学習に取り組む中で、
誤解が生じることがあります。
例えば、"水は100度にならないと蒸発しない"という勘違い。
水は何℃でも蒸発します。
洗濯物を外に干しておけば、気温が100℃未満でも
洗濯物が乾くことから実感できると思います。
きっと"水は1気圧のもとでは100度で沸騰する"
ということと混同してしまったのでしょう。
水が蒸発するメカニズムを正確に理解せず、
あいまいに捉えてしまったが故に
このような勘違いが生じたと思われます。
このような勘違いを生じさせないためには、
正確に理解することが大切です。
では、どのように学習すると、
正確に理解することができるのでしょうか?
この答えのヒントがTくんの学習の様子から得られそうです。
Tくんの学習の様子を見ていると、
何やら参考書に書き込みをしていました。
ただ漠然と参考書を読んでいるのではなく、
読んで気が付いたこと、自分なりの理解の仕方を
参考書の空いたスペースに書き込んでいるのです。
行間を読むという表現がありますが、
一つ一つの現象を咀嚼しながら学んでいくことで、
正確に理解していけると思います。
方法は様々あると思いますが、
正確な理解を目指して
自分なりに工夫を凝らして
学習に取り組んで頂けたらと思います。
土気駅北口校 轟