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【英語 お薦め参考書】大学入試 基礎からの英文解釈クラシック

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の問題集として、今回は
『大学入試 基礎からの英文解釈クラシック』をご紹介致します。

駿台で英語を教えてらっしゃる久保田智大先生がお書きになり、
研究社から出版された参考書です。

英語学習において、文法や単語を覚えても
実際の英文を正確に読み解くことに苦労する人は
少なくありません。

そんな悩みを解決し、英文解釈力を劇的に向上させるのが
『基礎からの英文解釈クラシック』です。

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<概要>
本書は、英語教育のエキスパートである久保田智大先生が
手掛けた英文解釈対策の決定版と言える参考書です。

この本の最大の特徴は、英文解釈の基礎となる品詞や文型の知識を
丁寧に解説していること
です。
単なる文法知識の暗記ではなく、英文の構造を理解するための
本質的な考え方を学べます

<特徴>
この本には、英文解釈の基本的な考え方から
実践的なテクニックまで、幅広い内容が盛り込まれています。

品詞や文型の基礎知識を徹底的に解説することで、
どんな複雑な英文でも構造を正確に把握できるようになります。
これは、大学入試や英語検定試験の高得点獲得には欠かせないスキルです。

英文の構造や論理展開が詳細に解説されているので、
英語の読解力が確実に向上します。
単に英文を訳すのではなく、「正確に理解する」ための技術を
身につけることができるのです。

また、各章末には練習問題が用意されているので、
学んだ内容をすぐに実践できます。
自分の弱点を把握し、効率的に改善していくことが
できるでしょう。

他の英文解釈の参考書にはない、「そもそも品詞とは何か」「文型とは何か」
という根本的な部分から解説している点が画期的
です。

<構成>
本書は大きく2つの部分に分かれています。
講義部分と問題部分です。

1. 品詞の説明(名詞、動詞、形容詞、副詞)
2. 文型の説明(第1文型から第5文型まで)
3. 句と節の説明

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<本書で学べること>
本書の最大の特徴は、他の教材ではあまり見られない
「品詞」と「文型」の概念を詳しく解説している点です。
この「品詞」と「文型」の理解は、正確な英文解釈を習得する上で
極めて重要です。

多くの英文解釈教材が文法や構文に焦点を当てる中、
本書は「そもそも品詞とは何か」「文型とはどういうものか」
という根本的な問題にアプローチしています。

これは、英文解釈で多くの学習者が直面する
最大の壁を克服するための画期的なアプローチです。

英語が苦手・・なんとなく英語を読んでいるという人は、
品詞がわかってないことがほとんどです。
この教材を使うことでこのなんとなく
理解から上のレベルを目指すことができます。

□品詞の徹底理解
本書では、名詞、動詞、形容詞、副詞といった基本的な品詞について、
その定義から役割まで詳細に解説しています。
これにより、英文中の各単語がどのような働きをしているのかを
正確に把握できるようになります。

□文型の基礎からの学習
第1文型から第5文型まで、英文の基本的な構造を順を追って学びます。
これにより、複雑な英文でも骨格を見抜く力が身につきます

□句と節の理解
品詞と文型の知識を基に、より複雑な英文構造を理解するための
句と節について学びます。
これにより、長文や難解な英文にも対応できる力が養われます。

この「品詞」「文型」「句と節」の概念を理解し、
実践できるようになることは、単に英文解釈のスキルアップだけでなく、
英語の本質的な理解力の向上にもつながります。
これは、英語の試験対策だけでなく、将来的な学術論文の読解や
実務での英語使用にも役立つスキルです。

他の教材では、ともすれば「この文型ではこう訳す」といった
暗記型のアプローチが多い中、本書は英文構造の根本的な考え方を
教えてくれます。

これにより、未知の複雑な英文に直面しても、
自信を持って解釈に取り組めるようになるのです。

この「品詞」と「文型」の概念は、英語だけでなく
日本語の文章力向上にも大いに役立ちます。
論理的思考力を鍛えるという意味で、学習効果は計り知れません。

このように、本書は単なる英文解釈の技術書ではなく、
英語の本質的な理解力を養う可能性を秘めた画期的な教材
と言えるでしょう。

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<対象者>
この参考書は、英文解釈の基礎から学びたい方や
英語の読解力を総合的に向上させたい方にお薦めです。

特に、これまで英文解釈に苦手意識を持っていた人や、
英文の構造を正確に把握する力を身につけたい人に最適です。

<効果的な使い方>
□通読する
まずは、本全体を通読しましょう。
各章の概要をつかみ、全体の流れを理解することが大切です。
この段階では深く考えすぎず、著者の説明を素直に受け止めることに
集中してください。

□各章を詳しく学ぶ
2回目からは、各章をじっくりと読み込みます。
品詞や文型の説明を丁寧に理解し、例文を自分で訳してみましょう。
重要なポイントはノートにまとめると良いでしょう。

□練習問題に取り組む
各章末の練習問題に取り組みます。
時間を計って実戦的に解答し、その後で丁寧に見直しをしましょう。
間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。

□応用問題に挑戦
本書後半の応用問題に挑戦します。
これらの問題は難易度が高いので、
最初は時間を気にせず丁寧に解いていきましょう。
解答・解説をしっかり読み、自分の解釈と比較することが大切です。

□実践演習
本書で学んだ知識を使って、実際に様々な英文を解釈する練習をします。
新聞記事や小説の一節など、本書以外の英文にも挑戦してみましょう。
可能であれば、先生や仲間に添削してもらうのも効果的です。

以上のステップを繰り返し行うことで、本書の内容を確実に身につけ、
英文解釈のスキルを大きく向上させることができます。

基礎をしっかり固めてから応用へと進むことで、
確実に力をつけていくことができるでしょう。

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<メリット・デメリット>
本書の主なメリットとデメリットを挙げておきます。

