おはようございます。
八千代緑が丘校の轟です。
2/25-26の2日間にかけて、
東京大学の入学試験が行われます。
昨日は、数学と国語の試験が行われましたが、
早速、昨夜、理系の数学の問題を解いてみたので、
今回のブログでは好評を書かせて頂きたいと思います。
難易度に関して、昨年よりも若干難しくなっていると思います。
昨日、東京大学の受験をして校舎に戻ってきた理系のAくんは
「今年は、これまでよりも、数学が難しくなっていました」
と感想を伝えてくれました。
【総評】
昨年よりもおしく感じられると思いますが、どの問題も全くお手上げ
ということはなく、全体的には 昨年並みか、少し難しい難易度
ではないかと思います。
しかし、高いレベルは持され続けており、解くべき問題の取捨選択が
鍵になることは近年の傾向のままだと思います。
特に今年度は、計算力がポイントになる問題と若想や発想がポイント
になる問題に、ある程度明確に分けられる点が特徴的だと感じました。
制限時間内で答案の形にするにはそれなりの困難を感じる問題も多い
ですが、数学が得意であれば高得点も可能であり、
数学の実力差が十分に合否に影響を及ぼすことになると思います。
内容的にも、平面図形や求積、数列、整数、微分積分、複数平面等、
東京大学(理科)らしいセットでした。
【特記事項・トピックス】
4年ぶりに複数平面の問題が出題されました。
(ちなみに以前は頻出分野でした)。
東京大学(理科)頻出の立体図形・空間図形に絡む問題は1題も
出題されませんでした。
数学Aは全範囲が出題範囲に指定されていますが、
「数学と人間の活動」に属する整数問題も出題されました。
今後も、旧課程と変わらず、整数問題は出題され続けるでしょう。
昨年と同様に文科との共通問題・類似問題は1題も出題されませんでした。
(昨年は1998年以来26年ぶりの現象でした。)
【合格への学習対策】
類型化された問題をきちんと解ききり、論理的に記述する学力を養成する
ことは前提として、手を動かしながら問題を深く考え抜くことを通して
その本質をつかむ訓練を積み重ね、思考力・応用力を培うことが重要です。
同時に、解決の見通しを立てられた問題については、確実に結果を導出する
ための計算力や表現力も必要です。
質と量の両面における数学力の研鑽が肝要です。
東進のテキストおよび過去問の徹底した研究が有効な対策となると思います。
ですから、新高校3年生の皆さんは、夏までに東進の授業を復習も含めて
しっかりと取り組み、夏期講習の途中からは、過去問演習講座に取り組む
ことをお薦め致します。
【設間ごとの単元・難易度】
(難易度は、難・やや難・標準・やや易・易の5段階でつけました。)
第1問
単元 :微分・積分(数学Ⅲ)
難易度:やや易
第2問
単元 :極限・微分・積分(数学Ⅲ)
難易度:やや難
第3問
単元 :三角関数(数学Ⅱ)
難易度:標準
第4問
単元 :整数(数学A)
難易度:やや難
第5問
単元 :場合の数・漸化式(数学A・B)
難易度:やや難
第6問
単元 :複素数平面(数学C)
難易度:標準
(八千代緑が丘校 轟)
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