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【古文 お薦め問題集】吉野のパワーアップ古文 読解入門編

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は古文のお薦めの
問題集として『吉野のパワーアップ古文 読解入門編』
をご紹介したいと思います。

本書は、元東進国語科の吉野敬介先生が
お書きになった問題集で、東進ブックスから出版されています。
(吉野敬介先生は今でも東進の各校舎で受講することができます。)

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文法・単語などの学習が終わったが、
読解が苦手な人~読解のレベルをもっと上げたい人まで
を対象とした参考書です。

入門編のまえがきにありますが、「全然読解ができない」という人向けから
スタートします。
したがって、最初はとても優しい文章(といっても入試問題)からはじまります。
入門編では例文があるだけで問題はなし。
じっくりと読んでいきます。
一つ一つの文章の主語を考え、単語の意味・文法的意味を考え、
省略されている語を考え、文章の意味をとらえていくという
古文を読むオーソドックスな方法(しかし、これが王道です)を解説しています。

もちろん、それだけでなくて作者の豊富な知識によって様々な背景が語られており、
それを読めば古典常識も身についていきます。
完成編では、本文だけでなく問題もついています。
問題のレベル感は上智大学や早稲田大学レベルの問題です。
このレベルの問題をどのように考えて解いていくかという部分を学んでください。

ファイル 4399-2.jpg

<使い方>
問題文をコピーし、文章が文法的にどのような構造になっているのか、
読解的に見ると主語目的語はどのようになっているのか?
という点を自身で記載してみましょう。

その際に大事なのは、自身のイメージと問題文のイメージが一致しているかどうかです。

古文の場合はイメージが一致しないという場合は往々にして、
常識、文法に抜け漏れがあります。

一致しない場合はどのような常識、文法の知識があったら理解ができるのかを
考えていきましょう。

理想状態の知識と自身の知識のどこに差があるのかを見つけられるのかが肝心
となってきます。

古文を読む上で作品の前提知識があるかどうかというのは、
大きな点になります。

問題文を読む前に作品の結論を知ることができたり、
人物の相関関係を理解することができます。

特に、問題文を読んでいて誰が出てくるのかわからなくなってしまう人は
よく出る説話や日記の登場人物やストーリーをチェックしておくと良いでしょう。

もちろん、吉野パワーアップ古文にも作品を知る上での前提知識の情報が
載っているので最低限この教材の内容を理解しておくと良いでしょう。

ファイル 4399-3.jpg

<1ランク成績を上げるための使い方>
問題・解説を繰り返し読むだけでも十分力が付きますが、
「そんなこともうできるよ!」という人は、解説の中にあるコラムなどを
よく読んでください。

古典常識がたくさん書かれています。
また、文学作品の特色なども解説されています。
読解が十分にできるという受験生の人にもこの本がおすすめである理由で、
このようなページを読んでいくだけでさらに力をつけることができます。

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<よくある質問>
Q1
入門編は問題はついていないということですが、それで力はつきますか?

A1
心配しないでください。
この参考書で文章を読むための力をつけていくのです。
最初は簡単な文章をじっくりと解説を読みながら進めていくことで、
古文を読む力が付きます。
本当に力をつけることができる本ですので、心配しないで使ってみてください。


Q2
この参考書をやってみました。
とてもわかりやすい解説でしたが、自分で同じようにやることができません。

A2
自分でできなかった問題を持ってきてください。
次にこの参考書を横において、同じように線を引き、
同じように単語の意味を考えてみてください。

これを繰り返していくうちにできるようになっていきます。
この参考書を書いた吉野先生のようにすぐになれるわけがありませんが、
入試で必要な力をつけることは十分に可能です。

自分でやってみてもどうしてもわからないことがあるときは、
八千代緑が丘校が誇る文系教務の呉屋直哉に相談してみましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【古文 お薦め問題集】古文解釈の方法

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は古文のお薦めの
問題集として『古文解釈の方法』
をご紹介したいと思います。

本書は、駿台で古文を教えてらっしゃる関谷 浩先生が
お書きになった問題集で、駿台文庫から出版されています。

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身につけた古典文法を読解に活かしたい方が
対象の問題集です。

文法を1から説明している参考書ではなく、
一度身につけた文法を読解に活かすよう訓練する参考書です。
そのため、すでに古文がある程度できている人で
かつ古文に対して苦手意識を持っていない人が対象となります。