メリットは以下です。
・品詞と文型の基礎から丁寧に解説されている
・段階的な難易度上昇で、無理なく学習を進められる
・豊富な例文と練習問題で、学んだ内容をすぐに実践できる
・英文の構造を正確に把握する力が身につく
・難関大学入試レベルの英文にも対応できる力が養える

一方、デメリットは以下です。
・英文解釈クラシック(無印)との接続がやや難しい
・受験テクニックよりも本質的な理解に重点を置いているため、
 短期的な点数アップを目指す人には向かない可能性がある
・基礎的な文法知識がない場合、理解が難しい部分がある

デメリットはありますが、英語を本質的に理解したい人にとっては、
そのデメリットも学習の過程で克服できる課題だと言えます。

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<まとめ>
本書は、英文解釈のスキルを効果的に向上させるための優れた教材です。
以下にその特徴をまとめます。

・品詞と文型の基礎から丁寧に解説
・段階的な難易度上昇で無理なく学習可能
・豊富な例文と練習問題で実践力を養成
・英文の構造を正確に把握する力が身につく
・難関大学入試レベルまで対応可能

この教材を活用することで、大学入試はもちろん、
英語検定試験やTOEICなどの外部試験でも高得点を
狙うことができます。
また、実践的な英文解釈力を身につけることで、
将来的な英語の活用場面でも大いに役立つでしょう。

英文解釈は多くの人が苦手意識を持つ分野ですが、
適切な方法で学習すれば必ず上達します。
本書は、その道筋を明確に示してくれる心強い味方
となるはずです。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】英文和訳演習 中級篇

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の問題集として、今回は
『英文和訳演習 中級篇』をご紹介致します。

駿台で英語を教えてらっしゃった伊藤和夫先生がお書きになり、
研究社から出版された参考書です。

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国公立・難関私立などの和訳問題で得点できるようになりたい方
(偏差値60~65くらいの方)が対象です。

4冊あるシリーズのうち、上から2番目の難易度の問題集です。
一部の難関国立大以外であれば、この問題集をやっていれば
十分なほどの難易度になっています。

問題は全部で24題あり、タイトル通りの和訳問題を中心に
難易度の高い英文が集められています。

採点基準は明確かつ厳しくなっており、自己採点をする上でも
明確に点数をつけられるようになっています。

ただ英単語を日本語に置き換えているだけで英語和訳問題を
「できる!」と勘違いしている人にとっては、
この教材はうってつけとなります。
志望大学にレベルの高い和訳が出る場合は行っておきましょう。

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<使い方>
まずは普通に問題を解いてみます。
採点に移る際、採点基準を熟読しましょう。
この採点基準は実際に駿台模試で使われているものですので、
学習の上でかなり参考になるかと思います。

どのような訳で減点されるのか、どのようなポイントを抑えれば得点が
取れるのかを意識した上で採点基準を熟読しましょう。

採点基準で重要だと思った点についてはチェックしておくか、
後でまとめておくようにしましょう。

また、誤答例と点数も記載されていますので、
採点基準と照らし合わせてなぜ間違っているのかを確認しましょう。

2周目以降は、1周目で重要だと思った採点基準を意識して
解くようにしましょう。
採点者の目線で問題を解けるようになれば、和訳問題で重要なポイントも
自然と見えてくるようになります。
英文和訳を得点源にできるよう頑張りましょう。

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<1ランク成績を上げるための使い方>
誤答例を、自分で採点基準に基づいて採点してみましょう。
これにより、採点基準をよりよく身につけることができます。
また、この参考書を一緒に使っている友人がいれば、
互いの解答を採点し合うのもいいかもしれません。

また、模擬試験などの結果が返ってきた際も自分の和訳を
採点基準に照らし合わせて自己採点してみると、
より実力を確かなものにすることができます。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】ディスコースマーカー英文読解

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の問題集として、今回は
『ディスコースマーカー英文読解』をご紹介致します。

もじこ塾で英語を教えてらっしゃる成田 あゆみ先生がお書きになり、
Z会から出版された参考書です。

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要約問題を出す最難関大志望の人が対象となる参考書です。
非常にレベルの高いパラグラフリーディング本です。
難易度の高い文章に対して、ディスコースマーカーを使って読み取り、
きれいな文章の要約を作ることを目標にしています。

Part1から5に分かれ、合計22問の長文要約を行います。
長文は大学の過去問から出展されており、東大・京大をはじめとする
最難関国公立を中心に早慶の問題が掲載されています。

<使い方>
長文に入る前に、冒頭の解説を通読しましょう。
その課での得られる論理知識が何なのか確認できます。
そのうえで、問題を解きましょう。
問題は日本語の記述がほとんどで、要約が主に求められます。
単語等は調べても良いので、必ずノートに解答を作成しましょう。

解説は構文解説はなく、論理展開の解説が主にされています。
それらを熟読して、「なぜそのようにしてその正答がでたのか」
のプロセスを大事にしてください

ファイル 4367-2.jpg

<1ランク成績を上げるための使い方>
特に二週目以降において、論理展開を示した「パラグラフ解説」を
自分で再現できるか書いてみましょう。

この時点で、要約に必要な個所が把握できているので、
より正答に近い解答が作れていると思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】英文解釈教室〈新装版〉

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『英文解釈教室』
をご紹介致します。

駿台で英語を教えてらっしゃった伊藤和夫先生がお書きになり、
研究社から出版された参考書です。
本書は、40年以上にわたり英語学習者に支持され続けている名著です。

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<著者の伊藤和夫先生について>
伊藤和夫先生(1927-1997)は、「受験英語の神様」と呼ばれた
英語教育の第一人者です。
旧制第一高校を経て東京大学に進学し、
その後駿台予備校の英語科主任として多くの受験生を指導しました。
興味深いことに、伊藤先生は東大入学時に「英語なしの試験」で合格しており、
これが従来の英語学習法にとらわれない独自の指導法を生み出す一因となりました。

