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【傾向と対策】早稲田大学 法学部 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の日本史の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:23.955 (59.9%)
2023年:22.932 (57.3%)
2022年:22.598 (56.5%)
(配点は40点です。)

法学部の日本史は試験時間が60分で
問題数は40問程度なので、
比較的、時間にゆとりを持って解くことが
できます。時間切れになることはほぼありません。

出題パターンとしては選択問題と記述問題に
分かれていますが、どちらかというと
選択問題の方がちょっと多いぐらいだと思います。

合格するためには、記述力をつけていく必要があります。

内容については大問4題構成で、バランスよく
出題されてるように見えますが、どちらかというと
原始古代よりも近代や現代の方に重点が置かれています。

法学部を攻略したい人は近現代に命をかけてください。

現代史あたりが相当突っ込んで勉強しないと
手も出ないと思います。

例えば、2022年だと日米関係について現代史で
細かく聞かれています。
新しい日米安保体制のところまで抑えといてください。


では、ここから、対策についてお伝えしたいと思います。
□難易度は高いが、基本事項を教科書でおさえる
欄外の注や図表とその説明にも注意し十分に理解する。
事項の関連性・歴史の流れをつかみ、史実を理解する。

□歴史用語や人命が正確に書けることも合否のポイント

□近現代史が最重点の時代となる
政治・外交・社会経済の分野別に整理する。
戦後史は内閣ごとに重要事項を整理する。
現代の時事問題との関連で出題されることもあるので
関心を持つこと。

□正誤判定も合否のポイントとなるので十分な演習を行う

□史料問題も合否のポイントとなる。史料を読み取る力をつける
『詳説日本史史料集』(山川出版社)掲載史料の出題も多いので
十分に活用する

ファイル 4383-1.png
著者 :笹山晴生、 五味文彦、吉田伸之、鳥海靖
出版社:山川出版社

□基礎をおさえて8割を取る
法学部の日本史は、教科書しっかり理解していれば
8割以上得点できるはずです。
まずは教科書の基本をしっかり押さえることが大切です。
本文だけでなく、欄外の注釈や写真・図版にも隈なく目を通し、
基本を徹底的に習得してください。

□残り2割は教科書以外の勉強法が必要
早稲田の法学部の日本史の残りの約2割は非常に難しい内容です。
高得点を狙うのであれば、教科書レベルを超えた対策が必要になってきます。

また、教科書に載っている用語や事件内容を答えさせるにしても、
ひねった問い方をしてくるため、簡単に正解できるというわけではありません。
過去問対策をして、早稲田大学法学部の傾向に慣れることが必要です。
また、参考書に『日本史リブレット』シリーズ(山川出版社)などを用いると、
教科書の理解をさらに深めることができるので、難問を解くにも良い対策になります。

ファイル 4383-2.png ファイル 4383-3.png

また、難問に見える問題も問題文や選択肢にヒントが隠されていることがあります。
よく問題を読み込みましょう。

□戦後史の対策も忘れない
早稲田の法学部の日本史で、近現代史の出題比率が高いのは、
前述の通りですが、なかでも戦後史は要注意です。
戦後史は、教科書で割かれている分量も少ない上に、
学校の授業でもあまり扱わない範囲でもあるため、手薄になりがちです。

しかし、早稲田大学法学部の問題では、かなり細かい内容まで
出題されるので、戦後史はできるだけ早い段階で、
隈なく学習しておく必要があります。

この辺りは、重要な歴史事項や用語がたくさん出てきます。
時間をかけてじっくり取り組むようにしましょう。

□早稲田の沿革・理念も押さえておく
また、早稲田大学法学部で特徴的なのは、
早稲田大学出身者や大学の沿革・建学理念に関わる出題が
見られることです。
斎藤隆夫、石橋湛山などの早稲田大学出身者、
創立者の大隈重信については、念のために細かく押さえておいた方が
良いでしょう。

□史料集だけでなく、本物の史料も見る
早稲田の法学部の日本史は、史料問題が頻出のため、
史料問題の対策が必要です。
『詳説 日本史史料集』は、必ず目を通して下さい。

ただ、史料集を1冊仕上げた程度では、十分な対策とは言えません。
個人の日記や自伝などが引用されることも多いため、
多くの史料を読みこなしていたとしても、
未見史料にあたる可能性は大いにあります。

ですから、未見史料であっても、史料を読みこなせるような
史料読解の学習は必要不可欠です。

早稲田大学法学部の史料読解の対策としては、
近現代の多くの史料を読んでみることをおすすめします。
未見史料といっても、近現代から出題されることが多いので、
古文の読解ほど難しいことはありません。

多くの近現代史料を読みこなすことで、言い回しや
表記の仕方を理解できるようになります。
焦らず、じっくり取り組んでいきましょう。


あとは、過去問と、早稲田対策の問題集を
解きまくって、対策をしていきましょう!

早稲田の日本史[第9版]
ファイル 4383-4.png
出版社:教学社


早稲田大学入試対策用日本史問題集
ファイル 4383-5.png
出版社:山川出版社

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 法学部 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の国語の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:27.605 (55.2%)
2023年:23.613 (47.3%)
2022年:27.268 (54.5%)
(配点は50点です。)

大問は4題からなり、大問1は古文、大問2は漢文で
大問3・4が現代文となっています。

□現代文
法学部の国語は非常に難易度の高い問題が出題されるのが
特徴です。
抽象的で難解な語彙を使っている文章が多く、
完璧に理解し解答するのは困難
です。

□古文
随筆や日記など幅広いジャンルから出題されており、
特定の時代の作品に偏るといったこともありません。
古文の文法と単語の学習をコツコツ積み重ねて、
文章の意味を理解できるようになっておきましょう。

