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英語の多義性

皆さん "cake" と言えば何のことかわかりますか?
馬鹿にするなと怒られそうですが、皆さんも大好きなあの「ケーキ」
のことですよね。

・ケーキと言えば食べられる
・ケーキと言えば甘くておいしい
・ケーキと言えばやわらかい
・ケーキと言えば・・・

いろんな連想ができます。
しかしながら、思いもかけないところに落とし穴があるものです。

たとえば「蝶」はフランス語では "papillon" ですが、
同時に「蛾」も意味します。

日本人にとって蝶と蛾は別物ですがフランス人とは事物の分節の様式が
異なることに注意しなければなりません。直訳とはそういった多義性の
捨象でもあるのです。

では本題の "cake" に戻りますが、
実は「一定の形をもった固まり」のことも意味します。

だとすると、皆さんが大好きな「ケーキ」もネイティブスピーカーに
とっては「一定の形をもった固まり」の一つにすぎないというわけです。

『んなこと言ったって "cake" は「ケーキ」だろ』って必ずしも言えない
場合があるのは "soap" を数える時に生じます。

"a cake of soap" ひとつの石鹸。

石鹸なんて
・食べられない
・甘くない、むしろ不味い
・やわらかくない

かように石鹸を数える時に "cake" を使うなんて違和感ありありですが、
「一定の形をもった固まり」と言われると「そうなのかぁ」とうなずく
ほかないですよね。

多義性に敏感になると入試問題にも手応えを覚えるようになりますよ。

(土気駅北口校 根田)

大学受験部で中学生も頑張っています!

私たち誉田進学塾グループは小中高一貫体制での指導を行っています。

2月12日(水)は千葉県の公立高校前期入試が行われます。
日曜日は高校受験の教室がお休みのため、
受験期には大学受験部の校舎に中学生の受験生たちが自習に来ています。

今日は入試直前ということもあり、
たくさんの中3受験生が勉強しに来ました。
(本日の中3自習室の様子)
ファイル 2160-1.jpg

首都圏の私立大学入試が始まっていることもあり、
ほとんどの高3受験生は受験で不在。
高校生の受験生よりも中学生の受験生が多いという、
逆転現象が起こっています!

誉田進学塾の大学受験部にいる生徒の多くは、
誉田進学塾の中学部の出身。
先輩たちが勉強している横で、後輩たちも勉強します。

「先輩が毎日塾で勉強していたから、自分も頑張ろうと思えた。」
生徒たちがよく話していることばです。

何にも代えがたいお手本が身近にあるということは
本当に幸せだなと感じます。

こういう素晴らしい文化は、永遠に引き継いでいかなければ!

(大学受験部 呉屋)

集中力を維持する

スマートホン1台で調べものや計算、タスクの管理、ゲームやおしゃべり
など様々なことができるようになりました。重たい辞書を持って行ったり
しなくて良いというのも隔世の感があります。デジタルネイティブな皆さん
からすると、何を当たり前のことを言っているんだと思われるでしょう。

いつでもどこでも便利に利用できるということは、裏を返すとスマホに縛られる
生活様式に変わってしまったということでもあります。偉そうなことを
言っていますが、かく言う私もスマホに縛られている一人です。

前置きが長くなりましたが、何となくスマホが気になって勉強に集中できなく
なるという経験は皆さんもお持ちかと思われます。ちょっと見るだけのつもりが
いつの間にか30分以上無駄にしてしまったということも。

本日の提言は学習をするにあたって、スマホを使用する時間を決めておくこと
が重要だということです。特に高校2年ともなると学校生活も充実して
活発にスマホを利用する機会が増えていることでしょう。しかし学習の山場を
迎えるのも高校2年という時期でもあります。貴重な時間は集中して有意義に
使いたいものですよね。

東進衛星予備校では映像授業は90分と決まっているので、次にスマホを操作
するのは90分後と決めて休憩中に使用することを容易に習慣づけることができます。

しかし、肌身離さず持っているとつい使用してしまうのも人情というもの。
誉田進学塾premium高校部では学習スペースへのスマホの持ち込みは
原則禁止しております。自分ではなかなか勉強に集中する環境を維持
できないという方は、ぜひ特別招待講習でこの学習環境を体験してみるのは
いかがでしょうか。