<本書の革新性>
本書の革新性は、「英文を読む際の頭の使い方」に焦点を当てた点にあります。
従来の英語参考書が「結果の提示」に終始していたのに対し、
本書は基礎文法を実際の英文読解にどう活かすかを体系的に解説しています。

<40年以上愛され続ける理由>
本書がが40年以上にわたって支持され続けている理由は、
以下のような点にあります

・英文解釈の本質的な考え方を学べる
・豊富な例文と練習問題で実践力が身につく
・受験英語にとどまらない、真の英語力向上に貢献する
・改訂を重ね、時代に合わせた内容になっている

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<例文と練習問題の特徴>
本書の例文と練習問題には以下のような特徴があります。

学術的・知的な内容が多い
哲学、文学、科学など、幅広い分野の知的な内容が扱われています。
これにより、英語力だけでなく、一般教養も同時に身につけることができます。

一文が長く、複雑な構造を持つものが多い
重文や複文、挿入句なども多用されており、高度な文構造の理解力が試されます。
これは、難関大学の入試問題や学術論文の読解に役立つスキルを養います。

古典的な英文や文学作品からの引用も含まれる
シェイクスピアなどの古典文学からの引用もあり、
時代を超えた英語表現に触れることができます。
これにより、英語の歴史的な変遷や文学的表現への理解も深まります。

現代の入試問題よりも難しい傾向がある
本書の問題は、多くの大学入試問題よりも難易度が高いです。
これにより、入試本番では余裕を持って問題に取り組むことができるようになります。

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<効果的な使い方>
本書は、問題が多く解説も重厚です。
そのため、苦手な分野を重点的に抜き出してやることをおすすめします。
特に、受験生でも苦手にしている人が多いChapter5(倒置形)や
Chapter9(関係詞)は、基礎的なところも難解なところも詳細な説明が
付与されているので解くことをおすすめします。

各章の例題は、難しいため、ひとまず自分で和訳を行ったら
解説を熟読しどこがポイントなのかを理解するようにしましょう。
本書では、ひとまずとき終わったら例文を音読し、
解説を理解できるように”時間をかけても”
余すところなく理解することが必要です。

この学習方法により、単に英文を訳すだけでなく、
英文の構造や論理的な展開を深く理解することができます。
これは、高度な英文を扱う能力を養うのに非常に効果的です。

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<構成と特徴>
本書は全15章で構成されており、
各章は特定の文法項目や読解スキルに焦点を当てています。

主な章立ては比較、関係詞、仮定法、時制、態、準動詞、
否定、強調、省略、挿入、倒置、同格、名詞構文、
無生物主語、読解の実際などです。

本書の例文と練習問題には以下のような特徴があります。

・学術的・知的な内容が多い
・一文が長く、複雑な構造を持つものが多い
・古典的な英文や文学作品からの引用も含まれる
・現代の入試問題よりも難しい傾向がある

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<1ランク成績を上げるための使い方>
復習の段階では、どこを間違ったのか
そしてなぜ間違ったのかが重要です。
単純に、この問題はケアレスミスで間違ったというだけでは、
不完全な見直しにしかなっていません。
間違えやすい点を間違ったのか、それとも違う点を間違ったのか、
そしてどこが一番わからなかったかを考える必要があります。

まず、英文を音読することは必須です。
その上で、本書の解説は値千金の価値がありますので
解説の日本文を数回音読して、
自らの中に染み込ませるようにしましょう。

本書は、英文を「感覚的」に読むことや問題を
「形式的」に解く最近の潮流に反するものです。
そのため、一文一文を丁寧かつ論理的に解いていく努力が必須です。

本書のレベルは基礎的でありながら、
完全に理解するためには難易度は相当に高いです。
ですが、基本的な文法力さえあれば十分に戦うことができるので、
努力してがんばってください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】英文和訳講座

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『英文和訳講座』
をご紹介致します。

駿台等で英語を教えてらっしゃった高橋善昭先生がお書きになり、
研究社から出版された問題集です。

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この本は標準〜上級レベル以上の英語の和訳を行いたい人向けです。
和訳の範囲で「どのような訳出をすれば得点をあげられるか」
を気にしている人にオススメです。

本書は基礎的な文法力を前提にしていますが、
和訳を重点的に行いたいと考えることが主です。

また、本書は古い本の改訂版ですので流通量も多く、
かつ丁寧な説明を加えてあります。
そのため、絵や図でごちゃごちゃして本筋の話が見えなくなる…
という事はありません!

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<使い方>
本書は、Chapter1~Chapter17まで各Chapterに1問ずつの例題があります。
単純に、和訳のコツだけを伝授するだけではなく文法的な視点からも
正しい説明をした上で和訳の手助けをします。

各章は、難しい和訳に関して網羅的な難しい題材を取り扱っているので、
点数を失わない解答づくりに大変有用です。
そして、何度も「トライアルアンドエラー」を繰り返すことで、
如何にして高得点を重ねられるかを理解できるでしょう。

まずは自分が文法の基本がしっかりとできているならば本書に取り組みましょう。
1章の文構造の段階で難しさを感じたならば、レベルが合ってない可能性もありますので
一旦少し簡単なレベルの問題集を振り返る必要があります。

そして、問題は難しいので間違えた点と正解を見比べ、
どうして間違ったのかを解説を踏まえながら見ることが重要です。

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<1ランク成績を上げるための使い方>
復習の段階では、どこを間違ったのかそしてなぜ間違ったのかが重要です。
単純に、この問題はケアレスミスで間違ったというだけでは、
不完全な見直しにしかなっていません。