□漢文
法学部の国語の中でしっかり得点をとりたいのが漢文です。
漢文の勉強はどうしても後回しにしがちですが、
法学部の漢文は標準的な知識を問われることがほとんどです。
特に漢詩の出題が頻出なので、基礎知識は持っておいてください。

<出題量と時間配分>
問題文の文章量は、現代文2題合わせて8000字程度と、
他校と比較して標準的と言えます(2024年度は約7600字)。
古文は1000字強(2024年度は約1300字)で、
漢文が200字ほどです(2024年度は約250字)。
90分の試験時間なので、先に古典を30分弱で仕上げ、
長文説明記述のある現代文に60分強の時間を割いて

しっかりと解いていくことにします。

<出題形式>
大問4題が定着しています。
大問(一)は古文。
小問は7~8問程度(解答数もほぼ同じ)。
2024年度は7問で7です。

大問(二)が漢文。
小問は4~5問(解答数も同じ)。
2024年度は5問で5です。

大問(三)と大問(四)は現代文で。
小問は各5~8問程度(解答数は計14~17ほど)です。

2024年度は、大問(三)が8問で9、
大問(四)は5問で5となっています。
例年、最後の大問の最終小問に、
長文説明記述が待ち構えています。

<解答形式>
マーク方式と記述式が混在しています。
マーク方式では「傍線部内容説明」「理由説明」や
「空所補充」「内容合致」「脱文挿入」などが出題されます。
記述式では「漢字の書きとり」や「古典常識」の「事項記述」等が
問われています。

そして、「説明記述」は現代文の最後に例年、
「120~180字以内指定」の問題文全体を踏まえた上での
「傍線部内容説明記述」
が出題され、
法学部国語の最大の特徴となっています。

<攻略するための勉強法>
【知識】
直接的な出題はほぼ「漢字の書きとり」だけですが、
法学部特有の硬質な本文内容を理解し咀嚼する為には、
難解な語句や頻出テーマに関する「キーワード」を読み解く知識が
当然必要
となります。

そこで、先ずは「己が実力」を把握することが重要です。
「大学入学共通テスト」の漢字問題(要は同音異字、同訓異字の判別)が
ひとつの目安
となります。
「センター試験」も含めて最低10年分以上の過去問をこなしてみます。

その結果次第で、具体的な学習を進めていくのです。
尚、以下のサイトは「漢字問題」だけがまとめられていて便利です。
http://www.kanjijiten.net/center/index.html

【解法】
「論説文(評論文)」に特有の「解法」。
そして、全てに共通する「解法」。
それらを体系的に理解し定着させて、応用するために肝要なのは
復習の仕方です。

「考え方のプロセス」をトレースすることが必須で、
特に「間違った問題」が重要になります。

誤ってしまった「分岐点」をしっかりと確認しておくのです。
さらに、いくつもの練習問題や過去問を通じて、
同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけてください。
それが「解法」となります。
尚、「具体的解法」については、既に東進の現代文の授業で身に付いている
と思いますが、必要に応じて再受講してみて下さい。

<説明記述>
法学部の合否を左右する最後の難関が「長文説明記述」
(「記述」というより「論述」問題)です。

「120~180字以内指定」で、以前より「記述力重視」の傾向が強まっています。
「思考力・判断力・表現力」が明白に問われているのです。

正否の分かれ目となる「最重要な要素」を「文末」として、
他に「必要な要素」を積み上げていく手法を
完璧にマスターすることが肝要
になります。

「内容」から必要度の優先順位を特定し、優先度の高いものから
積み上げていく必要があります。
各「要素」を20~30字程度でまとめられるように徹底的に練習しましょう。
「120~180字」という字数指定なので、4~7つ程度の「要素」で
まとめることに慣れることが重要です。

また、150~200字程度の「要約」を数多くこなすことが
いい練習になります。

<古典>
古文は古文単語を完全に定着させた上で、
文法を徹底的に習得することが肝要になります。

特に、助動詞、助詞の意味・用法・接続、
そして敬語は完全に定着させることが必須
です。

その上で、多様な分野の文章に触れ、
人物関係に注意して読み解く練習を重ねることです。

さらに、歴史的背景、和歌修辞等の古典常識の習得も必須になります。

漢文は文の構造、句法などの基礎知識を習得した上で、
漢文の背景となる思想や歴史についても理解しておきましょう。
練習問題を通じて読解力を培うことが重要です。
書き下し文に合わせての返り点記入などの白文対策も忘れずに行ってください。
そして、頻出の漢詩に対する備えも必要になります。

<対策について>
最後に、対策についてお薦めの問題集を
ご紹介します。

【知識編】
(1)『漢字 一問一答【完全版】』(東進ブックス)
(2)『現代文最重要語句らくらく練習帳』(学研プラス)
(3)『新版完全征服 頻出現代文重要語700 [三訂版]』(桐原書店)
(4)『現代文キーワード読解[改訂版]』(Z会出版)。

前項の「大学入学共通テスト(漢字問題)」チェックで、
5割未満の場合は(1)から、6割は(2)から、
7割は(3)から、8割は(4)から始めるのがひとつの目安です。
反復練習して完全定着させましょう。

特に(4)では、「キーワード編」のみならず
「頻出テーマ編」も熟読し、完全に理解することが重要です。

【現代文編】
(1)『現代文読解力の開発講座』(駿台文庫)
(2)『現代文解答力の開発講座』(駿台文庫)

(1)(2)は中級レベルです。
文章を客観的に捉える術が説明されており、
MARCHから早稲田へのステップアップ段階の一冊です。

(3)『現代文と格闘する』(河合出版)

ファイル 4384-1.png

上級レベルです。
「文章を読み繋ぐ」ことを主眼として、
そのためのシンプルな「視点」を提案しています。
早稲田合格を確実にする一冊です。

(4)『[記述編]現代文のトレーニング [改訂版]』(Z会出版)
最上級レベルです。
頻出テーマに沿った問題構成で、「完成度」を自己採点で把握できます。
最難関の「長文説明記述」対策用の一冊になっています。

