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高校で学ぶことは将来役にたつのか?

土気駅北口校の呉屋です。

先日、1年生の生徒と数人との会話のなかで
「高校行って、何の役にたつのかな~」という話になりました。

大人の私からみれば、役にたつことだらけなのに、
実際通っている生徒からみると、そうは思えないのが不思議ですね。

たとえば。

大学生や社会人になると海外の友人も増えます。
そこで、必ず聞かれるのが日本のこと。
意外と知らない事が多くて、
質問されても答えられないということが、よくあります。

日本史や政治経済、地理を学ぶことで、
そもそも日本という国を知る機会になりますし、
ひいては、日本が母国という側面からみると、
自分自身のアイデンティティを知る機会になるかもしれません。

逆に、海外の友人と話をするときに、
世界史を知っていると話は展開は無限に広がります。
共有できる知識があるということはとても大事です。
こういった意識が少ないのは、
日本は島国なので客観的に自分の国をみる機会が少ないことも要因でしょう。

数学を学ぶことで身につく、
論理的思考力は将来、社会にでて、働くためには必要なスキルです。
正しい日本語で話せる大人って素敵ですよね。。。ほら国語も大事。

今は難しくて、めんどくさい勉強も
将来の自分に向けて、貴重な財産になるんです。

視点をすこし変えるだけで、勉強の見え方も変化します。
学校や先生からやらされている勉強ではなく、
自ら求める勉強をしてもらいたいと常に願っています。

卒業した私からすると、
無駄なものは何もなかったと断言できるんだけどなぁ


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(写真はわが母校…)

(土気駅北口校 呉屋)