こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。
先日のポッキーの日(11月11日)、かなり久々に
天声人語を読みました。
先日、1962年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
ジェームズ・ワトソン氏がお亡くなりになりましたが、
ワトソンとクリックが発見したDNDの『二重らせん』を
題材に書かれているのが目に入ったからです。
最近、受験生の小論文の添削が多くなっていることもあり、
朝日新聞の論説員がどのような文章をお書きになるのかという点でも
興味深く読ませて頂きました。
天声人語はこんな文章から始まりました。
『暗号に挑んだ二人組でワトソンの相棒と言えばー。
ここでホームズでなく「クリック」と答えるのは、
生物学の好きな人だろう。』
最近の高校生は、はたして「ホームズ」を知っているだろうか?
生物基礎の教科書に載っている「クリック」の方がむしろ有名だったり
しないだろうか?
などと、余計なことを感じながらも、「クスッ」と笑ってしまいそうな
この文章の始まりに好感を覚えました。
総合型選抜を受験する高校生は、年々増えていっているように感じます。
そんな高校生にとって、小論文対策のやり方は気になるところですね。
小論文対策において、まずはじめに大切なことは、現代文の学習です。
論理的な文章(=小論文)を書くためには、文章を論理的に読めるようになる
ことがまずは必要ですから。
また、論理的に書かれた文章を日頃から読んでおくことも大切なことだと
思います。
その点において、プロの論説員がお書きになっている天声人語は、
文章が短く読みやすく、忙しい高校生でも日々読みやすいですね。

蛇足ですが、ワトソンとクリックが1953年にイギリスのNATURE誌に発表した
DNA二重らせんの論文は、私には色々な点で興味を持たせてくれる論文でした。
(詳しく書くと長くなるので省略します。)
この20世紀で最も重要な科学的発見を示した英語で書かれた論文の語数は、
1000語に満たないのです。
これだけの短い論文ですが、この発見によってワトソンとクリックは
ノーベル医学・生理学賞を受賞することになりました。
そんな論文を英文で読んでみようと思った意欲のある高校生は
是非、一度目を通してみてください。
(上の図は、その論文から拝借しました。)
論文のリンクはこちら↓
https://www.mskcc.org/teaser/1953-nature-papers-watson-crick-wilkins-franklin.pdf
(八千代緑が丘校 轟)
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