分かりやすい語り口ではなく、文法を正しく応用する中、
上級級者向けの硬派な解説がされています。

ファイル 4398-2.jpg

<使い方>
進め方としては文法の勉強をしている時に、
辞書的に使用していくのが良いでしょう。

苦手な部分が出てきた際に、
できない理由を考える参考書として使うのが最適です。

わからない部分を参照しつつ、前後の部分を読んでいくというスタイルで
勉強していくことでこれまでフィーリングで読んでいた古文を
論理的に読むことができるようになるでしょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【古文 お薦め問題集】首都圏「難関」私大古文演習

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は古文のお薦めの
問題集として『首都圏「難関」私大古文演習』
をご紹介したいと思います。

本書は、河合塾で古文を教えてらっしゃる池田 修二先生が
お書きになった問題集で、河合出版から出版されています。

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難関大受験生向けの問題集です。
共通試験レベルの問題集などを終えてから本書に進むと良いでしょう。
タイトル通り早稲田や上智、MARCHの問題で演習する問題集です。

解説は問題の解説だけでなく出典についての解説も充実しています。
出典は入試によく出る有名なものが厳選されているので、
入試で役立つ背景知識も学べます。

解答の本文では重要な助動詞や補足事項が示されています。
また本文と解釈の部分の数字が対応しており、
重要語句については解釈の方でも太字になっているので復習がしやすいです。

問題の解説は模擬試験の解答解説と同じくらい充実しています。
上級者用の問題集の多くは解説が簡素なものが多いですが、
本書は1問ごとにしっかり解説がついています。

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<使い方>
過去問演習に移行する前の仕上げとして使っていきましょう。
本書を終えたら過去問に取り組んでしまってかまいません。

ただし当然ですが復習は丁寧にやります。
丸つけして終わりでは意味がありません。
正解した問題を含め解説をしっかり読み、本文と解釈の照らし合わせを行い、
必要であれば古語辞典も参照しましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【古文 お薦め問題集】古文上達 基礎編 読解と演習45

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は古文のお薦めの
問題集として『古文上達 基礎編 読解と演習45』
をご紹介したいと思います。

本書は、河合塾で古文を教えてらっしゃる仲光雄先生が
お書きになった問題集で、Z会から出版されています。

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本書は、古文の基礎から応用までを効率的に学べる
定番の参考書です。
文法の理解だけでなく、実践的な読解力が同時に身につくのが
大きな魅力です。
文法と読解が一体となった学習ができるので、短
期間で確実に実力がつきます。

共通テスト対策はもちろん、基礎から応用までをマスターしたい人
に最適な1冊です。
ぜひ本書を使って、苦手だった古文を自分の武器に変えましょう。

<特徴>
古文上達45基礎編は、文法を文章の中で確認していくのに
最適な教材で定番の参考書として有名です。

□文法と読解を同時に学べる
本書では、文法の学習ページと読解の演習ページがセットになっており、
文法を学習した直後に、その文法を使った読解の演習ができます。
だから、文法の理解と読解力が同時並行で身につきます。

□解説が丁寧
本書の読解問題の解説は非常に丁寧で、現代語訳、文構造の説明、
品詞の分解などが詳しく解説されています。
自分で文章を読み解く力がつく解説となっています。

□実戦的な長文が45題以上
本書には、実際の入試で出題されたような実戦的な
長文読解問題が45題以上収録されています。
これを解けるようになれば、実戦でも対応できる実力がつきます。
このように、文法学習・読解演習・解説の充実度が高いのが
本書の大きな特徴だと言えます。

ファイル 4396-2.jpg

<難易度>
本書のレベル感は、「共通テスト対応レベル」といえます。
本書に収録されている長文読解問題は、過去のセンター試験や
難易度の低い私立大学の入試問題を参考にしたレベルとなっています。

したがって、本書で扱われている文法事項や語彙は、
共通テスト程度の古文力を目指している人に適しています。
本書の長文自体も、平易な内容のものが多く、
共通テストと同程度の読解力があれば対応可能なレベルとなっています。