(土気駅北口校 根田)

英文読解について

英語の文章を読んでいるとわからない単語が出てくると思います。
こんな時みなさんはどうしているでしょうか。

①読むことをあきらめてしまう。
 →これは多分少数派でしょう。

②わからない単語が含まれている文章は飛ばしてわかる部分だけ読む。
 →虫食い状態の読解ですが、頑張ってますね。

③わからない文章は前後の文脈で類推する。
 →読解力をフル活用して果敢にチャレンジしています。

ぜひとも③で行きたいものです。これまでいくつもの受講をこなして
来ても単語・熟語は必ずしも完璧とはいきません。試験を途中であきらめて
しまったり、集中力が途切れたりしないためにも英語は単語・熟語・文法事項
の修得だけが決め手ではなく、読解力そのものが試されているものだと
発想を転換させることも重要になってきます。

まだ第1回共通テスト本試験まで時間はあるので基礎を固めるとともに
多くの文章を読んで文脈からの類推テクニックも鍛えていきましょう。
ただし、わからなかった単語などは必ず自分で調べる癖もつけておかないと
真の実力は身につきませんよ。
緻密さとおおらかさのバランスが英文読解のコツ。

(土気駅北口校 根田)

歴史の学習

世界史や日本史は範囲が広くて覚えることも多岐にわたり、
なかなか全てを覚えるのは困難です。

歴史が好きな生徒は困難を感じませんが、興味がない生徒にとっては一苦労。
アプローチを変えてみると少し興味がもてるかもしれません。

一人ひとりのプレイヤーには重きを
置かずにプレイヤーが意味を持つのは全体の連関によって定まると
する方法論があります。囲碁は個別の石が重要な意味を持つのではなく、
全体の配置によって意味が生じて来ることをイメージしてください。

たとえば信長という人物も近世という全体から眺めて見たときに違う様相が浮かびあがります。
①貨幣経済の浸透に伴う封土の流質
②封建的権威の失墜による権力のデファクト支配
③畿内の生産力の増大が流通の制約から解放を求めている事情
④鉄砲

物質的条件の変化が人々のものの見方や社会構造まで変化させるもの
であり、このような布置の中で信長という一つの項が浮かぶわけです。

ともすれば一問一答的に言葉を覚えても関連がわからないから意味を
理解できない。無味乾燥な知識だけが積みあがって教養として結実しない
なんてことになってしまってもつまらないですよね。

一つの知識について、それが全体に占める位置価を考えていくと
覚えやすくなるし、歴史の記述問題も解答できるようになっていきますよ。

(土気駅北口校 根田)

まずはやってみよう

人は誰しも準備をしてから試験に臨みたいもの。
やはり模擬試験や大学の過去問に取り組むからには良い点が取りたい。
なるほど悪い点になるのがわかっていて受けたくないというのも理解できます。

でも考えてほしいのは、模擬試験や大学の過去問は良い点を取ることが
すべてなんでしょうか?良い点が取りたいからと言って避けていては
いつまで経っても取り組まないことにもなりかねません。

まずは取り組んでみましょう。過去問や模試は自分の弱点を見出して
それらを潰していくのが目的のものです。むしろ間違いが多いほど取り組んだ
甲斐があるというもの。発想の転換が重要になります!

新高3のみなさん、エンド講座が終わったらすぐさま取り組みましょう。
最初の内は点数が悪くてナンボの世界です。

過去問をやればやるほど合格可能性は飛躍的に高まります。
先輩方の残してくれた膨大なデータから確立された学習法です。

(土気駅北口校 根田)

受験準備。高校2年生

幕僚勤務の中でも重要な作戦の立案において重要なことは「自らの思惑を相手方に強制する」側に回ることです。だとすれば、相手の思惑の範囲内で動いている時点で既に負けということですよね。

で、・・・これ何の話なの?