間違えやすい点を間違ったのか、それとも違う点を間違ったのか、
そしてどこが一番わからなかったかを考える必要があります。

この本をより良く運用するコツとして、
基礎的な文法力を踏まえた上でのこの問題集だということを
忘れないでください。

そして、「Chapter毎に」ある問題は非常に難しいです。
ですが、何度も辞書を引きながら解き直すことが重視されますので
努力が必要になりましょう。

本書のレベルは、最難関大学を狙う受験生向けですので
難易度は相当に高いです。
ですが、基本的な文法力さえあれば
十分に戦うことができるので、がんばってください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】英文読解講座

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『英文読解講座』
をご紹介致します。

駿台等で英語を教えてらっしゃった高橋善昭先生がお書きになり、
研究社から出版された問題集です。

ファイル 4363-1.png

<特色>
この本は標準〜上級レベル以上の英語の読解を行いたい人向けです。
文の構造を徹底的に理解した上で、その構文を深く掘り下げる本書は
理解と納得に基づいた英文読解力を身につけることが出来ます。

本書は基礎的な文法力を前提にしていますが、
読解を重点的に行いたいと考えることが主です。

本書は、Chapter1~Chapter17まで各Chapterに1問ずつの例題があります。
単純に、和訳のコツだけを伝授するだけではなく文法的な視点からも
正しい説明をした上で和訳の手助けをします。
各章は、難しい和訳に関して網羅的な難しい題材を取り扱っているので、
点数を失わない解答づくりに大変有用です。

そして、何度も「トライアルアンドエラー」を繰り返すことで、
如何にして高得点を重ねられるかを理解できるでしょう。

まずは自分が文法の基本がしっかりとできているならば
本書に取り組みましょう。

1章の文構造の段階で難しさを感じたならば、
レベルが合ってない可能性もありますので
一旦少し簡単なレベルの問題集を振り返る必要があります。

そして、問題は難しいので間違えた点と正解を見比べ、
どうして間違ったのかを解説を踏まえながら見ることが重要です。

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<1ランク成績を上げるための使い方>
復習の段階では、どこを間違ったのかそしてなぜ間違ったのかが重要です。
単純に、この問題はケアレスミスで間違ったというだけでは、
不完全な見直しにしかなっていません。

間違えやすい点を間違ったのか、それとも違う点を間違ったのか、
そしてどこが一番わからなかったかを考える必要があります。
この本をより良く運用するコツとして、基礎的な文法力を踏まえた上で
のこの問題集だということを忘れないでください。

そして、「Chapter毎に」ある問題は非常に難しいです。
ですが、何度も辞書を引きながら解き直すことが重視されますので
努力が必要になりましょう。

本書のレベルは、最難関大学を狙う受験生向けですので
難易度は相当に高いです。
ですが、基本的な文法力さえあれば十分に戦うことができるので、
がんばってください。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め問題集】入門英文問題精講

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『入門英文問題精講』
をご紹介致します。

駿台等で英語を教えてらっしゃる竹岡広信先生がお書きになり、
旺文社から出版された問題集です。

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英文を正しく読む力が身につかない!?
そんな悩みを一掃するのが「入門英文問題精講」です。

ドラゴン桜のモデル教師・竹岡先生の名著は、
文法の基礎から英文の構造解析までを丁寧に解説。
続けることで読解力が確実にアップ!使い方のポイントや
効果的な学習法も解説しています。
英文を自由自在に読み取る実力が身につく、
英語学習の第一歩を踏み出すのにぴったりの1冊です。

<特色>
本書は超有名講師の竹岡先生が手がけた英文解釈の入門参考書です。
最初のページの段階で英文法の基本講義として、
竹岡先生が基本的な英文法、英語構造の話をしており、
多くの受験生がつまづきがちな英文法の言葉の部分での解説をしています。

本書を通して、以下の力を身に付けることができます。
・基本的な文法事項の理解力。
 本書の解説を通じて、文タイプや構文、
 品詞の特徴などの知識を習得できます。
・簡単な英文を正確に読解する力。
 文の構成要素を見抜き、適切に日本語訳できる実践力が身につきます。
・文法的知識を英文読解に活用する力。
 抽象的な知識ではなく、実際の読解に応用できる英文法力が養われるでしょう。

このように、入門英文問題精講は文法の理解力、読解力、
応用力の3点を総合的に高める学習ができるのが強みです。
繰り返し学習すれば、英文を正しく読む基礎がしっかりと身につきます。
次のステップとしての長文読解への入口を提供してくれる参考書といえるでしょう。

<特徴>
1つ目の特徴は、文法事項の丁寧な解説です。
各章のはじめに、その章で扱う文法事項について、
分かりやすく解説されています。

例えば、助動詞の種類と用法、関係代名詞の使い方、
文型の違いなどが詳しく説明されていて、文法的な知識を
効率的に習得できるのが強みです。

また、1題につき2ページ以上の解説がついているので、
英文を正しく理解するための手がかりが詳細に提供されています。

2つ目は、読みやすい英文の問題が多いこと。
入門者向けだからか、英文自体の難易度はそれほど高くありません。

3つ目は、基礎事項部分の動画の解説があることです。
英語が苦手な子は、〜句、〜節といった品詞の理解をしたことがなく、
英文法用語が非常に苦手です。
その点、竹岡先生が動画で説明をしてくれるところが利点です。

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<レベル・対象者>
文法の理解はある程度あるが、実際の英文を正しく読み取る訓練が
まだ不足している生徒におすすめです。
難関大学を目指す生徒にも、読解力の基礎固めとして有用な
入門編の参考書といえるでしょう。

これから受験勉強を開始しようと思っている人はまず本書と
『英文法基礎10題ドリル』を使うと良いでしょう。

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<使い方>
本書のメインは英文解釈と構文の理解ですが、
最初の英文法の基本講義の部分をしっかり読み込んでから
問題へ入っていきましょう。
下記の形でネット上で問題精講の使い方を学ぶことができるので
見ておくと良いでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=QgES9tpgHH4

