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入試後半戦へ

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 前回から日が空いてしまいました...

 入試時期は、問題を即日解きまくる。
 一番の話題は、今回の共通テストの難化だろう。とくに数学IA。2Bもだが、いろいろな見方があるはずだ。

 さすがに疑問符??がたくさんつくところであろう。何の力が見たいのか、何を学力として求めているのか。

 ただ、さすがに大学入試センターの出題者。さまざまな制約の中で、出題に対して向かい合っているのがよくわかる。

 単なる批判をするだけなら、その立場は簡単だ。与えらた制約条件の中で、どう変えるべきものを変えて素晴らしいものにしていくか。
 出題側もまだこれからならば、それに向けて受験生を教え導く側もこれからである。

 研究開発の勝負である!

[巻頭言2011/04より] 今、私たちにできること

Shingaku Express / 誉田進学塾だより 巻頭言より
(2011年04月号)
今、私たちにできること

 震災で多くの方々の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意をささげます。また被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 この未曾有の自然の猛威に対して、無力であることを感じるかもしれない。確かに、自分一人ができることはとても小さなこと。しかし、それでも自分の力でできることだけに集中することが本当は一番大切だ。

 子供たちにできることは、今はただ勉強することしかない。でもそれは、次の時代を切り拓く未来の大人たちにとって、その未来のときに力を発揮するためには、必要なことなのだ。今は他に何もできない。しかし次の主役となるときは、必ず順番に巡ってくるのだ。

 そして、その手本となるべき大人たちも、今、自分たちができることに全力を尽くすことが一番大切。その真剣な後ろ姿を見て、次を継ぐ者が育つ。

 どうか保護者の皆様も、自分のできることに精一杯集中し、充実した日々を送っていただきたい。子供たちの行動にあれこれ言うよりも、まずは自らの姿でお手本を示すこと。その姿を見て、子供はいつか超えていく。

 入試についてのまとめの詳細はSpecial Programでご報告します。
 毎年好評の「難関中学/高校受験研究会Special Program」の特別講演。今回の木下先生は、4年前の講演で、保護者の皆様に大きな感動をいただきました。ぜひご両親でご参加ください。

※この内容は2011/04塾だよりに掲載したものです。
 3.11東日本大震災直後の号。
 今のコロナ禍感染拡大の状況も同じような気分。
 直接的な猛威では当時の衝撃の方が強いかもしれないが、この長期戦、そして目の前の子供たちへの環境を考えると、今の方が遥かに厳しい。
 だが、考え方は変わらない。
 やるべきことに集中して精一杯やり遂げるしかない。
 入試後半戦。
 スタッフ一同、頑張ります。