いよいよ、国公立大学前期試験が
明日と迫ってきました。
受験生たちは、少し落ち着かないそわそわした
気持ちと共に、「絶対に合格する!」という
強い気持ちを持って明日の試験に向けて朝から学習に
取り組んでいます。
受験生が必死に頑張る傍ら、1年生と2年生も
朝から共通テスト本番レベル模試を
受験しました。
共通テストが来年から始まりますが、
共通テストはセンター試験に比べて、
問題で問われる学力の質が変わります。
新聞などでも思考力が問われると言われていますが、
本当にその通りだと思います。
数学の問題を例に挙げると
典型的な問題の解き方を覚えているだけでは
太刀打ちできせん。
まずは長い問題文を読み、それを数式化するところから
始まります。ですから数学においても読解力が必要ですし、
どのように数式で表現するのかを考える思考力が必要です。
ですが、ただただ「難しい」と嘆いているだけでは
何も始まりません。
共通テストに変わり、試験内容が難しくなるからこそ、
日頃の学習が大切になります。
「なぜ、そのような結果になるのだろう?」
「なぜ、そのような解法を使うと解けるようになるのだろう?」
と、自分の解答が合っているか間違っているかよりも
「なぜ」そうなるのか、理屈を掘り下げるような学習のやり方が
大切です。
ぜひ、日頃の学習において、「なぜ」を大切にして
探究していって下さい。
(大網白里校 轟)