□構造理解
まず問題に取り組み、自分なりの訳を考えることです。
単に訳を見るのではなく、自分で構文解析し、訳せるように努力します。

□解説を丁寧に読む
解説では専門的な文法用語も使われるので、
わからないことは調べながら理解を深めましょう。

□音声教材を活用
繰り返し音読をすることで、英文のリズムに慣れ、構造の感覚が身に付きます。

この3ステップを意識すれば、英文を正確に読む力が確実に向上するはずです。
このように、自分で考える、解説を丁寧に読む、音読する、
を心がけるのが入門英文問題精講のおすすめの使い方です。

英語ができなくなるのは、読む際のルールを知らないからです。
そのルールを学ぶことで着実に英語は読めるようになります。

ルールが分からずに闇雲に単語を追って読んでいるだけでは
いつまで経っても英語は読めるようになりません。

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<1ランク成績を上げる使い方>
解釈の問題で重要なのは和訳を作ったり読むことでは
ありません!
品詞を考えて文章の構造がどのようになっているのかを
意識して読むようにしてください。

また、本書で重要なのは音源を活用することです。
音源がついているので何度も何度も音源を聴きながら音読をしてください。
この時にやってはいけないのは、ただ何も考えずに音読をしてしまうことです。
文構造を意識して何度も何度も声に出して音読を続けるようにしましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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「透視図」と「ポレポレ」どっちが良い?

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

「英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は、
難関大学生の必読書として知られる英文解釈の名著です。
どちらを選ぶか迷う受験生も多いでしょう。

今回のブログでは、両者の特徴をレベル、量、網羅性、解説、
語彙・文法解説、反復性などの観点から比較し、
自分の学習スタイルと目的に合った一冊を選ぶことの重要性を解説します。

<「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要>
英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は、
ともに最難関レベルの英文解釈書として知られています。

この2冊は長年にわたり難関大学生の必読書として定評があり、
英文読解力を高めるための代表的な参考書です。

どちらも英文法や構文の分析手法を体系的に解説しており、
これらの書籍をマスターすれば、たとえ複雑で入り組んだ英文でも
正確に解釈できる実力が身につきます。

<「英文読解の透視図」の概要>
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文脈を捉えながら論理的に文章を読む訓練をすることを
目的とした書籍です。
長文の例題を用いて、複雑な構文解析の方法を学ぶことができます。

<「ポレポレ英文読解プロセス50」の概要>
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短い英文を用いつつ、効率的な読解プロセスを学習すること
重点が置かれています。
英文を左から右へ読み進めるときの思考法が詳細に解説されており、
ネイティブの読み方に近づけることを目指しています。

どちらかでもマスターすれば、どのような難関大学の入試で
出題される英文も正確かつ効率的に解釈できる実力が身につくでしょう。

<「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較>
□難易度
「英文読解の透視図」の例題は、長さが平均して400字程度と長文が中心です。
一方、「ポレポレ」は100-200字程度の比較的短い英文が用いられています。
「透視図」は文脈を意識しつつ、複雑な構文を正確に解釈する能力が求められます。
「ポレポレ」はより簡潔な英文で読解プロセスの習得に重点が置かれています。

□量
「英文読解の透視図」はB5版の大判で、総ページ数は500ページ近くにおよびます。
一方「ポレポレ」は手軽なB6判サイズで、200ページ程度とコンパクトな分量です。

□網羅性
「英文読解の透視図」は問題数が100題前後と多く、
様々な題材や構文が網羅されています。
ただし、受験生の苦手な分野(「仮定法」「比較」「省略」「倒置」など)
に集中しているので、全ての分野にバランスよくという感じではありません
そのため、必ず透視図の前に基本的な教材を行った方が良いです。

「ポレポレ」は50題程度ですが、各分野からバランスよく網羅されています
特に名詞構文の説明が詳しく説明している参考書はあまりないのでその点で、
ポレポレの方が評価できます。

□解説
「ポレポレ」では主語や目的語に赤文字で印をつけるなど、
視覚的な解説手法が用いられています。
「透視図」は文法の説明などを詳述する文章解説スタイルです。

□語彙・文法解説
「英文読解の透視図」には巻末に語彙集が付属しており、
例題に出てきた英単語の意味が解説されています。
また文法項目も解説されています。
「ポレポレ」にはこのような解説はありません。

□反復
「ポレポレ」は分量が少ないため、繰り返し学習しやすい特徴があります。
「透視図」は周回は難しく、ゆっくり進める必要があります。
このように両者にはそれぞれの特長があり、
自分の学習スタイルに合った参考書を選択することが大切です。
徹底的にマスターすることが英文読解力向上の鍵となります。

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<「透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?>
「英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は
どちらも難関大学合格レベルの英文読解力を養成する優れた参考書ですが、
必ずしも両方やる必要はありません。

どちらか1冊をしっかりマスターすることで、
十分な読解力は身につきます。
むしろ、1冊に集中する方が効率的で効果的です。

「英文読解の透視図」は長文読解力、「ポレポレ」は
効率的読解プロセスの習得に重点が置かれています。
自分の弱点を考え、それを補強する参考書1冊に絞るのがポイントです。

もし時間に余裕があれば、両方をやることで
論理的読解力と効率的読解力の両方を磨くことができるでしょう。
しかし、時間に制約がある場合は1冊に集中した方が実力は付きやすいと考えられます。

要約すると、「英文読解の透視図」か「ポレポレ」の
どちらか1冊を徹底的にマスターするのが効果的な学習法といえます。
時間に余裕がある場合には両方挑戦してみる価値はあるでしょう。

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<「英文読解の透視図」がおすすめの人>
□幅広く英文読解を網羅的に学習したい人
「英文読解の透視図」には、100問以上の例題が用意されています。
文章類型だけでなく、条件法、比較構文、関係代名詞、倒置構文など、
英文読解に必要な文法事項が網羅的にカバーされています。

