こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回のブログでは公認会計士試験に強い大学のランキングや
大学・学部は関係あるのか、最新の試験日程などについて
ご紹介します!
□公認会計士に強い大学ランキングTOP10
公認会計士試験は合格者の出身大学などを公表していませんが、
「公認会計士 三田会」が独自調べで上位10校を掲載しているため、
そちらをご紹介致します。
1位 慶應義塾大学 171名
2位 早稲田大学 131名
3位 明治大学 81名
4位 中央大学 63名
5位 東京大学 60名
6位 京都大学 55名
7位 神戸大学 54名
8位 同志社大学 52名
9位 一橋大学 50名
9位 立命館大学 50名
2024年度公認会計士試験は、上記の大学が
合格者数トップ10に入りました。
2024年度の公認会計士試験は願書提出者総数21,573人、
論文式受験者数4,354人、最終合格者数 1,603人となっており、
全体の合格率は7.4%でした。
なかでも慶應義塾大学と早稲田大学は100名以上の合格者を
輩出しているため、慶應義塾大学と早稲田大学は
頭一つ抜けていると言えます。
ちなみに、昭和50年から変わらず1位は慶應義塾大学、
2位は早稲田大学となっています。
□公認会計士に強い大学の特徴
公認会計士試験のTOP10は毎年同じ顔ぶれが並び、
特に慶應義塾大学と早稲田大学は他の追随を許さない
合格者数であることがわかりました。
では、これらの大学はなぜ公認会計士に強いのでしょうか。
TOP10の大学の中でも実績の高い、慶應義塾大学・早稲田大学
・中央大学・明治大学の特徴をご紹介致します。
【慶應義塾大学の特徴】
慶應義塾大学は昭和50年以来、50年近く公認会計士試験の
合格者数で第1位を取り続けています。
さまざまな研究室が充実している慶應義塾大学は商学部に
「会計研究室」を構えているため、本気で公認会計士を目指す方が
集まり安い環境となっています。
また、上記ランキングを作成している「公認会計士 三田会」は
慶應義塾大学のOB・OGで構成されており、
三田会によるバックアップが非常に充実しています。
試験のサポートから職場見学など公認会計士になるための支援を
多数おこなっており、公認会計士になるための環境が整っているため、
慶應義塾大学は毎年多数の合格者を輩出しています。
【早稲田大学の特徴】
早稲田大学も、公認会計士に強い大学として特徴を備えています。
早稲田大学には商学部の支援による
「WUCPA(早稲田大学公認会計士講座)」という、
公認会計士になるための講座が開かれています。
大学で専門的に公認会計士の対策を取れるため、
毎年の合格者数が多いのも納得と言えます。
また、商学部の普段の講義でも公認会計士試験にするような
内容を扱うため、多くの場所で公認会計士になるための
素養を身につけることができます。
【中央大学の特徴】
中央大学は大学の構内にある「経理研究所」が、
多数の合格者を輩出している要因です。
経理研究所では公認会計士講座を受けることができ、
構内にあることや授業料が補助されることから
誰もが受けやすい講座となっています。
経理研究所は中央大学の卒業生で構成されていることから
非常に親身で、個別指導や質問制度なども整っており、
予備校と遜色ない学習ができます。
丁寧なサポートで公認会計士の学習ができるため、
中央大学も公認会計士に強い大学として名を連ねています。
【明治大学の特徴】
明治大学は、日本で初めて「経理研究所」を設けた大学です。
明治大学の経理研究所では、普段の大学の講義に支障がない
時間帯に会計士講座が開講され、順を経て公認会計士になるための
サポートが整っています。
中でも最も充実した学習環境の「特別会計研究室」に入ると、
外部の提携専門学校の講座をサポート価格で受講できるなど、
お得な特典も用意されています。
明治大学も公認会計士になるための環境が非常に充実しており、
毎年多くの合格者を輩出しています。
□公認会計士試験合格率は大学在学時が高い
日本公認会計士協会の「修了考査について」によると、
令和6年の公認会計士試験の大学生の合格率は以下の通りとなります。
高校卒業:合格率4.5%、合格者構成比:6.4%
大学在学(短大含む):合格率8.8%、合格者構成比:37.7%
大学卒業(短大含む):合格率7.7%、合格者構成比:46.6%
大学院在学:合格率8.0%、合格者構成比:0.9%
大学院修了:合格率5.6%、合格者構成比:3.7%
会計専門職大学院在学:合格率10.1%、合格者構成比:1.3%
会計専門職大学院修了:合格率3.8%、合格者構成比:1.7%
その他:合格率4.6%、合格者構成比:1.6%
合計:合格率7.4%、合格者構成比:100%
(参照:公認会計士・監査審査会ホームページ)
上記の表からもわかるように、大学在学中の合格率は
全体の8.8%となっており、合格者のうち40%以上が
大学在学中で一番高い傾向にあります。
□公認会計士になるのに有利な学部はある?
日本会計士協会のサイトによると、経済学部・商学部・経営学部
出身者の割合が比較的高いものの、昨今では理系学部や法学部など
さまざまな分野の出身者が多い傾向にあると記されています。
そこでここでは、合格率の高い学部の特徴や選ぶメリットについて
ご紹介します。
【商学部】
商学部は、企業活動に関する幅広い知識を客観的に学ぶことができ、
特に商品や経営理論に焦点を当てて深く探求することができる学部です。
おもにマーケティング、会計、人材マネジメントなどの
実践的なスキルを習得することができます。
また、企業の財務状況を評価する手法や商品の管理技術についても
幅広く学べます。
特に公認会計士を目指す学生にとっては会計分野の理論的な基盤を
しっかりと学ぶことで、より公認会計士試験に対する理解を
一層深めることができると考えられます。
【経営学部】
経営学部は企業やその他の組織における経営理論を学ぶための学部です。
企業管理に必要な基礎知識を習得するために経営管理、経営情報、
国際ビジネスなどの専門分野に分かれた課程を選び、
企業活動や市場への影響に関する実践的な内容を学びます。
経営学に関する学習内容は公認会計士試験の範囲と多くの部分で
重なっており、試験対策がより効果的に進められるメリットがあります。
たとえば会計に関する知識だけでなく、法律などの他の知識も求められます。
経営学部では実務的な経営理論や会計に関する幅広い知識を習得できるため、
公認会計士を目指す上で有利な学部のひとつといえるでしょう。
【経済学部】
経済学部は多様な分野を学べる学部ですが、
おもに「理論経済学」「応用経済学」「経済原論」が中心となります。
理論経済学では、経済活動の根底にある原則や法則を
数学的に解明する能力を育成し、応用経済学では理論を活用して
具体的な経済現象を分析し、解決策を見出す手法を学びます。
経済原論では、経済の基本的な概念、理論、歴史について学びます。
さらに、財政、金融、労働経済などの専門分野を深く探求し、
経済全体に対する理解を深めます。
実際の公認会計士試験の論文式試験の選択科目では経済学があり、
大学で学んだ内容が活かせると思われます。
(八千代緑が丘校 轟)
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