こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は明治大学 政治経済学部の英語の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。
明治大学商学部の英語は、80分で解答します。
マークシート形式に加えて記述形式の問題も出題されます。
大問は4題出される年が大半であり、大問2では会話文が、
大問3と大問4では読解問題が出題される確率が高いです。
明治大学 商学部の英語は、年度によって大きく問題量が異なります。
近年は読解問題が大問2つ分であることが多いものの、
年によっては3題扱われるなど、変動するため注意しましょう。
基本的には80分のうち60分を読解問題に使い、
残り20分を文法問題や最終チェックに費やす形式が
基本となります。
難易度については、文法問題の難易度が高い傾向にあり、
それが全体のレベルを底上げしています。
読解問題自体は比較的平易ですが、
1つの大問あたり900文字近い分量になることが多く、
ある程度のスピード感は不可欠になるでしょう。
MARCHレベルの範囲で見れば平均的ではあるものの、
全国の大学と比較するとやはりレベルは高めです。
<傾向・特徴>
ここからは、実際に明治大学商学部の英語について、
傾向や特徴を掴んでいきます。
①出題形式の幅が広い
内容の正誤を問う問題、空所を補充する問題、
同意表現や反対表現を問う問題など、
読解問題の定番でありながら幅広い出題形式を揃えています。
また、語形変化が問われることも多く、コロコロ変わる形式に
対応するだけでも時間がかかりがちになるでしょう。
模試の復習や過去問演習を十分に行い、受験用の読解に慣れておくことが
不可欠です。
②社会・文化・国際などの読解テーマが多い
年によって読解問題のテーマは異なりますが、社会・文化・国際などの
テーマを扱う傾向が強いです。
反面、テクノロジーや生命科学に関する出題は少なく、
専門用語の暗記は少なくて済むでしょう。
一方、基本的な英単語は幅広く網羅し、ひとつの和訳に限定しない柔軟かつ
フレキシブルな読解の基礎となることが求められます。
単語や熟語を知らないとそもそも解けない問題が多いため、
テーマ別の対策をするより基礎力を重視する対策の方がよさそうです。
③先に問題量や全体像を掴む必要がある
明治大学 商学部の英語は、年によって大問数も小問数も異なります。
素直に頭から1題ずつ解いてしまうと、後半の読解問題になって時間が足らず、
タイムアップのまま白紙提出しなければいけない事態になるでしょう。
試験開始と同時にまずは全体的に軽く目を通し、
時間配分を大まかに決めておくことが肝心です。
基本的には80分のうち60分程度を大問2以降に使うイメージを固め、
逆算しながら解いていきましょう。
<対策>
次に、更に踏み込んで単元ごとの対策法を確認していきます。
□単語・熟語
単語・熟語の基礎力がないと、そもそも内容理解できない問題が多いです。
スタートラインに立つという意味でも、早い段階からコツコツ暗記していくことが
欠かせません。
参考書の数はあまり多くなくて問題ないため、網羅的なものを1~2冊用意し、
受験までに4~5周しておくことが理想です。
自分がなかなか暗記できない単語・熟語にはチェックを入れ、
受験直前期にはその部分だけをピックアップしながら解くことで、
時間的な効率を飛躍的に伸ばすのもひとつの方法です。
□文法
文法問題が単独で出題される確率はかなり低いものの、
読解問題に入れ込む形で空所補充・並べ替えを問われることが多いです。
文法書を何往復もしながら、基本的な構文を丸暗記してしまうのがよいでしょう。
記述対策として英訳まで行っておけば、高得点を狙いやすくなります。
□読解問題(長文)
明治大学 商学部の英語は、問題量が定まらないことが原因となって
読むスピードが変動しやすい科目です。
そのため、まずはどんな問題量が出ても対応できるよう、
読解スピードを身につけておくのがよいでしょう。
センテンスごとにスラッシュを入れたり、主語・述語にマークを入れたり、
なくても意味が通じる修飾語をカットしたりする、スラッシュリーディングを
取り入れることがおすすめです。
最初は200語程度の中文から対応し、徐々にボリュームを広げていけるよう
意識するとよさそうです。
<お薦めの問題集>
□単語・熟語
Part1のブログでご紹介させて頂いた通り、
『速読英熟語』や『英熟語ターゲット1000』
レベルの英熟語帳をきちんと仕上げて
試験に臨んで頂きたいと思います。
また、単語においても『速読英単語』や
『絵単語ターゲット1900』などで仕上げておいましょう。
□文法
こちらも、Part1のブログでご紹介させて頂いた通り、
『実力判定 英文法ファイナル問題集 標準編』に
取り組んで頂くと良いと思います。
時間にゆとりがあり、じっくりと取り組めるという方は
『Next Stage[ネクステージ]英文法・語法問題』もお薦めです。
著者 :瓜生豊、篠田 重晃
出版社:桐原書店
□英文解釈
精読力を身に付けるために、
英文解釈の学習をしておくと
良いでしょう。
『英文解釈ポラリス[1 標準~応用レベル] 』
著者 :関正生
出版社:旺文社
□読解問題(長文)
次に、読解問題用の参考書を紹介します。
合否を分ける大きな点差がつきやすい単元であるため、
時間をかけてテクニックを磨いていきましょう。
『パラグラフリ-ディングのストラテジ- (2(実戦編私立大対策))』
著者 :福崎伍郎、島田浩史、米山達郎
出版社:河合出版
センテンスごとにスラッシュを入れながらスピード重視で読む
「パラグラフリーディング」を身につけるための参考書です。
スピードを上げるだけでなく、構文を理解したり内容を細かく
紐解きながら読み解くことにも使えたりするため、
多くの受験生がパラグラフリーディングを活用しています。
基本的な文法を学んでから挑戦すれば、
より効率よく習得しやすくなるでしょう。
『The Rules英語長文問題集3入試難関』
著者 :関正生
出版社:旺文社
『英語長文ポラリス[2 応用レベル]』
著者 :関正生
出版社:KADOKAWA
<まとめ>
明治大学商学部の英語は、難問・奇問がないものの、
文章量は多めに設定されています。
幅広いテーマを扱うこともあり、基本的な文法・英熟語は網羅的に学び、
どんなテーマにも対応できる素養を求められるでしょう。
入学を希望する人は、入試傾向を的確に掴み、対策していきましょう。
(八千代緑が丘校 轟)
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