もちろん戦術のお話ではなく、スケジュール感を持って能動的に動きましょうということが今回のテーマです。

高2生は12/1からは受験生。いよいよ成果を求められる段階に突入します。ところで皆さんは志望校のことをどれだけ調べているでしょうか。

今年度にてセンター試験は廃止となりますので、今年度の内容が来年度の入試に直接妥当するともかぎりません。しかし傾向を把握するのは必ずしも無駄な作業ではないのです。それというのも自らの志望校はセンター高配点型か二次高配点型かで学習の質も方法も全く異なります。いきなり例年の配点を全く異なるものに変更しない限りは十分今後の学習指針ともなります。私立大入試にいたっては傾斜配点が存在し、得意科目を軸にした学習をする等の戦術だってあり得ます。

つまるところ無手勝流で臨んでは勝てる勝負だって勝てないということです。

12月を迎えるにあたって、皆さんの先輩方は併願作戦を計画することになりますが、私立大には各種の入試方式があるため最善か次善の選択肢を探すことになります。早くから入試を見据えた計画を進めていなければ、その時に慌てても時すでに遅しなんてことにもなりかねません。

さっそく今日から情報を集めましょう。そのための相談にも乗りますので気軽に声をかけてください。

(土気駅北口校 根田)

受験を意識する

皆さん模擬試験はうまく活用されているでしょうか。
漫然と受験して結果を見て忘却の淵へではもったいない。

これから受験に向かわんとする高2生の皆さんはもっと模擬試験を
有効に活用せねばなりません。バランスの悪い勉強をしていませんか?

今回お伝えしたいことは苦手科目をフィーチャーしようというファンクなお話。

なるほど得意科目があるに越したことはありませんが、皆さんのポテンシャルは
その模擬試験で得点できなかった科目にこそあると考えてください。

苦手意識があれば手をつけたくなくなるのも人情。かく言う私にも身に覚えの
ある話です。自分で言っておいて耳が痛くなります。

東進模試では志望校のC判定(合格率50%)まで不足している点数が表示され
ます。不足分を何かで埋め合わせなければ絶対に合格できません。
得意科目を伸ばして埋めることは至難の業ですが、伸び代の大きい苦手科目で
埋めていくのが手っ取り早いといえます。

そこで確認してほしいのが、苦手科目で偏差値50を切っている場合にはまず
偏差値50まで引き上げることを目標としてください。また、苦手科目の中身を
検討すると苦手科目の中でも得点できていない単元があるはずです。
そのような科目は基本基礎を押さえていないが故の誤答があるものです。
そのような個所をつぶすだけでも平均まで持ち上げることはできます。
皆さんも学習効率を考えた勉強法を心掛けていきましょう。

(土気駅北口校 根田)

高2生ホームルーム

今日の高2生ホームルームでは、
先日の難関大学受験研究会の振り返りで、
受験生の学習で一番大切な「勝利の方程式」を理解するための
大学入試制度の紹介を行いました。

ご存じのとおり、現在の高2生から入試制度が大きく変わり、
センター試験に代わる新テスト、大学入学共通テストが施行されます。
翌週は大学入試状況について話をします。
そして厳しさを増す入試状況のなか、
どのように大学入試を乗り越えていくのか
最後の「勝利の方程式」の内容を共有するまで
3週にかけてしっかりお伝えしていきます。

また10/27に行われた全国統一高校生テストの
成績優秀者の表彰を行いました。
高2生は共通テストの形式にあわせて実施されました。
新しい入試制度に向けて、準備を着実に進めています。

12月から現高2生は受験生となります。
受験学年として学習の方針に迷いが出ないように
校舎一丸となって全力でサポートしていきます。
(土気駅北口校 島)

常に前を目指して

今日は高2生のホームルームを行いました。
毎週1回、同じ学年同士で集まって
最新の大学情報を共有したり、学習計画を立てたり
頑張っている生徒の表彰などを行っています。

ファイル 2106-1.jpg

全国統一高校生テストも終わり、当日実施者には
成績帳票を返却しました。自分ができなかったところは
しっかり見直して次のセンター本番に向けて
また着実に力をつけていってほしいと思います。

さらに定期的に紹介しているチューター紹介。
現役大学生であるチューターさんの1週間の大学生活を紹介しました。
具体的な大学のイメージがつかめてくると
学習のモチベーションにつながっていきます。

高2生のなかには修学旅行を控えている生徒もいましたが
しっかりその前後で学習計画を立てていました。
素晴らしい心構えですね!

つねに先を見据えて学習していってもらいたいと思います。
受験生モードで学習できるように
校舎スタッフ一同、全力でサポートしていきます!

(土気駅北口校 島)