尚、(1)(2)(3)には「要約問題」があるので
必ずこなしてください。
「長文説明記述」の練習になります。

(5)『上級現代文Ⅰ・Ⅱ[改訂版]』(桐原書店)

ファイル 4384-2.png

最終レベルです。
自らの「解答の欠点」を「採点者の視点」でチェックできます。
「段落要旨」や「全文要約」の他に「参考図書」も紹介されています。
「私大最高峰」である「早稲田法学部長文説明記述」対策に
万全を期す2冊となります。


【古文編】
(1)『読んで見て聞いて覚える 重要古文単語315 [四訂版]』
(2)『標準古文単語650 [三訂版]』(ともに桐原書店)
前者を反復して完全定着させた上で、後者を数回丁寧に通読しておいてください。
それで「語彙」はほぼ心配ありません。

(2)『古典文法10題ドリル 古文基礎編』(駿台出版)
(3)『古典文法10題ドリル 古文実戦編』(駿台出版)
「文法」の基本が分かりやすくまとめられています。
「例文」は「品詞分解」し「現代語訳」も行っておくことが大切です。

(4)『首都圏「難関」私大古文演習』(河合出版)
(5)『最強の古文 読解と演習50』(Z会)
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【漢文編】
(1)『漢文早覚え速答法 共通テスト対応版』(学研プラス)
ファイル 4384-4.png

知識のインプットは、この1冊で十分でしょう。

(2)『入試精選問題集 漢文 [四訂版]』(河合出版)
ファイル 4384-5.png

(3)『漢文道場 入門から実戦まで』(Z会出版)

読解力をつけていくために、(2)(3)を使って
問題演習を積んでいきましょう!


問題集で力を付けた後は、あとはもうひたすら過去問や
早稲田大対策用の問題集にどんどん取り組んでいって
ください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 法学部 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の英語の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の英語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:25.616 (42.7%)
2023年:28.173 (47.0%)
2022年:26.844 (44.7%)
(配点は60点です。)

<出題形式/解答方式>
法学部の英語では大問が7~8つほど出題されます。
内訳としては、冒頭に長文読解が2つ、最後に英作文問題が1つ、
間のその他の問題は文法問題となっています。

文法問題としては、空所補充や正誤、語句の並び替えの問題が出されます。
文法の並び替え問題と英作文問題については記述式となっていますが、
他は全てマーク式となっています。

<法学部英語の特徴>
□多種多様な出題
法学部の英語の最大の特徴は多種多様な出題形式にあります。
長文読解の出題は当然として、文法問題も一般的な4択の問題だけではなく、
正誤問題、整序英作文も出題される。

それだけではなく、最後に控えているのがイラストをもとにした自由英作文です。

よくある自由英作文は何かテーマが与えられていて、
それに立場を示しながら記述をするという形が一般的ですが、
法学部の自由英作文はイラストが何を描かれているかを読みとり、
文章化していく必要があります。

そして、長文読解に関しても、文章量が非常に多く、
設問における選択肢の数が極めて多い

以下で、このような多種多様な出題の実際の中身について確認していきます。


□長文読解
年によって大問数は異なるが、毎年2〜3問程度大問として出題されています。
読まなければいけない文章量が非常に多く、また文章の難度も比較的高いといえます。

そして法学部の長文における最大の特徴は、選択肢の数の多さだと思います。
各パラグラフの要旨を大量に用意された選択肢から一つずつ
該当するものを選ぶという設問です。
一問一問該当する選択肢を確実に選んでいくのは、
おそらく非常に骨の折れる作業であり、ここを突破することができるかどうかが
最大の鍵と言えるでしょう。

文章量も多く、設問の形式から、通常よりも速く正確に読み解く能力が
必要不可欠
であると言えます。


□文法問題
年によってやや出題が変わりますが、一般的な4択の文法問題、
整序英作文の問題、正誤問題などが出題されます。
この中で注意すべき設問は正誤問題でしょう。

早稲田大学社会科学部や人間科学部などでも同様の出題形式の問題が
出題されていますが、4つ引かれている下線部から誤りのある選択肢を
選ぶという形式です。
これだけであればさほど苦労はしませんが、誤りのないものは5つめの選択肢として
NO ERRORの選択肢を選ばないといけないという内容が難易度を引き上げています。
とはいうものの、文法問題はいずれも標準的な知識が問われているものが多く、
基本に忠実な対策をおこなっていれば、十分合格点を取ることができる
と思われます。

□風刺画についての自由英作文
3つ目の特徴は、風刺画についての英作文問題が出されるところです。
絵を見て英作文を書かせる問題は、他の大学や学部ではない、
早稲田法学部独特の形式となっています。

この問題を解くためには、まずは絵を見て“どういうことを言いたいのか”
ということを把握しなければなりません。

これができなければこの問題を解くことはできないため、本当に重要なポイントです。

過去問を解いてみると傾向が分かってくるかと思いますが、
難しい表現や語句を使わなければ解答できない問題となっており、
本当にしっかりとした対策が必要です。

可能な限り自分の使いこなせる表現に直して、
自分の使える言葉で書いていくことが英作文の基本テクニックにはなりますが、
そのあたりについては次の対策のところで説明していきます。


<英語の対策>
□速読力の強化
法学部英語の対策としては、速読力を上げることが大切です。
他の学部においても言えることですが、その中でも特に法学部については
速読力がなければ話になりません。

本文だけでなく選択肢も全て長いため、全体としてかなりの文章量があります。
問題内容についても、大体分かっているだけでは全く得点にはつなげられません。
全体を把握しつつ細かい内容もしっかりと把握しなければならない、
まさに“マクロとミクロの読解が必要”と言える内容となっています。

