を進めていったら
いいのだろうと心配に感じてらっしゃる方がいれば
いつでも個別に相談会を実施させて頂きたいと思いますので
いつでもお問い合わせ下さい。

(八千代緑が丘校 轟)

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空白の時間がもたらす効用

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今日は「空白の時間」について書いてみたいと思います。

生徒から「日曜日は昼頃に起きて、
そこからダラダラしていたら、あっという間に夕方になった」
という話を聞くと、何という贅沢な時間の使い方
と思ったりします(笑)

親御さんから見ると、ダラダラしている時間があるなら
勉強して欲しいと思われるのではないでしょうか。

ただ、私はこのような「空白の時間」を経験するのは
ある意味、大切なことかもしれないと考えています。

特にやることがなく、ダラダラと時間を過ごしていると
「何かやりたくなる」という感情が芽生えるような気がするのです。
勉強でもなんでもいいからこの退屈を紛らわしたい
という気持ち。

実は、このボーっとする時間は脳科学的にも必要
であることがわかってきている様です。

何も考えることなくボーっとしているときに働く
「デフォルト・モード・ネットワーク」は、
脳のさまざまな領域を調整し、
情報や感情などを整理整頓するそうです。
その際は、脳自身は通常の20倍も活発に動いているそうです。

脳が整理されると、頭の回転も速くなり、
知識も覚えやすくなります。

常にダラダラと時間を過ごしていては
もったいないですが、
「あー、最近は疲れたなぁ」というときは
思い切って、スケジュールに白紙の時間を作り、
脳をアイドリングさせるのも良いかもしれません。
翌日は、普段よりも効率よく学習できるかも。

(八千代緑が丘校 轟)

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内発的動機付けを高めるためには Vol.2

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

昨日のブログで「自己決定感」について
DeciとRyanの研究の話題を書かせて頂きました。
本日は、昨日ご紹介していなかった内容の
続きを記載させて頂きたいと思います。

DeciとRyanは内発的動機にいたるプロセスについて
動機なしの段階から、内発的動機に至るまでの
4つのプロセスを提示しました。

ステップの段階が高くなる程、自己決定度が高くなります。

ステップ1:外的調整
 動機なし(amotivation)の状態からの第一段階です。
 これは、完全に外的な報酬や罰によって何かを行う段階です。
 子どもが「宿題を提出しないと学校の先生に怒られるからやる」
 などがこのケースに当たります。

ステップ2:取り入れ調整
 第二段階は、「取り入れ調整」です。
 これは、罪悪感や不安を感じないためやプライドのために
 何かを行うことです。
 例えば、「優等生だと思われたいから、遅刻をしない」
 などがこれに当たります。

ステップ3:同一化的調整
 第三段階は「同一化的調整」です。
 これは自分自身で必要と思うから何かを行うことです。
 例えば、「志望校に合格するためには、今から塾に通って学習しよう」
 と自分の判断で塾にいく場合などがこれに当たります。

ステップ4:統合的調整
 第四段階は「統合的調整」です。
 これは、その行動の価値を認め、さらに、その行動が
 自己の他の側面とも統合することです。
 同じ「塾に行く」であっても、「志望校に合格するため」という
 直接の目的だけではなく、例えば「私は将来、エンジニアになりたい」
 という人生の目標があり、その目標(=自己の他の側面)とも
 その「塾に行く」が関係していると考えている場合です。

学習内容によっても、上記のステップのどれに相当するかは
変わってくると思います。

私自身の高校生の頃を振り返りますと、
学校から出された課題はステップ1でした。

私も含めて、多くの人が、他社から一方的に与えられた課題に
取り組むというのは、モチベーションが上がりづらいもの
だと思います。

だから、そもそも、何を目標として日々の学習に取り組むのか、
そして、具体的に何をするのかということを、自分自身で決める
あるいは、一人では決められない場合は、相談をしながら、
あくまでも最後は自分で決めて、それに取り組んでいく
ということが、日々の学習に対しても、モチベーションを
もって取り組んでいけるコツだと思います。

p.s.
学校の課題の話を挙げましたが、
野球のイチローさんが、子供に
「なんで学校の宿題ってあるんですか?」
と質問をされたときの答えに、
私は「なるほど」と思いました。

イチローさんは「大人になったら、やりたくないことにも
取り組む必要が出てくる。そのためのトレーニングに
なるかもしれない。」といった趣旨のことをおっしゃって
いました。