また、社説、小説、エッセイなど様々なジャンルの文章が取り上げられているのが特徴です。

□ゆっくりと進めながら学習したい人
「英文読解の透視図」は一冊のページ数が300ページ以上と分量が多く、
1題あたりの解説も詳細です。1日1題から2題程度のスローペースで
取り組むのが適切で、ゆっくり進展させながら英文を
丁寧に味わいたい人に向いています。

□例題の解説を重視したい人
「英文読解の透視図」では、各例題の解説が2ページ以上に及ぶこともあり、
文法や構文の解説が詳細に記されています。
例題の繰り返し学習よりも、解説部分に時間をかけて
英文法を学びたい人におすすめです。

□語彙力が比較的高い人
社説や論文からの引用が例題となっているため、
多少難解な語彙が含まれています。日常的に英語に触れる機会が多く、
ある程度の語彙力が身についている人向けの参考書といえます。

□時間に余裕がある人
一冊学習するのに2~3ヶ月程度の時間を要するので、
焦らず長期的に取り組める人に向いています。
余裕のあるスケジュールで、のんびり進められる人におすすめです。

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<「ポレポレ」がおすすめの人>
□効率的に例題を反復したい人
「ポレポレ」には全部で50題の例題しかありません。
1題当たりの分量も1ページ程度とコンパクト。
1回の学習時間は30分程度で済むので、効率的に回数を重ねられます。
例題集のように同じ題材を繰り返し学習したい人に適しています。

□英文を左から右へ読むプロセスを学びたい人
「ポレポレ」では、まず始めに主語と動詞を見つけ、
その後に目的語等を確認するという、
英文を順序立てて読み進める考え方が示されています。
この「プロセス」を習得すれば、英文を直線的に追う読み方ができるようになります。

□視覚的な学習スタイルの人
「ポレポレ」の例題には、主語、動詞、目的語などに
それぞれ印が付されています。
また、文の構成要素ごとにカッコで囲んで示されているので、
視覚的に構造を捉えられます。視覚的な示唆による学習型の人に向いています。

□基本的な英文法力がある人
「ポレポレ」では文法事項の解説はほとんどありません。
例題の英文構造に注目するスタイルなので、
ある程度の文法基礎が前提として求められます。

□短期集中で学習したい人
「ポレポレ」1冊の学習時間は20時間程度で充分肝心な
ポイントを習得できます。
目標を定めて効率的に短期間で英文読解力を高めたい人に最適です。
このように、「ポレポレ」は簡潔ながら効果的な学習スタイルが特徴です。
効率を重視する人に強くおすすめしたい参考書といえます。


<「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ>
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」は、ともに難関大学合格レベルの
英文読解力を養成するための名著ですが、アプローチの仕方に違いがあります。

細かく英文読解をマスターしたい人 → 「英文読解の透視図」
読解のプロセスを効率的に習得したい人 → 「ポレポレ」
ゆっくり進められる人 → 「英文読解の透視図」
短期間で集中的に学習したい人 → 「ポレポレ」

英文読解力は、どのような文章にも対応できる汎用的な能力です。
自分の学習スタイルと目的に合った1冊を選択し、
徹底的に学習することで大きく力がつくはずです。
自分にあった参考書の選び方が成功のカギとなります。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】ポレポレ英文読解プロセス50

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『ポレポレ英文読解プロセス50』
をご紹介致します。

以前代ゼミや東進で英語を教えてらっしゃった
西きょうじ先生がお書きになり、
代々木ライブラリーから出版された問題集です。

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『ポレポレ英文読解プロセス50』は、早慶や難関国立大で出題される
高難易度の英文を理解する力を養うことができる、英文読解の名著です。

しかし、この参考書の真の目的は、単に例題が訳せるようになることでは
ありません。

例題を訳すプロセスを習得し、新しい英文にもそのプロセスを適用できる力を
身につけることこそが、ポレポレの目標なのです。
本記事では、ポレポレ英文読解プロセス50の特徴や効果的な使い方、
注意点などを解説します。

例題を繰り返し解き、英文を訳すプロセスを自然と
身につけることができれば、これからの英文読解力は
飛躍的に向上するはずです。
早慶や難関国立大を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

<特徴>
基本的な対象は早慶・難関レベルの構文読解力を
鍛えたい受験生、偏差値60以上が対象です。

この参考書は50の精選された短い例題を用いて、
構文把握力の向上を目指す問題集です。

構文把握力は、早慶・難関レベルの長文を読み解くには
・絶対必要な英語力の一つですが、
・なかなか構造がつかめない
・単語1つ1つは分かるのに意味が取れない、
・和訳問題で自分で訳した文章の日本語が理解できない・・
このような苦労している受験生の方は多いと思います。

そんな受験生の悩みを解決してくれる1冊が、この本です。

ファイル 4361-2.jpg

<本書の優れている点>
・例題が50題で取り組みやすい
・解説が丁寧で受験生がつまづく部分をカバー

特に構文把握が難しい部分については、その部分が抜き出され、
記号を用いながらわかりやすく図解されているので、
頭の中で解説文を理解するだけに留まらず、
視覚的にも見やすく、理解しやすい内容になっているので安心です。

この1冊で構文把握のプロセスは1通り学べると言えるでしょう。

偏差値60程度の上級者であれば、名詞構文が重要な箇所になってきます。

ファイル 4361-3.jpg

<名詞構文とは何か?>
人によっては聞いたことがない人もいるかと思います。

西きょうじ先生の授業を受けている生徒から
授業を受けた後で、実際に
「名詞構文と言う言葉を初めて聞きました」
という感想を言われたことがあります。

説明も難しく、理解も難しいので構文の教材で取り上げられることも少ないです。
ですが、名詞構文を理解することで飛躍的に英語の理解度が高まるので、
基本ができた学生はチャレンジしてみてください。