そのため、速読力はあって当たり前で、その上で文章全体の概要や構成を理解し、
細かい点についてもしっかりと精読できるような“根幹の英語力”

というものが必要となります。

速読に関して勘違いしてほしくないポイントとして、
当たり前に文章を読んで、その速度が結果的に速かった
という状態を作ることです。
英語力が足りていない状態で中途半端に速読を意識すると、
逆に英文が全く頭に入らないという状態に陥ります。

確固たる英語力があり、結果的に速読できているという状態を
目指してください。

□パラグラフの内容を一言で言い換える国語力
法学部の英語は、各パラグラフの内容を一言で言い換えるような問題が出題されます。
先ほどの項目の速読力とあわせ、そのパラグラフが一言でいうと、
何をテーマにしているのか、また何を主張したいのか、
これをすぐに言語化することのできる人は、
テキパキ設問を解くことができるはずです。

そういった意味で、法学部の英語は国語力があるかどうかが非常に重要です。

常日頃から、結局何を言いたいのか、一言で言ったらどういう内容なのか、
という内容を頭の中で整理する練習をするようにしていきましょう。

□徹底した文法問題の対策
法学部は、単独で文法問題が出題され、またその数も早慶の他学部に比べて
かなり分量が多いです。
文法や知識面の充実具合がそのまま得点に直結します。
『大学入試英語頻出問題総演習』や『Next Stage』といった文法の教材を
本当に隅々まで理解し、暗記しておくようにしましょう。

また特に正誤問題を中心に数多くの問題に触れておくことで、
ここの分野を得点源にすることができるでしょう。

□英作文は過去問で慣れること
対策の4つ目として、英作文問題は過去問で慣れておくことが大切です。
まずは絵を見て“どういうことを伝えたいのか”を把握する必要があるが、
ここでつまずいてしまうと絶対にこの問題を解くことはできません。

さすがにこの問題を入試において初見で解くことはないかと思いますが、
意外と抽象的な絵で初見だと戸惑うことがあると思います。

過去問を見ていくと同じような形式でばかり出題されているため、
まずは過去問を使って問題内容を頭の中に入れておきましょう。

その上で、英作文において必要な型や、自分の使いやすい言い回しをできるだけ
蓄積しておくことが必要です。

法学部の英語においては、英作文の対策が本当に必要となってきます。
国公立受験と併願している人や英検や外検で勉強している人は、
そこでしっかりと対策ができているため、ここに向けて対策する時間は
少なくて済むかもしれません。

しかし、私立文系専願の受験生は英作文については本当にここで
ガッツリと対策をする必要があるため、頑張ってもらいたいところです。

□文法問題と英作文で取りこぼさない
法学部の英語を攻略する上で、先に文法問題と英作文を
試験時間の前半で片付けてしまうのがいいと思います。

法学部の英語を実際に解く上で、最も時間がかかり労力を奪われるのが、
やはり長文読解の選択肢の数の多さ
でしょう。

ここで時間を使いすぎてしまい、残りの設問を解くことができない
という状態になってしまうことが最悪です。

そのためまず先に文法問題、英作文の問題をスピーディーに片付けていき、
残り時間目一杯使って長文読解の問題を攻略するというのが良いと考えています。

また、文法問題、英作文の問題はいずれも対策をすれば
確実に合格点を取ることのできる設問たちです。

もちろんNO ERRORの選択肢のある正誤問題、イラストの出題される英作文など
難しい側面はありますが、いずれも事前の準備をしっかりしておくだけで、
比較的容易に得点源にすることのできる設問です。

先にここを片付け、かつ高得点を取れる状態にしておく
ということをしておくべきでしょう。

<おすすめ問題集>
【英文解釈】

(2)『ポレポレ英文読解プロセス50』(代々木ライブラリー)
やや勉強が進んでいる生徒向けとなっていますが、
講義仕立てで読みやすく、量も絞ってある分、時間をかけずに終えることが出来ます。
ポイントが絞られている分、説明の物足りなさを感じるところがありましたが、
現在は筆者の西先生のYouTubeチャンネルでテキストの講義授業を受けられるため
使い勝手がよくなっています。

【長文読解】
音源付きであり、出版も新しいため最新のトピックを知る上でも役に立つものをあげました。
パラグラフ・リーディングの理解や設問形式ごとの解き方、
英文エッセイの構成などまで説明されているテキストでもあります。
いずれも問題を解くだけでなく解説までしっかり読み込みたい教材です。

(1)『The Rules英語長文問題集4』(旺文社)
(2)『英語長文ポラリス3』(KADOKAWA)
(3)『難関大合格に必須の最新テーマ20 FINAL時事英』(朝日出版社)

【英作文】
(1)『よくばり英作文〈新装版〉』(駿台文庫)
ファイル 4386-1.png

(2)『改訂版 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』(KADOKAWA)
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(3)『大学入試問題集 関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編]』(KADOKAWA)
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【文法問題編】
(1)『スーパー講義英文法・語法『正誤問題』』(河合出版)
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正誤問題に苦手意識のある生徒はぜひ取り組んでおきたい一冊です。
重要な文法・語法の知識や理解の精度をあげることが出来ます。


【単語・イディオム】
(1)『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』(かんき出版)
1ヶ月で1000語習得を目指す「1ヶ月1000語メソッド」を採用しており、
最難関大学の入試に対応する高度な語彙を収録されています。

(2)『速読英単語[必修編・上級編]』(Z会出版)
『上級編』まで回せれば単語力に不足はありません。

(3)『解体英熟語』(Z会)
ボリュームはありますが、テキストの後ろにある前置詞・副詞の整理ノートが
よくまとまっており、効率的に覚えられるだけではなく、
未知のイディオムもニュアンスを類推することができるようになります。