ですから、自分で決めた課題でなかったとしても
将来のための学びになるようです。

(八千代緑が丘校 轟)

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内発的動機付けを高めるためには Vol.1

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

ブログでは校舎の様子の他にも
自ら学ぶ力につながる勉強法や、
学習に関する様々な話題もさせて頂きたいと思います。

今回は「自己決定感」についてご紹介します。
「自己決定感」とは、ある行動が他者によって
決定されたものではなく、自分自身の決定
によるものであると認知することです。

1980年~1990年代はモチベーションに至るプロセスや
学習段階別の動機づけなど、モチベーションが
多角的に研究されるようになりました。

例えば、社会心理学の分野では1985年、DeciとRyanが
「自己決定理論(Self-Determination Theory)」
を提唱しました。

DeciとRyanは、どうすれば、人が外からやらされるのではなく、
自分が興味、やりがい、楽しみをもって何かをするような
内発的動機付け(intrinsic motivation)につながるかを考え、
内発的動機付けの概念を発展させました。

DeciとRyanは内発的動機付けには、
以下の3つを満たす必要があると考えました。

①能力(competence)
 自分の能力を発揮していること
②関係性(Relatedness)
 他者とつながっていること
③自律性(autonomy)
 自己の行動を自分で決め、自分自身で一貫していること

特に、自律性を重視し、自分で決定したという気持ちが
強い場合は、動機付けも強くなる
といいました。

つまり、行動に対する自己決定性の高さが
学業成績やパフォーマンス、精神的健康等に
影響を及ぼすとのことです。

私たち、誉田進学塾は、生徒たいに一方的に
学習計画を押し付けるのではなく、
目標や学習計画を決める際などに、
自分で考え、決めるようにサポートしています。

もちろん、目標や学習計画の立て方がわからない
ときは、その考え方ややり方は教えます。

すると最初は多くの生徒が慣れていない分、
少し戸惑ったり、考えるのに時間がかかったりします。
しかし、徐々に自分で工夫していき、段々と自分なりの
コツをつかみ、自分で考えて目標や学習計画を
立てられるようになります。
その成長がすごいのです。

これは、休憩時のゲームの時間を制限する時などにも使えます。
自分で運用ルールを考えて決めさせるというものです。
注意点の一つは、なぜ制限するのかという理由も
きちんと説明するということです。

自分では案が思いつかない、決定できないようであれば、
3つくらいの選択肢を提示して選んでもらうのも
いいかもしれません。

(八千代緑が丘校 轟)

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デジタル時代の落とし穴

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

昨日のブログでは、脳は経験や知識の蓄積によって
成長していくということを書かせて頂きました。

経験や知識は脳の中で熟成され、やがて知恵となります。
経験や知識は、必ずしも自分が体験したことでなくてもよくて、
本を読んだりして他人の経験から学ぶこともできます。
人間は知識を共有することができるのです。

デジタル化が進んだ現代では、インターネット検索で
欲しい情報がすぐ手に入り、とても便利ですが、
人間の「知恵」となりうるかというと注意が必要です。

というのも、最新の脳科学の研究によりますと、
インターネットで瞬時に得られた回答は、
脳がもともと自分の知識であったかのように
勘違いしやすい
のだそうなのです。

脳の中では、外部から借用した知恵と
自部の中で熟成した知恵との境界線が曖昧に
なっていることに気が付いていません。
その結果、自分を課題評価してしまうわけです。

人間の知恵は、時間をかけて自ら学ぶことで
熟成されていきます。

しかし、インターネット上にある情報や知識は
フリーズしたままで熟成されることはありません。
知恵を生み出すのは人間の脳の中だけなのです。

ですから、インターネットを通して今や欲しい情報を
瞬時に得られるため、とても便利ではありますが、
そこで得た情報は借用した知識にすぎない
ということも頭の入れておくと良いかもしれません。

(八千代緑が丘校 轟)

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経験から学ぶ

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こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

記憶には「暗記」による記憶と
「経験」で身に付く記憶(ノウハウの記憶)
の2種類があります。

ノウハウの記憶は、脳の「線条体」という部位で
学習しますが、良い経験をたくさんしていると、
線条体が活発に活動し、瞬時の判断力、
つまり「直感」が働くようになります。

ですから、経験はたくさんした方がいいのですが、
一方で、よくない経験を積み重ねてしまうと、
変なノウハウが身に付いてしまいます。
自己流でゴルフのスイングを練習して変な癖がついて
しまうと、なかなか直すことが難しいのと同じです。

