こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
早稲田大学の今年の物理(理工系学部)の問題
を解いたので、今回のブログでは、
その講評について書かせて頂きたいと思います。
【総評】
昨年度に比べると易しくなって分量も減少しました。
深い考察が必要な問題も無く、分量も多くなかったので、
受験した学生は解き易かったと思います。
例年、分量が多く、大間の中に難しい設問が含まれることが多いため、
全ての問題を解くことは想定せず、自分の解ける問題を正確に、
解ける問題をできるだけ多く解く、という方針で試験に臨んだ学生も
多いと思います。
今年はそれとは異なる出題だったため、そのような想定で試験に臨んだ
受験生は戸惑ったかもしれません。
【特記事項・トピックス】
特になし。
【合格への学習対策】
今年度はずいぶんと易しくなりましたが、来年度も同じ傾向が続くかはわかりません。
どのような出題であっても、合格への学習対策は、物理の学力を向上させることです。
物理の学力を向上させるためには、これから一年かけて、高校で学習する物理の内容を
よく理解し、それをよく身につけることに尽きます。
そのためにはまず、物理を正しく理解することが必要です。
なぜ、その現象がそのように起きるのか、その現象を支配するのがどのような法則であるか
をよく理解して、その法則を正しく使えるように練習することが大切です。
次いで、問題を解いたときに、解答の出し方だけでなく問題の背景にある物理現象を
よく考察する、具体的なイメージを持って物理的な考察をするように心がけることが大切です。
また、物理の学習に限らず、丁寧に考えて、丁寧に計算する、
グラフを描く、分かりにくいと感じたものにたいして粘り強く考察する、
など心がけて学習するとよいです。
例年の早稲田大学の入学試験の特徴としては、60分で解くには
分量が多いことが挙げられます。
これは物理学科、応用物理学科では物理の配点が高いこと、
また一部の学科で得意科目選考があることなどの事情から、
敢えて問題の分量を多めにしているものと推測されます。
試験である以上,難しいと思われる設問も含めて60分で、
できる限り多くの設問を解答するに越したことはありませんが、
解答欄に答えのみを記述する形式であることを考えれば、
問題の大半を占める基本的な設問を正確に解く力を身につけることが
最も大事なことです。
一部の難しい設問や分量が多いことに目を奪われて、過度に難しい問題演習をこなしたり、
問題を解いて答え合わせをしただけで終わらせてその考察が疎かになるような学習は
努力の割に得られるものは少ないですので、注意してください。
【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)
第1問
単元 :力学
難易度:やや易
第2問
単元 :電磁気学
難易度:やや易
第3問
単元 :熱力学
難易度:やや易
(八千代緑が丘校 轟)
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