(4)『システム英単語Premium(語源編)』(駿台文庫)
ファイル 4386-5.png

語源ごとに編集された単語帳です。単語としてはやや難易度の高いものが多いですが、
語源については分かりやくまとまっているため、自分の使っている単語帳では
覚えにくい単語があるときに参考程度に利用するとよいでしょう。

また、スタディサプリでおなじみの関正生先生
による、『過去問トーク 早稲田大学❹ 編』で
法学部の英語について語っている動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=kFIjqkLUHUE&list=PLEfMmyG5fEp2x2pDyTFJzaLXO2dz68o_A&index=4

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 商学部 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 商学部の日本史の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:32.274 (53.7%)
2023年:35.377 (59.01%)
2022年:32.775 (54.6%)
(配点は60点です。)

商学部の厄介なところは、
問題数が多いことです。

60分でなんと60問近くを解かないといけません。
1問あたり1分しかかけれないんです。
時間切れになる受験生は続出します。

しかも、正誤問題の沼みたいな問題があります。
もう正誤問題に引きずりこまれて、
もう前に進まないとなってしまうと地獄なので
商学部を受験される方は、まずは正語問題

また、正しい選択肢は1つでなかったりします。
正しい選択肢を2つ選べという問題も出題されます。
しかも、両方とも正解する必要がある。

ですから、普段から正誤問題を、
やってやってやりまくることが
合格への秘訣
となります。

その上で近代や現代に関しては
少しではありますが、短文論術が出題されます

とはいえ国公立大学のように200字で書け
といった長い論述問題は出題されません。
100字未満です。30字で書けという問題もありますし、
80字で書けという問題も出題されます。

例えば、最近でしたら、
「バブル経済について書いてみましょう」とか
「エネルギー革命について述べてください」
みたいな、語句説明です。

語句説明ですから、普段から日本史の用語集
などにしっかりと目を通すことで、
解けるようになっていきます

特にこの近代や現代のところに焦点を当てて、
語句を説明する力を養っていきましょう!

日本史用語集
ファイル 4382-1.png
出版社:山川出版社


また、早稲田大学の日本史の難易度は
MARCHのそれとは比較になりません。
MARCHの過去問で7割取れても、
早稲田では3割しか取れないことは
よくあります。

まずは、MARCHレベルの問題を
しっかりと解けるようになったうえで、
早稲田大学の過去問を解いたり、
早稲田対策用の問題集に取り組んでいきましょう。

早稲田対策用の日本史の問題集としては
以下が挙げられます。

早稲田の日本史[第9版]
ファイル 4382-2.png
出版社:教学社


早稲田大学入試対策用日本史問題集
ファイル 4382-3.png
出版社:山川出版社


THE早稲田 日本史問題集
ファイル 4382-4.png
著者 :須藤公博
出版社:駿台文庫


早稲田大日本史
ファイル 4382-5.png
著者 :石川晶康
出版社:河合出版

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 商学部 国語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 商学部の国語の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

問題は大問3題構成で、
現代文・古文・漢文が1題ずつ出題されます。

最近、国語の平均点が少しずつ上がってきており、
国語での差をつけることが難しくなってきています。

一方で国語で変な負け方をすると、他の英語や社会の
足を引っ張ってしまうため、国語でこけたくない
という入試に近年なってきています。

一昔前(10年くらい前)ですと、国語は
結構差がつく科目でしたが、受験生たちが
対策して国語力が上がってきています。

受験生のレベルが上がってきているため、
国語でなかなか差がつきにくくなっています。

問題の内容は英語と同様にオーソドックス
なもので、明治大学などのレベルに近いと思います。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:27.449 (45.7%)
2023年:36.054 (60.1%)
2022年:37.252 (62.1%)
(配点は60点です。)

2024年は例外として、これだけ平均点が高いと
どうしても高得点を取ることはある程度限界が
あります。

ですから42点(70%)取れてたら大丈夫だと思って
いいと思います。

44点、45点取れとは言いません。
しかし、42点より下を取らないでください。

これは本当に微妙な差ですが、合否に
大きく効いてきます。

1万人とかいう大人数が受ける試験の中で
この1点、2点の差は大きいんです。

ですから、過去問を解いて42点(7割)は取りましょう!

入試問題を作問する方は、作問するにあたり、
入試問題のタイプを3つに分けます。

1つは、正当率が7割型、8割型になるような
難易度の易しい問題を3割程度盛り込んできます。

次に、正当率が半分くらいになるような
標準的な難易度の問題を3割から5割程度
盛り込んできます。

次に、正当率が4割以下になることが予想される
難易度の高い問題を2割~3割程度盛り込んできます。

この3タイプに分けます。

ですから、受験生が取るべきは最初のフェーズの問題と
正当率が5割ぐらいになりそうなフェーズの問題です。

正当率が4割以下になってくる問題の中で、1割ぐらい
取れれば、全体で7割ぐらいの得点がとれます。

一文挿入の問題やパラグラフ整序の問題は
正当率がおそらく4割を切ることを狙って
作ってる問題だと思います。

問題を難しくする方法は、出題者にはありますが、
問題のスタイルで難しくするやり方は
一番公平なやり方ではあるので作問者には
結構好まれます。

対策としては『現代文読解力の開発講座』と『現代文解答力の開発講座』
を十分にやりこめば、戦える難易度だと思います。
(どちらも著者:霜 栄、出版社:駿台文庫))

ファイル 4379-1.png ファイル 4379-2.png

ただ、国語の点数を伸ばして国語でリードしたい
という方は『現代文と格闘する』
取り組むと良いと思います。

ファイル 4379-3.png
(著者:竹國友康 他、出版社:河合出版)

