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【物理 傾向と対策】慶應義塾大学 理工学部

おはようございます。
八千代緑が丘校の轟です。

明日は、慶應義塾大学 理工学部の
入学試験があります。

ですので、今日は、慶應義塾大学 理工学部を受験する
受験生に向けて、慶應義塾大学 理工学部の問題傾向と
ちょっとしたアドバイスを贈ります。

【全体像】
・2020年頃より解きづらい問題が減り、近年は標準的な出題で
 落ち着いている印象があります。
 慶應義塾大学 理工学部の受験生にとって難しすぎないレベルで、
 解きやすい問題と差がつく問題が適度に配置されています。
 点差がうまく分布するような試験になっていると思います。

・基本問題〜典型問題をしっかり得点した上で、思考力(解法の判断力)の
 必要な問題で上積みを狙うような受験生が上位に来ると思います。
 後述のように時間配分も重要になります。

・目標は6割〜7割です(均等配点を仮定)。
 上位層は8割以上も狙えると思います。
・計算・メモの注意:問題ページに余白が少ないため、
 雑に書かずに整然と書いた方がよいです。
 (スペースの節約になり,ミスも減ります。)
 また、余白ページに移って計算する際にミスが起こりやすいので、
 書き写す際には注意が必要です。

【第1問 – 力学】
・頻出テーマは単振動と衝突を絡めた問題、2物体系、見かけの重力、
 単振り子です。

・設問難易度は幅広い難易度の設問が用意されています。
 慶應義塾大学 理工学部の受験生にとって標準的な設問が大半ですが、
 基本的な設問や時間内に解き切るのが困難な設問も含まれます。

・問題構成は大問全体が2〜3のセクションに分かれており、
 独立に解ける場合が多いです。
 解答戦術として、力学で時間を使いすぎると理科の試験全体が厳しくなってしまいます。
 解きやすい設問を確実に埋め、難問に拘りすぎない方針が特に重要です。

※ 2物体系で保存則と束縛条件を連立するような本格的な出題も度々ありますが、
  時間内に正答するのは困難です。


【第2問 – 電磁気】
・頻出テーマは電磁誘導、回路、電気振動です。

・問題構成は各設定で幅広く理解を問うように設問が作成されています。
 難易度の高い設問も時折見られますが、上位層は完答に近い得点も狙える
 と思います。

・解答戦術としては、まず全体像を把握することが重要です。
 流れに乗っていけば高得点も狙えます。

※ 例えば電磁誘導であれば
 「誘導起電力の計算→回路と運動の状態の決定→エネルギー収支の考察」
  の全てが問われるイメージです。
  思考の枠組みをしっかり身につけている受験生ほど取り組みやすいと思います。


【第3問 – 熱・波動・原子】
・熱力学は一部工夫された設問も見られますが、標準的な出題が多く、
 高得点が狙いやすいです。

・波動は難問ではありませんが、正確で手早い処理が問われる出題が多い印象です。
 無理せず取りやすいところで確実に得点したいところです。

・原子物理は若干の工夫は見られるものの、典型問題の範疇に収まる出題と考えてよい
 と思います。これも高得点を狙えます。

明日、慶應義塾大学 理工学部を受験する皆さん、
持てる力を出し切れますように。
応援しています。

(八千代緑が丘校 轟)

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