動詞の名詞化をまずは簡単な問題で理解して、
ポレポレに取り組むと良いでしょう。

ファイル 4361-4.jpg

<本書を使う目的>
『ポレポレ英文読解プロセス50』は、
多くの受験生に支持されている英文読解の参考書です。
しかし、この参考書の目的は、例題をただ訳せるようになる
ことではありません。

この参考書の真の目的は、「英文を訳すプロセス」を習得することにあります。
なぜなら、単に例題が訳せるようになったとしても、
新しい英文に出会った時にスムーズに訳せるとは限らないからです。
逆に、英文を訳すためのプロセスが身についていれば、
これまで見たことのない新しい英文でも解析するアプローチが
できるようになります。

ですので、単に訳が合っているかどうかをチェックするのではなく、
なぜそのように訳されるのか、訳す際にどのようなプロセスを経たのかを
意識することが重要なのです。

例題を解くたびに、自分がどのように訳したのかを言語化してみましょう。
すると、英文訳のプロセスが自然と身についていきます。

最終的には、訳すプロセスを意識することなく、
英文を正しく理解することが目標です。

そのためには、例題を繰り返し解き、
訳すプロセスを再現する訓練が欠かせません。

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<効果がでる使い方>
□構造を確認しながら読み、解答で確認
まずは、和訳・解説と照らし合わせながら構造を確認していきましょう。
最終的に、この参考書の文構造が取れるようになればいいので、
わからないところがあったらすぐに和訳・解説を照らし合わせながら、
構造を確認していきましょう。

□解説のポイントを意識して全文を再確認する
次に、和訳・解説を照らし合わせながら確認しおわった文に
もう1度目を通してみましょう。
この時はすでに和訳・解説を見たあとなので、
構造が取れたものとそうでないものを選別し、
構造が取れなかったものはもう1度復習して覚えなおしましょう。

□構造を意識しつつ”音読”で読解力を高める
最後に、全部の文構造が取れるようになったら、
左から右に意味が取れるようになるまで音読しましょう。
構造をとることに時間をかけて、いわゆる「返り読み」をしていたら、
本番の長文では時間切れになってしまいます。

<使う際のポイント>
上記の使い方をしながら、
注意点として、下記のようなプロセスを考えてください。

難しい構文は国語の現代文のようなもので、
理解するのにそれなりの時間はかかりますし、
いい加減に解いて、全訳を覚えるような勉強法は
全く役に立ちません。

まずはしっかりと自分で読んだうえで、
解説をじっくり読み、消化し、その解法のプロセスを
自分のものにする作業が必要です。

音読して速く読んでみて、自分のものになったのかを
確認してみましょう。

理解した後は何度も反復して、その問題の類題に対応できるレベルまで
頭に叩き込むことが大切です。

この際は、20~30回を目安に音読を行うと良いでしょう。
少し多いように感じられるかもしれませんが、
慣れれば音読のスピードは上がりますし、
何より、例題は短めの文章が扱われているので、
もう1回解きなおすより、効率よく何回も繰り返せます。
スポーツの練習と同じように、何度も反復。これが最も大事なことです。

<注意点>
読む際にはいくつかポイントがありますので、
初読の際に確認してください。

・Sがどこまで修飾されているのか?、どうしてそこまでなのか?
・等位接続詞は何と何を結んでいるのか?
・比較がある場合は何と何を比較しているのか?
・時制の変化があるのか?

このレベルの教材になると自分で理解できているかどうか
というのがかなり曖昧になります。

読んでいてなんとなくわかったような感じになっちゃいます。
でも本当にわかっているのでしょうか???

理解できた=教材の内容を単に丸覚えをしたというだけで
できるようになったという状態に陥ってしまう人も殆どです。
これでは、全く意味がありません。

<理解したつもりの状態にならないためには?>
わかったつもりの状態に陥らないためにも自身の英語力を
客観評価できる仕組みを作っていきましょう。
たとえば、自身が理解した構文をなぜそのように解釈したのか?
ということを説明文にして見るのが良いでしょう。

また、友達同士で教えあったり、説明しあったりすると
さらに理解が進み、効果が高まります。
一人でやっている場合も自分が先生になって他の人に教えるつもりで、
頭のなかでレクチャーしてみると良いでしょう。

<ライオンマークを飛ばすのも1つの手>
ポレポレ英文読解には難しい文章に対して、
ライオンマークがついております。
ライオンマークは難しくて一人でやっていると
理解が難しい場合がほとんです。

その場合は無理してやっても時間がかかるばかりで、
制限時間のある受験勉強においては得策ではありません。

まずはその他の無印マークがありる問題を確実にできるようにするのが
先にしましょう。
もちろん、後回しにするだけであって全部終わった後に必ずやってください。


<文章の意味が理解できないものに対してはどうすればよいのか?>
『ポレポレ英文読解』は、構文に対しての説明は詳しくされているのですが、
文章の意味がそもそも理解できない、
日本語訳をみてもよくわからない=日本語がよくわからないという場合がよくあります。

この教材は難しい大学の構文の一部を取ってきたわけですから、
それも当然です。

文章の内容を理解できるのはベターですが、
まずはSVOCの構文解析を確実にできる状態にしていきましょう。
このレベルができたら、本文の内容を自身の言葉で噛み砕いて言い換えてみましょう。
訳出例を覚えても意味がありません。


<構文読解をする際に意識しておいた方が良いことは?>
一文一文、一単語一単語の関係がどのようになっているのかを
理解しながら読むというのはもちろん重要です。

それ以外にも、今回出題された英文の形はまたどこかで必ず出題される!
と思って何度も読み込んでいくことが重要です。
必ず類題に当たる、と思って苦手な部分はおろそかにせず
やっていくようにしましょう。

また、著者である西きょうじ先生による解説動画も
YouTubeにアップされています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTVJQzNVadQf-Ghy4JAz5PZgz-_QhaeIu