もう一つ経験のことをいうと、
目利きの骨董屋さんは、見た瞬間に本物か贋作かが
直感でわかるようです。
そういう人は小さい頃から骨董が好きで、自分の目で見て
触るという経験をしています。
たくさんの本物、いいものを実際に見ているわけです。
しかも、いいものだけではなく、ダメなものもたくさん
見ていることが重要です。
失敗も含めて、幅広い経験や知識を積み重ね、
自分自身で何が良いかを判断していくことによって、
正しい直感が働くようになるのです。

失敗することも大事だとはいっても、
同じ失敗を繰り返すのではなく、
多用な失敗を経験することが大事です。
なぜなら、脳は消去法のようにして
正しい方法を見つけ出すからです。

ネズミに迷路を解かせる実験では、
いきなり正しいルートでゴールしてしまう
ネズミよりも、失敗を繰り返し、思考錯誤しながら
ゴールにたどり着いたネズミの方が学習能力が
高くなります。

また、分かれ道にきた時に、どちらに行くかを
すぐに決めてしまうネズミよりも、
「この前、ここで失敗したから、今度はこっちに
 行ってみよう」と熟慮するネズミの方が、
最終的に成績がよくなる
のです。

これらのことを踏まえますと、
学びというのは、失敗も含めて
試行錯誤することによって得るたくさんの
経験が大切なようです。

(八千代緑が丘校 轟)

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GAFAで数学専攻の優れた学生が引っ張りだこ

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八千代緑が丘校の轟です。

学部選択の際に、
「理学部よりも工学部の方が就職に
有利なのだろうか?」
という疑問を持たれる方は少なくありません。

そんな疑問を持つ方に参考として
共有させて頂きたい記事が↓。

記事のタイトル
 GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。
 純粋数学はもう「ポケットに入っている」
 https://forbesjapan.com/articles/detail/47918

興味深い事実があります。
それは、「GAFAを始めとする米国のビッグテック各社が、
数学専攻の優れた学生を積極的に採用している。」

ということです。

実社会に活用されている数学の応用例は沢山ありますが
例えば、私たちが普段使っているICカード。
電子決済の際のセキュリティーの技術には
「楕円曲線暗号」(1985年に発明された公開鍵暗号の
デファクトスタンダード、RSA 暗号に比べて「短い」鍵で
同等の安全性を提供できる暗号形態)が応用されています。

「フェルマーの最終定理」をアンドリュー・ワイルズが証明する上で、
谷山・志村予想の一部を解決したことは有名ですが、
その谷山・志村予想は、「すべての有理数体上に定義された
楕円曲線はモジュラーである」という、
「楕円曲線」の考え方にもとづく主張なのです。

このことを踏まえて考えると、理学部数学科で純粋数学を学び
将来はそれを活かして実社会に応用させるのも手だと
考えるとワクワクしますね。

ただし、ここでひとつ注意しなければならないことがあると
加藤は言います。
純粋数学を勉強してさえいれば応用スキルも自然に身につく、
いずれ社会に出て実装することができる、というわけではない

ということです。

純粋な数学を実社会に応用するためには「別のスキル」が必要
だとのことです。
その別スキルとは、純粋数学のリテラシーを実社会に応用しようとする
「発想力」や技術
と言ってよいでしょう。
先ほどの「楕円曲線暗号」の理論も、実際にICカードに実装するためには、
別のテクニカルな問題をクリアする必要があります。

数学者が産業界で本当に活躍するには、「純粋数学のリテラシー」と
「応用のための発想」の両方を備える必要がある
のです。

「だからこそ、数学理論を「応用に落とし込む」視点をもった研究者は、
 今後ますます必要になるでしょうね。
 GAFAが採用しようとしているのは、そういった人材なのかもしれません。」
と加藤先生は言っています。

2021年度入試から始まった共通テストの
問題作成の基本的な考え方として
高等学校教育の成果として身に付けた
大学教育の基礎力となる
知識・技能や思考力,判断力,
表現力等
を問う問題作成ということと
学習の過程を意識した問題の場面設定を重視する
ということが明記されています。
将来を見据えた際に大学受験の準備の段階においても、
実社会の数学を応用させる思考の訓練が必要ということなのかも
しれません。
このように捉えると、大学受験の準備というのは
単なる大学に合格するためだけの手段なのではなく
将来に向けた必要な学びですね。

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