こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
そもそも、言語を扱うのは物理的な空間ではなく、情報空間です。
脳の中の高次機能と言ってもいいでしょう。
脳の中には、心臓の動きや呼吸を調軽するような脳幹レベルの情報処理から、
数学をやるような前頭前野の情報処理まで、さまざまな抽象度の仕事があります。
その中で、言語というのはそれなりの抽象度があるわけです。
そうすると、物理的に「脳のどこ」と言うよりは、
情報空間に広がっている脳と心をあわせたもの(=脳機能)の中に、
言語は存在しているということが理解できるのではないでしょうか。
コンピュータで言えば、記憶装置はどこかと言えば、
RAMを指す場合もあればハードディスクを指す場合もあります。
計算しているところはどこかと言えば、CPUを指すかもしれません。
では、かな漢字変換はどこでやっているか。
メモリはどこかと聞かれれば、指をさすことができます。
しかし、かな漢字変換をするにはまず辞書が必要です。
辞書だけでは足りず、何らかのアルゴリズムがある。
そうすると、かな漢字変換をするためのソフトは
コンピュータに入っているかもしれないけれど、
かな漢字変換という行為そのものが起きているのは、
具体的に「どこ」とは言えません。
コンピュータの世界の中で、かな漢字変換は情報空間にあるのです。
我々計算科学者たちは、そのように考えてきました。
脳も同じです。
言語という現象がどこにあるかと言ったとき、「言語野です」
と指さされても困るわけです。
実際は、記憶がなければ言語の認識はできませんから、
海馬が深く関わっています。
常に抽象的な思考をするのですから、前頭前野も関わっています。
脳幹が動かなければ、言語どころではなく死んでいますし、
声を出すときには運動野が必要です。
言語現象は脳全体にわたって起きている現象なのです。
ということは、英語を学ぶというのは、
言語現象が行われている空間を、
母国語の空間以外にもう1つ作る
ということになります。
(八千代緑が丘校 轟)
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