ただ、『現代文と格闘する』は難易度が高いため、
共通テストの現代文で75%~80%が安定して
とれるようになれば、取り組み初めて良いと思います。

また、古文・漢文も決して難しいわけではありません。
共通テストで8割・9割固まったら
商学部の古文の過去問も解けるレベル感です。

ですから、まず共通テストの対策をしっかりと取り組み、
『首都圏「難関」私大古文演習』や
『漢文道場 入門から実戦まで』をしっかりと取り組むと
安定して点が取れるようになると思います。]

ファイル 4379-4.png
(著者:池田修二、出版社:河合出版)

ファイル 4379-5.png
(出版社:Z会出版)

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 商学部 英語

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 商学部の英語の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

問題は大問5題構成で、
大問1が会話で残りの4つの大問が長文読解
となっています。

オーソドックスな問題ですので問題の難易度
としては標準的だと思います。

MARCHの上位学部とそこまで変わらない
と言っても過言でない難易度だと思います。

英文法の単独問題は出題されないため、
精読・速読を重視した学習が必要です。

一つひとつの大問は難しくありませんが、
大問題が5つあるため、問題を解く時間的
ゆとりはなく、速読と精読力が鍵になります。

ファイル 4378-1.png

ここで、過去問と合わせてお薦めの問題集を
ご紹介致します。

英文解釈としては『ポレポレ英文読解プロセス50』
までは取り組んで頂いと思います。

ファイル 4378-2.png

参考↓
https://www.jasmec.co.jp/cgi-bin/blog-diary-open1/diary02/blog-diary-open2.cgi?no=4361

長文読解に関して『英語長文ポラリス3』ぐらいまでは
7割程度安定して解けりレベルになっていて欲しいと
思います。

ファイル 4378-3.png

参考↓
https://www.jasmec.co.jp/cgi-bin/blog-diary-open1/diary02/blog-diary-open2.cgi?no=4343


実際に合格している人は少なくとも7割は
安定して取ってます。
ですから、7割を安定させることを目安に
過去問に取り組んでいってください。

また、語彙力レベルも決して低いわけではないため、
ターゲットやシステム英単語などの標準的な単語帳を
終えた後に、もう1冊、例えば
『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』
などに取り組むことをお薦めします。

ファイル 4378-4.png
(著者:関正生、出版社:かんき出版)

また、早稲田大学 商学部と言えば、時事的な英文がよく出題される
ため、過去問を解くことによって、時事的な内容に触れて
対策をすることをお薦めします。

時事英語の対策としては『難関大合格に必須の最新テーマ20 FINAL時事英』
などがお薦めです。

ファイル 4378-5.png
(著者:関正生、出版社:朝日出版社)

また、スタディサプリでおなじみの関正生先生
による、『過去問トーク 早稲田大学❹ 編』で
商学部の英語について語っている動画がありますので、
こちら↓もご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=kFIjqkLUHUE&list=PLEfMmyG5fEp2x2pDyTFJzaLXO2dz68o_A&index=4
(13:38から商学部の話が始まります。)

(八千代緑が丘校 轟)

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【傾向と対策】早稲田大学 商学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 商学部の
傾向と対策についてお伝え致します。

早稲田大学の各学部や学科では、入試で問われる内容が
大きく異なる傾向にあります。

そのため、早稲田大学 商学部に合格するためには、
それぞれの科目でどのような問題が出されやすいのかを詳しく調べ上げ、
特有の対策を練ることが不可欠となります。

従って、早稲田大学 学商学部への合格を目指す場合、
科目ごとの出題傾向をしっかり分析し、その上で
適切な受験準備をすることが重要です。

商学部に圧倒的な力で合格するためには、
商学部専用の試験対策、つまり合格への道筋が存在します。

今回のブログでは、早稲田大学 商学部に臨むための
いくつかの重要な対策ポイントをお伝えします。

<得点調整(標準化)について>
早稲田大学商学部の一般入試では、得点標準化が行われます。
具体的には、各科目の受験者平均点に基づいて得点調整が行われます。
得点調整の方法は、式は明らかにされてないのでわからないのですが、
得点開示から合格した平均点のプラス1.1倍は取れてないと
合格は難しいと考えておいた方が良いでしょう。

<なぜ得点調整がおこなれるのか>
早稲田大学の一般入試で得点調整が行われる理由は、
各科目の平均点や問題の難易度を考慮した上での得点計算がなされます。
そのため各年度によって問題の難易度がでないように得点計算がされています。

<商学部に合格するためには>
早稲田大学 学商学部に合格するためには、
英語が重要になってきます。
地歴公民型では英語の配点が高くなっており、
また、数学型でも数学と英語は同じ点です。

正直、商学部志望で英語ができないと合格は無理です。

商学部の英語は難しく英語で差がつくことが多いので、
点差をつけらないように英語は鍛えてく必要があります!

ファイル 4409-1.png

【英語 入試傾向と対策】
早稲田大学 商学部の英語入試は、長文問題や内容一致問題が
出題される傾向があります
大問1では会話問題で、その後の大問2-4は、
長文読解問題になっています。

英文和訳問題や和文英訳問題が出題されることがあるため、
注意が必要です。

難しい理由の一つとして、語彙レベルが高いことが挙げられます。
本文内で使われている語彙レベルも高いのですが、
選択肢についてもレベルが高くなっています。

また、商学部は問題数も多いので単語を覚えて
時間をかけずに確実に正解する数を増やしていくのも
重要になるでしょう。

出題される長文問題は幅広いジャンルから選ばれるため、
受験者は様々な分野に関する知識を持っていることが求められます

これまでに、AIやネットの信用性、仮想通貨といったことが問われていますので、
普段からニュース等を見てアンテナを貼っておく必要があるでしょう。

ファイル 4409-2.png

<国語 入試傾向と対策>
【現代文】
現代文は4000字程度の長文読解力が求められます。
本文の内容を正確に把握し、設問に対して的確に答える力が
必要不可欠です。
そのために効果的なトレーニングとして、読み終えた文章を
400字程度に要約する練習をおすすめします。
要約することで文章の論旨を確実に理解できるようになります。
また、本学部では空所補充問題や適語抜き出し問題などの
特徴的な出題があります。
こうした問題に対応できるよう、類似した過去問や問題集を利用して
解答方法を体得しておきましょう。

