Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2007年03月号)
心新たに...
3月、塾は新年度となる。すでにシリウスは2月から新しい学年の勉強が始まった。また新しい子供たちの輝いた顔をたくさん迎えることになる。4月になれば学校も新しい学年。さあ心新たに出発、と考えることだろう。
しかしここでよく考えてみたい。心機一転と気持ちを入れ替えてやる気を出すのはいいのだが、それが行き過ぎて、嫌なことは全部忘れて、初めからやり直せばよいという短絡的な考えになっていないか。
ある日偶然、万能の解決策がやってくるわけではない。まず原因と結果をきちんと分けて科学的に検証した上で、解決への仮説を立てて、次への進歩に向けて真摯な気持ちで一つ一つ挑戦することが大切なのだ。「幸運の女神は準備したところにやってくる」(パスツールの言葉)という。
今年度の塾は、昨年度ほど大きな変化がないと感じるかもしれないが、一つ一つを改善し、次なる進化を目指している。とくに、子供の成長のカギを握る保護者の皆様をサポートする、さまざまな企画を考えている。
今年も着実に進化する誉田進学塾グループにご期待ください。
※この内容は2007/03塾だよりに掲載したものです。
季節外れの内容が続く。年度替わりの時期の話である。
うちの塾は、塾予備校業界の中では、合格力で注目されていて、同業他社からの見学、訪問なども少なくない。その中で、多い質問の一つが、いつから今のように変わった(変革し始めたor成長し始めた)のか?、というもの。この答は、この当時から、今も変わらない。
ある日突然(偶然)、変革したのではなく、日々の検証と解決への仮説の実践を一歩ずつ積み重ねた結果である。
受験勉強、いや、受験に限らず、どんな勉強も、つまりどんな成長も同じであろう。
受験生のこの夏の努力が、幸運の女神に好まれるほどのものでありますように。