本書をマスターすれば、古文が初めての人でも、
共通テストの古文は8~9割の正答が取れる実力を
獲得できる教材だと言えます。

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<使い方>
□文法の復習に活用する
本書では、文法事項ごとに「まとめ」と「集中講義」のページが設けられています。
「まとめ」ではその文法事項の基本形や概要がコンパクトにまとめられています。
「集中講義」では、「まとめ」の内容をもとに、
例文や図表を使って詳しい解説がされています。
古文の文法は例外が多く覚えにくいものですが、この「まとめ」と
「集中講義」を活用すれば、効率的に復習できます。
具体的には、以下のような使い方をおすすめします。

・「まとめ」の内容を暗記する
・「集中講義」を読んで理解を深める
・「まとめ」を再度確認する

このように、「まとめ」と「集中講義」を行き来しながら、
文法事項をしっかり定着させましょう。
本書なら、文法の効果的な復習ができるのがメリットです。
ぜひ活用してください。

□読解力がつく解説を生かす
本書の実践問題には、詳細な解説が付属しています。
この解説は単に正解を示すだけでなく、
以下のようなポイントが解説されているのが特徴です。

・現代語訳(主語補充あり)
・文構造の分析
・品詞分解
・助動詞の意味と用法

この解説を活用することで、自分の読解力が向上します。
具体的には、次のような使い方をオススメします。

①解説を読み、現代語訳と文構造を確認
②品詞分解してみて、解説と照らし合わせる
③解説を読み直し、疑問点を明確化する
④音読して理解を深める

以上のように、解説と対話しながら理解を深めましょう。
解説を生かすことで、確実に読解力が向上します。

□繰り返し音読して覚える
本書の実践問題では、単に正誤を判断するだけでなく、
繰り返し音読することが重要です。
音読する際のポイントは以下の通りです。

・最初のうちはゆっくり音読し、現代語訳を意識する
・音読のスピードを上げ、現代語訳なしで読めるようになることを目指す
・1文ずつ区切りながら、文意と主語を確認しつつ音読する
・同じ文章を5回以上繰り返し音読する
・間違えやすいところに注目し、弱点を克服する

このように、コツをつかみながら音読を繰り返せば、
文章のリズムが身につきます。
音読の回数を増やすほど、記憶への定着度が上がります。
疲れてくる前に止め、次の日に再開するのがコツです。
ぜひ音読学習を取り入れ、実践問題を活用してください。

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<本書の足りない部分>
本書は文法理解と読解の基礎固めに有効な教材ですが、
主に次の2点が足りない部分だと言えます。

□文法を集中的に鍛える練習が少ない
文法事項ごとの練習問題が2、3題程度と少ないため、
文法を集中的に鍛えるのは難しい。

□高度な読解力が求められる演習がない
実践問題のレベルが共通テスト程度とやや低め。
難関大学を目指す場合は物足りない。

このように、本書の文法学習と読解学習は基礎レベルに
とどまるため、より高度な学習用の教材と併用することを
おすすめします。

本書を一通り終えた段階で古文における読解の基礎は
完成しているので、演習を積んでいきましょう。
古文ポラリスがおすすめです。

(八千代緑が丘校 轟)

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丁寧な復習を欠かさない!

こんにちは。
八千代緑が丘校 事務の牛尾です。

本日はFinalSummer12日目。
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残すところ、あと4日になりました。
なんだかあっという間…と感じている方もいらっしゃると思います。

毎日、丁寧な復習を欠かさなかったり、
お盆休み期間に解き直しを予定している子もいたり。
「次に繋げよう!」と頑張っている子が沢山います。
その姿を見て、素晴らしいなと日々感じています。
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(FS終了後に、気になっていた数学の問題を質問する姿が!!)

努力は、必ず今後の力に繋がります。
焦らず確実に。
コツコツと頑張っていきましょう(^^)/
(八千代緑が丘校 牛尾)
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【古文 お薦め問題集】古文ポラリス

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は古文のお薦めの
問題集として『古文ポラリス』
をご紹介したいと思います。

本書は、スタディサプリで古文を担当されている岡本梨奈先生が
お書きになった問題集で、KADOKAWAから出版されています。

古文ポラリスは、基礎から上級まで段階的にレベル分けされた
実戦的な演習問題集です。
解説では、正解に至る考え方が丁寧に解説されているので、
解答の手順を確実に理解できます。

