蒸し暑さが増してきました。
先週も暑い日は多かったですが、今週は湿度も高く、不快指数が高いようです。
「暑い…」と言いながら校舎に入ってくる生徒が、多くなってきました。
さて、校舎では定期試験対策が本格化しています。
早い高校では6月末から定期試験が始まりますね。
遅れて始まった高校生活、1回目の大きなテストということで、
緊張して準備している生徒たちの姿も見られます。
中には、「高1の1学期の成績はこれでほぼ決まる」と学校から言われたという生徒もいて、
周りよりも早めに対策を開始した生徒もいます。
定期試験対策と言っても、何をすればよいのか?
分からない高1生は少なくありません。
中学生のころは様々な出版社から出ている教科書対応のワークがあり、
テスト範囲の問題練習をたくさんやることが主な対策方法でしたが、
高校の教科書に対応した問題集というものは種類が無く、
科目数も多い、学校の先生のアレンジも多い、ということで、
何に手を付けてよいか分からなくなりがちです。
おゆみ野駅前校で行っている、定期試験対策指導について書いてみます。
ポイントは大きく2つ。
まず第一に、「学校の授業内容に日ごろから追いついていくこと」が一番楽な対策方法だと指導しています。
授業でわからないことがあったらその日のうちに塾で質問して解決する。
次の授業もまたわからない、という悪循環を作らないことです。
特に数学は、塾の講座で予習してきているので、学校の授業が分からない、という声は聴かれません。
むしろ、物理や化学などが難しい、分からない、という声が多く、毎日のように質問を受けます。
(質問に来るのが早い人も遅い人もいます…)
もうひとつは「問題練習を十分やること」です。
範囲と分かっている問題について、学校の問題集・塾の講座・塾に置いてある問題集などを使って、2周、3周とやる。
やる問題の種類が少なければ、同じ問題でも構いません。
ひとつの問題を覚えるまでやる方が、定着します。
その際、数学などは過程をちゃんと書きながら「導き方」を覚えること。
計算ミスをどこでしやすいのか見つけるためにも、反復練習は有効です。
こうした勉強は、実は将来の大学受験勉強にもつながっています。
入試に向けた必要な科目に絞って、より深く知識と理解を深めていく。
高校の勉強は中学までと違い、理解と定着に時間がかかります。
その分、急場しのぎの勉強ではなく、日ごろから少しずつ積み重ねていくことを、
今のうちから身に付けてほしいと思います。
(おゆみ野駅前校 小林)