学習している際に詰まったときには、是非ご覧になってください。

ポレポレって結構独学だと使い方を間違えている人がいるので、
この解説動画を見て理解度を100%に持っていくことができます。
わからないことがない人でもポレポレを持っている人は必見です。

(八千代緑が丘校 轟)

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【英語 お薦め参考書】英文読解の透視図

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『英文読解の透視図』
をご紹介致します。

篠田重晃先生、玉置全人先生、中尾悟先生らがお書きになり、
研究社から出版された参考書です。

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「早稲田や慶應に合格したいけど、英語の難易度が高くて不安…」
「レベルの高い英文読解力を身につけるには、
 どんな参考書を使えばいいんだろう?」

そんな悩みを持つあなたへ。「英文読解の透視図」は、
早慶合格を目指す受験生にとって、非常に効果的な参考書になりえます。

「英文読解の透視図」は、他の参考書とは一線を画す、
以下の様な特徴があります。

・難関大学頻出の高度な文法事項を深掘り
・実際の入試問題をベースにした実践的な問題
・詳細な解説で、独学でも理解しやすい
・別冊付録「英文読解再入門」で基礎力もカバー

特に、仮定法や比較表現、省略、倒置、挿入といった、
英文読解の上級レベルに不可欠なテーマを重点的に扱っている
点が
最大の特徴です。

これらのテーマは、早慶の英語難関学部においても頻出であり、
本書をマスターすることで、複雑な構文を正確に読み解く力が身につきます。

早稲田や慶應といった英語が難しい大学では、
以下のような特徴を持つ英文が出題される傾向があります。

・一文が非常に長い
・複雑な構文が用いられている
・抽象的な表現や高度な語彙が使われている

「英文読解の透視図」は、まさにそうした高度な
読解力を養うための最適な教材と言えるでしょう。

「英文読解の透視図」は、標準レベル以上の文法を理解している人を
対象としています。
具体的には、以下のようなレベル感が目安となります。

・共通テストレベルの問題を8割以上安定して解ける
・早慶の英語過去問に少し挑戦してみて、
 歯が立たないわけではないレベル

本書は、基礎的な文法力を前提に、受験生が間違えやすい点や、
難解な文章の解説が中心となっています。

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<英文読解の透視図の効果的な使い方(早慶受験生向け)>
「英文読解の透視図」を最大限に活用するため、
以下の3ステップで学習を進めていきましょう。

□ステップ1:基礎固め
・別冊付録「英文読解再入門」で基本的な文法知識を確認する
・本書の例文を丁寧に読み込み、構文や文法事項を理解する
・解説をよく読み、著者の解釈の仕方をつかむ

別冊英文読解際入門とは基本的な文法知識を一から確認できる資料で、
初学者から上級者まで、自分の理解度に応じて英語の基本を見直すことが可能です。

特に新たな課題に挑む前や、試験前の復習として活用すると、
基本的な文法知識をしっかりと身につけることができます。

この付録により、参考書全体としては、
初級から上級までの英語学習者が必要とする全ての情報を網羅しています。

□ステップ2:実践
・「Challenge問題」に取り組み、実践力を養う
・解答を参照し、間違えた箇所は解説をよく読んで理解する
・時間制限を設けて問題を解き、解答スピードを上げる

各章は、文法的に難しいことから和訳に至るまで
網羅的な難しい題材を取り扱っているので、
英文解釈の力がついていきます。

□ステップ3:復習
・間違えた問題を繰り返し解き、理解を定着させる
・解説を読み返し、重要なポイントをノートにまとめる
・定期的に復習し、記憶の定着を図る

おすすめ使用期間は2か月〜3ヶ月程度です。
早慶の過去問演習と並行して進めるのも効果的です。

問題を解く過程で間違えた場合、
その理由を突き止めて同じ間違いを
繰り返さないようにするのは重要です。

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<英文読解の透視図を使うメリット>
早慶受験において「英文読解の透視図」を使うメリットは
以下の通りです。

・難解な英文を正確に読み解く力が身につく
・早慶レベルの英語長文読解に必要な知識・スキルが習得できる
・英語の表現力、特に文章構造の理解が深まる
・解説が詳細なので、独学でも効率的に学習を進めることができる

<英文読解の透視図を使うデメリット>
方で、以下の様な点がデメリットとして挙げられます。

・初学者には難易度が高すぎて、基礎力がないと使いこなせない
・解説や例文がやや古く、現代の英語表現とは異なる部分もある
・受ける学部によっては、本書で扱うには難易度が高すぎる場合もある

基礎をしっかり固めた上で、志望学部に本当に必要かどうかを
見極めてから使用しましょう。

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<英文読解の透視図の文章は古すぎる?>
確かに、『英文読解の透視図』は、その刊行年が1993年とやや古いため、
現代の英語学習者にとっては若干取り組みにくいと感じる点も存在します。

その一つが、使用されている英文や解説のスタイルです。
この参考書は、比較的堅苦しいとされる古典的な英文を使用しているため、
非常に難易度が高いです。

また、この参考書では、一部の語彙や表現が現代の英語使用においては
あまり一般的でない可能性もあります。
このため、特に英語の新聞や文学作品など、
より正式な文脈で使用される表現に親しんでいないと、
理解するのに苦労するかもしれません。

しかし、これらの「欠点」は、逆に新たな視点や学習機会を提供するとも言えます。

例えば、より古典的な表現や厳密な文法構造に触れることで、
現代の英語表現がどのように進化したのかを理解することができます。
また、あまり使用されない表現や難解な文を読む経験は、
読解力を向上させ、英語の理解を深める大きな助けとなります。

早稲田大学国際教養学部の2023年入試において
150年前の文章が出たこともありますので、
早慶以上のレベルの高い大学を目指す場合は慣れておく必要があります。

(八千代緑が丘校 轟)

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