基礎から上級まで着実に学習していけば、
早稲田大学を目指す人でも十分対応可能なレベルになります。

<特徴>
古文の長文読解力を鍛えるために、
過去の入試問題をベースに作成された実戦的な問題が
数多く収録されています。

また、各設問の詳細な解説が特徴で、なぜその解答になるのか、
解答までの思考プロセスが丁寧に解説されています。

このシリーズには、基礎レベルから上級レベルまで
3種類のレベルが用意されており、
古文初心者から上級者まで段階的に実力をつけることができます。

一冊一冊を着実にこなすことで、
古文の読解力が確実に向上するのが魅力的な問題集です。


<古文ポラリスのそれぞれの難易度>
古文ポラリスには、基礎レベルの「古文ポラリス1」、
標準レベルの「古文ポラリス2」、上級レベルの「古文ポラリス3」の
3種類があります。

<古文ポラリス[1 基礎レベル] >
ファイル 4395-1.png

「古文ポラリス1」は、長文読解の入門編として位置づけられる問題集です。
収録問題数は全14題で、日本大学や東洋大学の過去入試問題を使用しています。
このあたりは、古文の出題校としては比較的易しい部類に入ります。

したがって、この「古文ポラリス1」は、古文初心者や基礎的な長文読解能力を
身につけたい人に適したレベル感の問題集となっています。

文法事項の理解が十分でなくても、丁寧な解説を読めば基本的な読解力は
養えるよう配慮された問題構成になっています。

古文が初めての人や基礎力強化を目指す人におすすめの入門編問題集といえます。


<古文ポラリス[2 標準レベル]>
ファイル 4395-2.png

古文ポラリス2は、同シリーズの「標準レベル」に位置づけられています。
レベル的には、基礎レベルの次のステップとして、
日東駒専やMARCHレベルを対象とした中級者向けの問題集です。

収録されている駒澤大学や成蹊大学の過去問は、日本大学や東洋大学といった
基礎レベルの出題大学よりもやや難易度が上がっています。
文法事項の理解や読解技術が必要とされ、内容的にも少し凝った文章が含まれます。

したがって、この標準レベルは、古文の基礎的な学習を終え、
中級者として実力を高めたい人に対して適切なレベル感の問題集といえます。

難易度も、基礎レベルに比べると高いですが、最難関レベルではないので
段階を踏んで取り組みやすいのが特徴です。


<古文ポラリス[3 発展レベル] >
ファイル 4395-3.png

この最上級レベルは、早稲田大学を目指す人向けの内容となっています。
収録されているのは、MARCH・関関同立・早稲田大学の文学部の
過去入試問題です。

文章の種類は物語や日記の他、論説文なども含まれており、
記述問題への対応力も養成することができます。

難易度は古文ポラリスのシリーズの中で最も高く、
文法力と読解力のみならず作品理解が求められる最難関レベルの問題が揃っています。

ファイル 4395-4.jpg

<古文ポラリスのメリット>
古文ポラリスの最大のメリットは、各設問の解説が非常に詳細で、
解答の導き方が丁寧に解説されている点です。

正解にたどり着くまでの思考のプロセスが具体的に示されているため、
古文初心者でも解説を追えば確実に実力がつくことができます。

また、文法事項や語彙に関する解説もあり、
知識の定着が図れるのも大きなメリットです。
文学作品の背景知識を記したイントロダクションもあり、
文学史的知見も深められます。

加えて、基礎から上級までレベル別の問題集が揃っているので、
自分の実力に合わせて購入することができます。
演習を重ねることで確実に実力が向上するのが魅力的なシリーズといえます。

ファイル 4395-5.jpg

<使い方>
古文ポラリスの使い方のポイントは、まず制限時間内に
自力で問題を解き、解説を見て解答プロセスを理解することです。
制限時間内に解けなかった問題は、無制限で解き直しをして、
自力で正解に導けるようにします。


解説を読む際は、単に正解を確認するのではなく、
なぜその選択肢が正解なのか、解答の考え方をしっかり把握すること
が重要
です。

また、文法事項や語彙の解説ページは、単なる知識の確認にとどまらず、
その知識をどのように活用して正解にたどり着いたのかを関連付けて学習しましょう。

そして、学んだことを活かして初見の文章も解けるよう、
繰り返し演習を重ねて実践的読解力を高めることが大切です。


古文ポラリスは、基礎から上級まで段階的にレベル分けされた問題集です。
詳細な解説が特徴で、解答の導き方を丁寧に学ぶことができます。
解説は正解だけでなく、なぜその解答に至るかの過程を大切にしてください。
繰り返し演習して読解力を高めることがポイントです。
難しいと感じる場合は、自分の弱点を補う勉強を並行しながら
ゆっくり取り組みましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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3世紀たっても色あせない!?

