こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
早稲田大学 数学(理工系)を解いたので、
今回のブログでは、その講評について
書かせて頂きたいと思います。
【総評】
難化した昨年並みの難易度が維持され、
多くの受験生にとっては厳しいと感じられると思いますが、
やりがいも感じられると思われ、実力差の現れる良いセットだと
思いました。
大問5題すべて記述式であることは例年通りで、
全体としての記述量も昨年並みでした。
いくつかの問題は類題が本大学や他大学の過去問に見られ、
有名問題も含まれているので、知っていれば有利という面は否めません。
とはいえ、誘導付きの問題がほとんどで、どの問題も全く手が出ない
ということはないと思います。
微積分に関わる大間が1題、立体が題材となる大間が1題、
他は複素数平面、図形と式、整数、数列、確率等で、
特に偏りは見られないことも昨年通りでした。
数学Ⅲからの出題が例年より少ないですが、
数学Ⅲと立体図形が頻出という早稲田大学 理工系学部の傾向は
堅持されています。
【特記事項・トピックス】
第3問の順列は完全順列(攪乱順列)で、いわゆるモンモールの問題
と呼ばれる有名問題です。
同じ題材の問題は早稲田大学 理工系学部の過去問にもあります。
(共通テストでも扱われたことがあります。)
第2問は小設問がなく、昨年と同様に小設問無しの大問1題、
有りの大問4題の形式になっています。
例年見られる積分法に関する出題は見られませんでした。
証明問題が昨年と同様に小設問の2題であり、
計算量も昨年と同様に多めでした。
【合格への学習対策】
分野を限定せず、標準レベルの典型的な問題を確実に完答できるように
しておくことが大切であり,それとともに、ややハイレベルの問題にも
対処できる力を養成しておくとよいです。
特に数学Ⅲに重点を置き、加えて確率、整数、数列、平面座標、立体図形等、
頻出する分野については十分に演習を積んでおくのがよいです。
近年は立体図形の感覚を要する問題が多いのでその対策もしておきたいところです。
私立大学 理工系では数少ない全問記述式の試験であることにも留意して、
最後まで計算を確実にやりきることや、
証明問題等では論理的な解答をしっかり記述することを、
平素の学習から培っておくことも肝要です。
【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)
第1問
単元 :複素数平面/二次曲線 (数学C)
難易度:標準
第2問
単元 :微分法 (数学Ⅲ)
難易度:標準
第3問
単元 :場合の数/確率/数列 (数学A・数学B)
難易度:やや難
第4問
単元 :空間ベクトル (数学C)
難易度:標準
第5問
単元 :微分法/式と証明/有理数 (数学Ⅲ・数学Ⅱ・数学Ⅰ)
難易度:やや難
(八千代緑が丘校 轟)
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