【古文】
古文では文法事項や古文単語などの基本的な知識の定着が大切です。
助詞や助動詞などの用法を完璧にマスターした上で、
現代語訳を参考にしつつ、文脈を丁寧に追いかけながら
文章を読む訓練を心がけましょう。
また、和歌や古典常識などの領域も対象になることがあるので、
古文の学習は広範囲に行う必要があります。

【漢文】
漢文では返り点を打つ記述式の設問がよく出題されます。
返り点打ちのトレーニングを怠らずにこまめに行うことがポイントです。
また、句法や文法的順序などの基礎をしっかり固めておくことも欠かせません。
白文の理解力が試されるので、白文を読んで内容を正確に把握できるようにしていきましょう。
さらに詳しく早稲田大学商学部の国語の対策についてはこちらの記事で記載をしています。

ファイル 4409-3.png

<日本史 入試傾向と対策>
早稲田大学 商学部の日本史の試験は、大問6題の構成で、
マーク式問題が中心ですが、記述式短答問題や論述問題も出題されます。
試験時間は60分で、全60点の配点です。

出題範囲は全時代からバランスよく出題され、
教科書の範囲が8割を占めます。史料問題が頻出するのが特徴です。

論述問題は毎年必ず1題は出題され、最近は30字程度の文字数が
求められるようになっています。

対策としては、まず教科書を丁寧に読み込み、
基礎知識を固めることが大切です。

正誤問題への対応力も鍛える必要があります。
史料問題については、教科書や代表的な史料集を読み込んでおくことで、
ある程度対応できるようになります。

論述問題については、歴史の流れを意識しながら、
出来事の背景や因果関係を自分の言葉で説明できるよう訓練することが効果的です。

過去問を解きながら、論述の書き方に慣れることも大切です。

合格には、基礎から応用へ、バランスよく対策を進めることが必要不可欠です。
早稲田大学 商学部日本史に合格できる実力がつくよう、丁寧な対策を心がけましょう。

ファイル 4409-4.png

<世界史 入試傾向と対策>
商学部の世界史の問題レベルは標準的です。
ほとんどの問題が世界史の教科書をちゃんと読めば対応可能なレベルです。
代表的な教科書として、山川出版社の「詳説世界史探求」が該当します。

参考書であれば、「ストーリーでわかる世界史探究」を使うことを
お勧めします。

これらの教科書の内容をしっかり身につけておくことが
基本的な対策となります。

次に重要なポイントとして、100字程度の論述問題が1問出題されることです。
論述問題では歴史上の重要な出来事などについて、
要点をおさえて簡潔な文章で説明する力が求められます。
この対策として、論述問題集や東大や一橋の過去問を使って
論述形式に慣れる訓練を積むことが有効です。

さらに、受験生の盲点である現代史分野が出題されるので
注意が必要です。
最近の世界情勢や時事問題についても問われることがあるので、
新聞を通じて常に確認しておきましょう。

基本的には世界史の通史をしっかり固めることを大前提としつつ、
上記の論述対策と現代史の学習を並行して進めることがポイントになります。

ファイル 4409-5.png

今回は、科目毎に傾向と対策をざっくり書かせて頂きましたが、
別のブログで科目毎に詳細に書かせて頂きたいと思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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【入試制度】早稲田大学 商学部 / 法学部

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 商学部と法学部の入試制度
についてお伝えします。

早稲田大学の入試制度といえば、
一般選抜、共通テスト利用、総合型選抜、
学校推薦型選抜など様々ありますが、
今回は一般選抜にしぼってご紹介致します。

一般選抜とは、早稲田大学の試験会場において
試験を受ける必要のある入試制度です。

ファイル 4426-1.png

【商学部】
地歴・公民型と数学型で分かれています。

<地歴・公民型>
日程:2/21(金)
募集人数:390人
科目・時間・配点
 英語 (90分/80点)
 国語 (60分/60点)
 地歴・公民 (60分/60点)
  ※世界史・日本史・政治経済から1科目選択

実質倍率
 2024年:9.3倍、2023年:9.7倍
 2022年:11.0倍、2021年:11.7倍

英語の配点が一番大きいですね。


<数学型>
日程:2/21(金)
募集人数:150人
科目・時間・配点
 英語 (90分/60点)
 国語 (60分/60点)
 数学 (90分/60点)
実質倍率
 2024年:5.8倍、2023年:5.2倍
 2022年:6.2倍、2021年:5.3倍

地歴・公民型とは異なり、相対的に
英語の配点が低くなります。

ファイル 4426-2.png

【法学部】
日程:2/15(土)
募集人数:350人
科目・時間・配点
 英語 (90分/60点)
 国語 (60分/50点)
 地歴・公民または数学 (60分/40点)
  ※世界史・日本史・政治経済・数学から1科目選択
   ただし、数学選択の場合は、共通テストのスコアを使用

配点を見ると、社会よりも英語・国語の対策に
より力を入れる必要がありますね。

実質倍率
 2024年:4.6倍、2023年:5.3倍
 2022年:4.8倍、2021年:4.9倍


(八千代緑が丘校 轟)

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開校から閉校まで!