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

昨日のブログでは
『2020年の京都大学 文系数学 前期の第5問と
 2022年の共通テスト 数学ⅠA 第3問で
 共通の背景は何?』
といったところで終わりましたが、
今日はその続きを書かせて頂きたいと思います。

それは、完全順列(攪乱順列)とか、
モンモールの問題と呼ばれる問題で、
元の問題はこちら↓

「n人に当てた手紙を、n人の宛先を書いた封筒に
 ランダムに入れるとき、手紙がすべて違う人宛に
 なってしまう場合の数を求めよ。』

この問題は1708 年にモンモールが、
n = 13 の場合の問題として提唱したのです。

一般にn 人の場合において解決したのが、かの有名な
Leonhard Euler(レオンハルト・オイラー)です。

この完全順列の問題について、漸化式を導くことが
できるのですが、それについては、2004年に
東京工業大学の後期試験で出題されました。

こちら↓

*******************************************************
場所1 から場所n に異なるn 個のものが並んでいる。
これらを並び替えてどれもが元の位置にならないようにする
方法の総数をD(n) とする。ただし、n ≧ 2 とする。

(1) n = 4 の場合の並べ替え方をすべて書き出して、
  D(4) を求めよ。

(2) n ≧ 4 に対して
  D(n)=(n – 1){D(n – 2)+ D(n – 1)}
  を証明せよ。
*******************************************************

昨日、京都大学の過去問についての質問に来たAくんには
D(n)=(n – 1){D(n – 2)+ D(n – 1)} (n ≧ 4) …(※)
の式の証明について考えてもらい、自力で導出できるように
教えさせて頂きました。

(※)の式をうまく活用することができれば、
2020年の京都大学 文系数学 前期の第5問も
2022年の共通テスト 数学ⅠA 第3問も
すんなりと答えを導くことができると思いますので、
ぜひ、試してみて下さい。

ファイル 4014-1.jpg ファイル 4014-2.jpg

ただし、私は、今回の完全順列のように、
入試問題の背景となっている問題の知識を知っていると
入試問題をすんなりと解けるようになりますよという
ことをお伝えしたいわけではありません。

2020年の京都大学 文系数学 前期の第5問も
2022年の共通テスト 数学ⅠA 第3問も
完全順列の知識を知らなくても、
十分に解くことができます。
(共通テストでは誘導も付いていますし…。)

入試問題の背景についても楽しみながら、
かつ、それを知らなくても、愚直に考えて
問題を解けるような思考力を磨いていくことが
大切です。

この夏期講習期間、考えに考え抜いて、
真の思考力を身に付けていきましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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【現代文 お薦め問題集】ゼロから覚醒Next フレームで読み解く現代文

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は現代文のお薦めの
問題集として『ゼロから覚醒Next フレームで読み解く現代文』
をご紹介したいと思います。

本書は、スタディサプリで現代文を担当されている
柳生好之先生がお書きになった問題集で、
かんき出版から出版されています。

本書は、論理的な読み方と正解判定のコツを養成するための
参考書です。
この参考書を使えば、1文ごとの正確な読み方をマスターし、
自信を持って選択肢を選べる力が身につきます。

ファイル 4408-1.png

本書は、現代文の「読み方」を強化したい方にぴったりです。
この参考書では、文法を基礎としながらも大学入試レベルに対応できる
論理的な読解力を育成します。
効果的な復習方法と目標に沿った参考書選びで、現代文の苦手意識を克服しましょう。

<特徴>
□1文ずつ論理的に読む力を鍛える
本書は、1文ごとの読み方に注目し、
論理的なフレームワークを活用する力を育成します。

「AではなくB」という構文をはじめ、
選択肢の正誤を明確に判断できる読解力を養います。

□正解を導くためのフレームワーク
本書は現代文に頻出の構文やフレームワークが網羅されており、
根拠をもとに正答を選べるようサポートします。
確実に読解力を身につけたい方におすすめです。

ファイル 4408-2.jpg

<使い方>
□学習の進め方とペース
本書はは内容がやや重めなので、1日1章を目安に学習し、
2~3日で1章の復習を挟むのが理想的です。
2週間程度で一通りの内容を身につけることを目指しましょう。

