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第2回「大学入学共通テスト」試行調査

 こんにちは!ユーカリが丘校の松浦です。
 昨日本日と、「大学入学共通テスト」試行調査が実施されました。2回目の今回は全国の大学などを会場として本番に近づけており、生徒が参加する最後のリハーサルでした。

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 昨年行われた1回目の試行調査では、正答率が低い記述式問題が目立ち、受験生による自己採点とセンター側の採点結果が異なる例も多かったようです。このため、2回目の調査ではこうした課題の改善状況が注目されていました。

昨年の調査で示さなかった配点を今回は示し「全体正答率5割」となるよう内容を調整したとのこと。分析結果は、年度内に公表され、本番の作問作業に反映させるそうです。

 また、マーク式では、一つ目の小問の正解が複数あり、何を選ぶかにより二つ目の正解が連動して変わる新形式が出されたました。
 当てはまる選択肢を全て選ぶ問題もありましたが、マークシートの読み取りに技術的な課題があり、本番では出題しない方向とのことです。消し残しのマークと、塗りが不十分なマークの区別が難しいという事情のようですが、正しい学力が測れないのではないかとの批判もありましたので、受験生にとっては一安心です。

さらに、昨年の初回試行調査で低正答率だった数学1・Aの記述式問題では、解答方法が大幅に簡略化され、数式を答えるだけの形式になりました。

 新しい形式に対して、受験生が戸惑うのは当然のことです。でも、条件は皆同じ。たくさん同じ形式のテストを受けて慣れておくことが大切です。
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(ユーカリが丘校 松浦)