こんにちは。
八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

気温の変化もあり、服装が難しいですね。
季節の変わり目で、風邪を引いてしまった生徒さんも。
体調が優れない時は無理をせず、
ゆっくりお風呂に入って、栄養を取って、早めに休むようにしましょう。

今日は、定期試験期間や短縮で学校が早く終わったそうで、
開校と同時に、生徒が続々と登校。
まっすぐ登校していて、偉いなと思いました。

登校チェックを終えたら、すぐさまブースへ。
1分でも大切に勉強しよう!と、即集中する姿が。素晴らしいですね。
ファイル 4207-1.jpg ファイル 4207-2.jpg
閉校までは、あと8時間もあります!
出来ることは、まだまだ沢山ありますね(^▽^)/
計画的に勉強し、有意義な時間にしていきましょうね。
(八千代緑が丘校 牛尾)
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慶應義塾大学 文学部 自主応募制 傾向と対策 Part2

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

では、前回に引き続き、
今回は慶應義塾大学 文学部 自主応募制による
推薦入学者選考の総合考査Ⅱについて書かせて
頂きたいと思います。


<総合考査Ⅱの傾向と対策>
【制限時間】
 60分

【構成】
 400字の意見提示型の小論文。

【特徵】
 2012年以前は数行の設問に対して回答する形式でしたが、2013年以降は、
 5~10行程度の課題文を読んだ上で、その文章のテーマやキーワードに
 関して論述する形式が増えています。

【対策】
 考査IⅡで重要になるのは、哲学に関する知識の量ではなく、
 哲学的な視点で物事を捉え、考えを深める力です。

 テーマとなっている言葉の意味を問い直し、
 どのような角度から思考を深めたかが読み手に伝わるように
 意識して書きましょう。

 哲学的な思考に慣れていない人は、
 まずは辞書的な意味を手がかりに自身の定義を展開し、
 具体例を付与しながら考えを深めるという手法で基礎固めをする

 良いでしょう。

 また、近年頻出の課題文付与型問題では、設問となっているテーマや
 キーワードの意味が文章内で説明されています。
 このタイプの問題が出題されたら、テーマやキーワードと関連する文章内の
 別のキーワードに注目しましょう。
 それぞれを対比させたり、それぞれの言葉の関係性について考察したりなど、
 『どのような深め方をするか』
で差別化を図ることができます。

 また、慶應義塾大学 文学部の総合考査は時事問題や背景知識を
 いかに多く知っているかが合否を分けると思われがちですが、
 知識量は合否に直接は影響しません。
 まだ哲学を詳しく学んでいない受験生たちの知識量よりも、
 哲学的に物事を考える姿勢の方が、大学入学後の成長の可能性を
 測る上でより本質的な判断基準となるから
です。
 そのため、後者を身につけることを意識して受験勉強に臨みましょう。


<お薦めの書籍>
では最後に、総合考査Ⅱに向けたお薦めの書籍を
ご紹介します。

哲学的に物事を捉えて考える姿勢を身につけるために、
何をすれば良いのか。

ひとつの有効な手段は、そのような姿勢で物事を問うている本に
多く触れ、物事の見方や考え方を学び、日常的に実践することです。

注意すべきは「哲学の知識」が多く載っている本を選ぶのではなく、
「哲学に物事をどう 捉えるかを学べる本や、
 哲学的に考えをどう深めるかについて考察された本」

を選ぶこと。

知識ではなく、姿勢を吸収することを意識しましょう。

このような観点から推薦するのは、下記の2冊の書籍です。

【1冊目】
タイトル:14歳からの哲学 考えるための教科書
著者  :池田 晶子
出版社 :トランスビュー
ファイル 4209-1.png

タイトルの通り、中学生程度の年齢の読者を想定した本であり、
非常に読みやすい文体で書かれています。

しかし、取り扱われている 内容はどれも読み応え抜群です。

この本の最も大きな魅力は、多くの人々にとって
あまりにも当たり前であるとされている 概念について、
著者の視点をベースに、一からそれらを考え直すプロセスを
体験できると ころです。

「考える」に関する考察から始まり、
「正しく考えるとはどういうことか」を示 した上で、
「言葉」や「自分」など、抽象度が高く身近だからこそ、
深掘りされることの 少ない概念について、一つひとつ考察を深めます。

池田さんは、言葉にまとわりつく「一般的な意味」の手垢を丹念に洗い落とし、
「こは何か」をまっすぐ問い続ける稀有な哲学者です。

「どう見るか」「どう考えるか」に悩んだとき、彼女の著書は大きなヒントに
なると思います。


【2冊目】
タイトル:愛するということ
著者  :エーリッヒ・フロム
出版社 :紀伊國屋書店
ファイル 4209-2.png

1冊目の『14歳からの哲学』が哲学的な視点で物事を捉える姿勢を
学ぶ本であるとすれば、『愛するということ』は、
「一つの抽象的なテーマを具体的に深める姿勢」を学べる本です。

この書籍も、多くの人々にとって非常に身近ながら抽象的なテーマである
「愛」を取り扱 います。
著者であるエーリッヒ・フロムは、多くの人々が持つ「愛」に関する
認識の誤りを指摘した上で、自身の考える「愛」について論を展開します。

この本の特徴は、イメージしやすい具体例を交えながら
「なぜその考えに至ったのか」が 多角的かつ丁寧に述べられている点です。
エーリッヒ・フロムの思考の軌跡を取りこぼさずに辿ることを意識しながら
読むことで、自然と「哲学的に考えを深めるとはどう考えることか」を
体験することができます。

また、「愛」という誰にとっても身近かつ重要なテーマを取り扱い、
かつ複雑な内容も常 に平易な言葉で語られているため、
繰り返し読むことが苦になりません。

一朝一夕で身につくものではないため、そのような観点から見ても、
この本を総合考査の対策として常に手元に置き繰り返し読み返すのは
非常に有意義であると言えると思います。

推薦入試に向けた準備を通して得られる学びは、
きっと合否という結果以上に大きな財産をあなたに
残してくれると思います。

慶應義塾大学 文学部 自主応募制による推薦入学者選考
を受験する受験生の皆さんの健闘を祈っています。

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