□1章あたりの進め方
各章では、論理的に理解しながら1文ずつ確認して進めていきます。
このプロセスを通して、選択肢が正しいかどうかを根拠をもとに
判定できる力を身につけていきます。

ファイル 4408-3.jpg

<復習方法と学習のコツ>
□復習のポイント
現代文の復習では、間違えた問題について
「どのように考えて間違ったのか」を確認することが大切です。

本書の復習では、正解にたどり着くための思考プロセスを
しっかりとメモに残し、次の学習に活かしましょう。

□読解力を定着させるために
選択肢の正誤を判断する際の考え方を繰り返し確認し、
知識の定着を図りましょう。

これにより、どのような問題にも自信を持って解答できるようになります。

本書は『ゼロから覚醒』3部作のうちの2冊目なのですが、
『ゼロから覚醒』シリーズについて、著者ご自身が紹介した
動画と使い方の動画がYouTubeで公開されていますので、
ぜひ確認下さい。↓
https://www.youtube.com/watch?v=JHIGpI3J2JM


<次に進むべき参考書の選び方>
本書を終えた後、応用的な解法や実戦練習に取り組むことが理想です。
さらに読解の方法論を学びたい方には
『ゼロから覚醒Final読解力完成現代文』がおすすめです。
ファイル 4408-4.png
(著者:柳生好之、出版社:かんき出版)

自身の目標や学習スタイルに合った次の参考書を選んでいってください。

<方法論重視の方におすすめの本>
さらに設問解法の方法論を学びたい方には
「柳生好之の現代文プラチナルール』がおすすめです。
ファイル 4408-5.png
(著者:柳生好之、出版社:KADOKAWA)

実戦的な問題演習に進みたい場合は『柳生好之のThe Rules現代文問題集』
で実力を伸ばしましょう。
こちらの参考書につきましては、以下のブログをご覧ください。
https://www.jasmec.co.jp/cgi-bin/blog-diary-open1/diary02/blog-diary-open2.cgi?no=4406


本書は、論理的な読解力を鍛えるために最適な一冊です。
この参考書の効果的な進め方と復習方法を活かして、
現代文の力を確実に向上させていきましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【現代文 お薦め問題集】現代文クロスレクチャー

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は現代文のお薦めの
問題集として『現代文クロスレクチャー』
をご紹介したいと思います。

本書は、スタディサプリで現代文を担当されている
柳生好之先生がお書きになった問題集で、
文英堂から出版されています。

本書は今までの発売されている参考書とは、異なる特徴を持つもので、
その詳しい解説をこの記事で紹介していきます。

<特徴>
本書のシリーズは、読解編と解法編の二つに分かれています。
この二つの主な違いは、現代文の解き方を学ぶのが読解編、
解き方を学ぶのが解法編となっています。

読解編をやってから解法編を学習すると
スムーズに学習できるようになっています。

また、この参考書の最大の特徴は、
映像授業を組み合わせて学ぶことができるという点です。

映像授業では、読み方と解き方のプロセスを掴み、
参考書の方で重要なポイントの復習や実践問題を解くなどして、
役割に応じて学び方も変えていくことができます。

【読解編】
ファイル 4407-1.png

読解編では、全部で8講に分かれています。
読解編では、「文章の中でどのように書かれているか」を正しくつかむ方法を
説明しています。
問題に正解することよりも文章に書かれている通りに正しく読めたかどうかを
重視して学習するようにしましょう

また、それぞれの講に1問問題が掲載されていて、実践演習もできるようになっています。

【解法編】
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解法編では、全部で8講に分かれています。
解法編では、客観的なルールに基づいた「再現性」の高い「解き方」を
身に着けていきましょう

また、それぞれの講に1問問題が掲載されていて、実践演習もできるようになっています。

<使い方>
基本的に読解編も解法編でも学習の仕方は変化はなく、
以下のようになります。

特徴の部分に書いたようにクロスレクチャーでは、
「映像授業」×「参考書」の相乗効果により効率よく
現代文の学習を進められるようになっています。

①各講義の冒頭にある「ダイジェスト・レクチャー」という講義の
 重要なポイントがまとまっている講義動画を視聴しましょう。
 これにより、講義の概要を掴むようにしましょう。

②別冊の「問題」を目安時間を意識しながら取り組みましょう。
 こちらの問題は、大学入試問題を効率よく学習できるように編集しています。
 また、現代文が得意な人は「ダイジェスト・レクチャー」を見る前に問題に
 取り組んでもいいでしょう。

