こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
先月、高校野球の県予選を観に行きました。
照りつける太陽。
じっとしていても汗が流れ落ちるような、真夏の暑さ。
そんな炎天下のグラウンドを、高校生たちが走り回っていました。
打席に立つ選手。
必死にボールを追う外野手。
ベンチから声を張り上げる仲間たち。
一球、一打、一走に、持てる力のすべてを注ぎ込んでいる。
その姿を眺めながら、ふと思いました。
「青春って、こういうことなのだろうな」と。
そして今、夏期講習の校舎にいる高校生たちを見ていても、
同じことを感じます。
朝から校舎に来て、授業を受ける。
授業が終われば、自習室で問題集を開く。
思うように解けなくて、頭を抱える。
模試の結果を見て、悔しさを感じる。
それでも、もう一度机に向かう。
第一志望校合格という、まだ見えない未来に向かって、
一問、一問、問題を解いていく。

野球部の生徒が、炎天下のグラウンドで汗を流している。
その一方で、受験生たちは、冷房の効いた校舎で汗こそ流さなくても、
同じように自分自身と戦っている。
一見すると、華やかさはないかもしれません。
歓声が上がるわけでもない。
応援団がいるわけでもない。
その努力が、すぐに結果として表れるわけでもない。
けれど、私は思います。
これも、間違いなく青春の一ページです。
高校時代の青春というと、部活動や文化祭、体育祭、友達との思い出などを
思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも、青春は決して「楽しいこと」だけではないのだと思います。
悔しくて、苦しくて、逃げ出したくなる。
それでも、「自分はこうなりたい」という思いを胸に、もう一度立ち上がる。
そんな時間もまた、青春なのではないでしょうか。
高校野球の選手たちにとって、今日の一試合は一生に一度しかありません。
高校3年生にとって、今年の夏もまた、一度しかありません。
同じ夏は、二度とやってきません。
今は、
「もっと遊びたい」
「どうしてこんなに勉強しなければならないんだろう」
と思うこともあるかもしれません。
けれど、何年か先に高校時代を振り返ったとき、
「あの夏、毎日朝から晩まで勉強したな」
「模試の判定が悪くて、悔しくて泣いたな」
「それでも、最後まで諦めなかったな」
そんな記憶が、きっと自分自身の大切な一部分になっているのだと思います。
もちろん、受験は勝負です。
第一志望校に合格するために、できる限りの努力をしてほしい。
だからこそ、この夏を大切にしてほしいと思います。
一日一日を、ただ「勉強をこなす日」にするのではなく、
「自分の未来のために、本気で頑張った日」
にしてほしい。
グラウンドで白球を追う高校生たちが、まぶしいほどに輝いているように。
机に向かい、鉛筆を走らせる高校生たちも、同じように輝いています。
汗にまみれて走ることだけが青春ではありません。
悔しさを抱えながら、それでも机に向かうこと。
眠い目をこすりながら、もう一問だけ解くこと。
昨日できなかった問題が、今日は解けるようになること。
そんな一つひとつの瞬間もまた、かけがえのない青春です。
夏の終わりには、きっと今とは違う自分がいます。
そして、受験が終わったとき。
合格発表の日を迎えたとき。
この夏を振り返って、きっとこう思うのではないでしょうか。
「あの夏、頑張ってよかった」と。
高校生の時間は、思っているよりずっと短い。
だからこそ、今しかできないことを。
今しか味わえない悔しさを。
今しか積み重ねられない努力を。
大切にしてほしいと思います。
グラウンドの白球が太陽の光を受けて輝くように。
汗を流す球児たちの姿がまぶしく見えるように。
この夏、第一志望校を目指して机に向かう受験生たちもまた、間違いなく
きらきらひかる、青春の真ん中にいます。
(八千代緑が丘校 轟)
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