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建学の精神から見る「大学」

先日、朝の連続ドラマで早稲田大学応援歌「紺碧の空」が
完成するまでのエピソードが放映されました。
ストーリーは事実とは異なるようですが、大筋はドラマの通りだそうです。

早稲田や慶應のように、だれもが知る伝統的な応援歌がある大学には
誰しも憧れるのではないでしょうか。
私も母校の大学校歌が歌えます。
箱根駅伝などで時々耳にすると、とても懐かしくなります。

さて、象徴的な応援歌も素晴らしいですが、
大学には建学の精神や理念があります。
大学によっては憲章と表現することもあります。
ホームページをみると必ず掲載されています。
私は建学の精神や理念が、
その大学の研究や教育の特徴をダイレクトに表現しているように思います。

いくつかの大学を調べてみました。

千葉大学
「つねに、より高き者をめざして」
千葉大の挑戦を続ける活発な姿勢や、全学生の留学を必須とするなど、
近年のグローバル教育の促進につながっているように感じます。

明治大学
「権利自由、独立自治」
-使命-
「世界へ-『個』を強め、世界をつなぎ、未来へ-」
「知の創造と人材の育成を通し、自由で平和、豊かな社会を実現する」
自由で活発な明治大学の学生のイメージと、一致しているように思えます。

東京理科大学
「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」
理系の人材育成に長けている理科大らしい言葉です。

法政大学
「自由を生き抜く実践知」
より実践的な研究や教育を行っていくという姿勢が見られます。
最近の就職実績の良さなどはこういうところに起因しているのかもしれません。

新型コロナの影響でオープンキャンパスの見通しも立たないなか、
大学選びをどうすればよいかと相談を受けることも多くなりました。
直接大学を訪れることができなくても、その大学の理念を調べ、
その大学に通う学生の様子を見ていると、伝わってくるものもあるのではないでしょうか。

幸い、誉田進学塾には卒塾生である皆さんの先輩のチューターがたくさん所属しています。彼らを通して、大学を見るというのも、ひとつの手段です。

いよいよ明日から6月。
新型コロナ感染拡大の対策を徹底しつつ、
校舎は通常の開校時間となり、校舎で勉強することも可能です。
徐々にですが、チューターの勤務も再開されますので、
ぜひ積極的に話しかけてみてください。

(土気駅北口校 呉屋)