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慶應義塾大学 物理(理工学部) 2025

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

慶應義塾大学の今年の物理(理工学部)の問題
を解いたので、今回のブログでは、
その講評について書かせて頂きたいと思います。

【総評】
設問数は25で昨年度より 3問減少しました。
最近5年の設問数の平均は26.2。

近年続いている頻出の設定が本年度も出題されましたが、
工夫がなされており、結果的な式を覚えているだけでなく、
基本的なところからきちんと理解していないと解けないものが多く、
受験生の実力を測ることができるよい設問が揃っていると思います。


【特記事項・トピックス】
近年、易化傾向が続いていましたが、今年は難化しました。


【合格への学習対策】
近年、第1問の力学の問題は、運動量保存則やエネルギー保存則を用いて解く
二体問題が多いです。
それに加えて円運動や単振動の要素が含まれます。

また、第2問の電磁気学の問題では電磁誘導が扱われることが非常に多いです。
交流回路も疎かにならないようにしたいところです。

すべての問題において、いろいろな要素を含む設問があり、
満遍なく学習して準備する必要があります。

標準的な問題が多いとはいえ、型にはまった解法で片付けられる
というようなものではなく、新しい問題設定により受験生の真の力が
試されています。

このような問題に対応するためには、まず基本法則をしっかりと理解し、
その上でそれらの法則を問題に適用する練習を積んでいく必要があります。

その際に、結果を求めたらすぐに模範解答と照らし合わせるのではなく、
結果が意味することをグラフに示したり、計算の次売チェックをしてみたり、
紙の上で鉛筆を動かしながらいろいろと吟味することが重要です。

物理の問題を解く能力は一朝一夕に高まるものではなく、
地道な努力の結果として完成されます。


【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)

第1問
 単元 :力学
 難易度:標準

第2問
 単元 :電磁気学
 難易度:やや難

第3問
 単元 :熱力学
 難易度:やや難

(八千代緑が丘校 轟)

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