③文章の「読み方」と問題の「解き方」を講義動画と詳しい解説で学びましょう。
 読み方は意味段落ごとに、解き方は設問ごとに、講義動画が付いています。
 また、講義の最後にある「要点整理」には、その回で学んだ重要なポイントが
 まとまっているので、復習と定着に役立てましょう。

また、著者ご自身が紹介した動画と使い方の動画が
YouTubeで公開されていますので、ぜひ確認下さい。

<紹介動画>
https://www.youtube.com/watch?v=ol5a00zFwlw&t=1s


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本書は特に、現代文をゼロから学ぶ人にお勧めできます。
現代文の学習の進め方に迷っている人は、参考書と映像授業を
一緒に使って学習することで効率よく現代文の勉強を進めていきましょう。
解法編と読解編の二つを使うことで、現代文の基礎的な部分から
入試対策のレベルまでカバーすることができますので、
是非この2冊を駆使して、現代文の対策をしていきましょう。

(八千代緑が丘校 轟)

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【現代文 お薦め問題集】The Rules現代文問題集

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は現代文のお薦めの
問題集として『The Rules現代文問題集』
をご紹介したいと思います。

本書は、スタディサプリで現代文を担当されている
柳生好之先生がお書きになった問題集で、
旺文社から出版されています。

本書は「読み方」と「解き方」にフォーカスし、
現代文の基礎力を体系的に身につけたい方に最適
です。

本書は、現代文問題に共通する「解答のルール」を学び、
他の問題にも応用できる力を養成します。

基礎から上級まで、難関大学に対応する4レベルの構成で、
多くの受験生におすすめの内容です。

<特徴>
□読み方・解き方にフォーカスした現代文のルール
本書は、現代文の問題に共通する「ルール」を学び、
どの問題にも対応できる力を身につけることが目的です。

各問題での読み方・解き方にフォーカスし、
他の問題にも応用可能な解法を身につける構成です。

□参考書におけるルールと実践力
本文中にはルールの使用例が明確に示され、
どのポイントが重要なのかを理解しやすくなっています。

学んだルールが他の問題でどのように活用されるかを確認しやすく、
応用力が身につきやすい設計です。

□レベル別の学習で実力に応じたトレーニングが可能
本書は、レベル1からレベル4までの4段階に分かれており、
それぞれのレベルで幅広い実力に対応します。

初心者向けのレベル1から、難関大学向けのレベル4まで用意されているため、
基礎から応用まで総合的に鍛えられます。

<レベルごとのポイント>
□レベル1
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偏差値50未満の基礎レベル。
中堅校を目指す初心者に最適です。

□レベル2~3
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MARCHや関関同立などを志望する方向け。

□レベル4
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東大・京大・一橋大などの難関大を目指す上級レベル。


<効果的な使い方と復習方法>
□学習スケジュールの例
1冊あたり1〜2ヶ月程度で学習できる構成です。
入試直前期には1日1題を進めるペースで、問題を解き、
解説を確認しながらルールの理解を深めましょう。

正解した場合も解説を読み、根拠が正確に捉えられているかを
確認することが大切です。

□解説を活用するポイント
問題解説には、要点を的確に押さえた「要約」が含まれており、
正解した場合も必ず解説に目を通しましょう。

特に根拠を明確にすることで、偶然の正解を防ぎ、着実に実力が向上します。

また、著者ご自身が紹介した動画と使い方の動画が
YouTubeで公開されていますので、ぜひ確認下さい。

<紹介動画>
https://www.youtube.com/watch?v=nzi7gYu208c

<使い方を説明した動画>
https://www.youtube.com/watch?v=Zr-VJFfC41M&embeds_referring_euri=https%3A%2F%2Fgenronkai.com%2F


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入試問題のテーマ別演習ができる『ポラリス』シリーズも、
テーマ別の知識補強に適しています。
『The Rules』で解答力を高め、『ポラリス』でテーマ別の問題に慣れることで、
より安定した得点力が身につきます。

本書はは、問題に対応するための解法ルールを体系的に学べる教材で、
基礎から難関大のレベルまで幅広く対応しています。

このシリーズを活用し、他の参考書や過去問演習と組み合わせることで、
入試に通用する現代文力を確実に鍛えましょう!

(八千代緑が丘校 轟)

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