こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は明治大学 政治経済学部の世界史の傾向と対策
について書かせて頂きたいと思います。
明治大学政治経済学部の世界史は、60分で解答します。
マークシート形式に加えて記述形式の問題も出題されます。
大問の数は例年4題であり、記述問題だけで構成される
大問が1つ含まれることが多いです。
世界史の難易度について、使用する知識自体は比較的平易ですが、
出題形式が特徴的です。
単元や時代の区切りに囚われない横断的な出題がされているため解きづらく、
それが高い難易度につながっています。
まずは教科書レベルの基本から始め、受験学年以降は横断型の演習を
増やす必要がありそうです。
論述問題の配点は、毎年論述の問題数が異なることから、
一定の傾向がありません。
しかし、記述形式のみで構成される大問が1つ分あることや、
200~300文字程度のボリュームでの論述が頻繁に求められていることから、
配点比重は高めであることが分かります。
5つ前後のキーワードを全て網羅したうえで論述文を作るスキルが求められ、
対策が欠かせません。
<傾向・特徴>
ここからは、実際に明治大学政治経済学部の世界史について、
傾向や特徴を掴んでいきす。
①論述問題対策が必須
明治大学 政治経済学部の世界史では、記述問題だけでなく
論述問題も頻出です。
]
基本的な世界史用語を穴埋め形式で補記するだけでなく、
論理的な思考に基づいて、時代背景・その後の影響などを整理しながら
書く必要があるため、必ず対策しておきましょう。
文章も、200~300文字程度と、他学部よりも多めです。
特定のキーワードが入っていないと途中点しかもらえないケースもあるため、
注意が必要です。
②広範囲の時代から出題される
明治大学の他学部では、近代から近現代からの出題が多い
とされています。
しかし政治経済学部に限っては、広範囲の時代から出題されるため、
苦手な単元を作らず網羅的な学習をしておくことが求められます。
また、東南アジア史・朝鮮史など、特定の国に限定した大問が
扱われた年度もありました。
時代ごとによる区別だけでなく、国ごとの区別もしながら
学んでいくことが肝心です。
③テーマ史対策が欠かせない
時代や単元の枠に関係なく、テーマごとに横断的な知識を
問うような問題が多いです。
宗教史・文学史・文化史など、テーマ単位で縦割りされた問題に
対応できるようにしておきましょう。
まずは基本的な時代変遷を学んだ上で、
テーマごとに細分化することをおすすめします。
<対策>
次に、更に踏み込んで単元ごとの対策法を確認していきます。
□記述問題対策
明治大学政治経済学部の世界史の記述問題は、
基本的な世界史用語を問うものが多いです。
そのため、用語集や一問一答集を活用し、英単語や漢字と同じように
ある程度暗記してしまうのが手っ取り早いでしょう
また、地図・グラフ・図表など史料問題が扱われることも多く、
資料集を活用する必要もあります。
なるべく多くの情報と組み合わせて暗記できれば、
確かな知識定着が図れます。
□選択問題対策
正誤問題が多く、設問を読むだけでもそれなりの時間がかかります
出来事と時代背景が合っているか、出来事に関わった人物や
場所がズレていないかなど、どの観点に着目すればいいかを学ぶのがよいでしょう。
結果として設問を読むスピードが上がり、論述問題や記述問題に割く時間を確保できます。
なるべく早めに終わらせて、他の単元に進むことをおすすめします。
□論述問題対策
明治大学政治経済学部の世界史の論述問題は、
他学部と比較してもかなりボリュームが大きいです。
世界史知識を完全に丸暗記できていたとしても対応できないことが多く、
論述専用の対策をすることが欠かせません。
論述用の参考書を使いながら、どう論理的に説明していくか、
テクニック的な部分を学ぶ必要もあるでしょう。
<お薦めの問題集>
□記述問題
まずは、世界史用語を記述させる問題に対応できる参考書です。
一問一答方式で暗記する際にも活用できますので、
基礎力のひとつとしてコツコツ取り組みましょう。
『タテから見る世界史』
著者 :斎藤整
出版社:学研プラス
国ごと・地域ごとに通史を理解するための参考書です。
時代ごとの流れを掴みやすいだけでなく、
文化史・宗教史・戦争史などテーマごとに理解したいときにも便利であり、
テーマ史対策が必須な明治大学文学部世界史にマッチしたものだと言えるでしょう。
最後には記述問題対策用のページもあり、大いに活用できます。
□選択問題対策
次に、選択問題用の参考書を紹介します。
明治大学 文学部の世界史では毎年正誤問題が出題されているため、
欠かさず対策しておきましょう。
『30日完成 スピードマスター世界史問題集』
著者 :黒河潤二
出版社:山川出版社
□論述問題対策
次に、論述問題用の参考書を紹介します。
合否を分ける大きな点差がつきやすい単元であるため、
時間をかけてテクニックを磨いていきましょう。
『段階式 世界史論述のトレーニング』
出版社:Z会
100字未満→100~180字論述→200~250字論述→300字以上、
と段階を追って論述に取り組める参考書です。
明治大学 文学部の世界史では論述割合が高いため、
これ1冊あればボリューム多めの年に当たっても
十分対応できるようになるでしょう。
また、問題に取り組むための着眼点やヒントも
豊富に提示されているため、問題理解の面でも役立ちます。
『世界史論述問題集 -45か条の論題』
著者 :江島明、鈴木晟
出版社:駿台文庫
入試頻出の論述問題を45題厳選。
論述問題をこの一冊で克服できます。
□全体的に
何かに特化するというわけではなく、
分野毎に力を付ける問題集として、
2冊ご紹介致します。
『HISTORIA[ヒストリア]世界史精選問題集』
著者 :平尾雅規
出版社:学研プラス
『世界史 標準問題精講』
著者 :松永陽子
出版社:旺文社
<まとめ>
明治大学政治経済学部の世界史は、難問・奇問がないものの、
文章量は多めに設定されています。
他学部と比較してボリュームの大きい論述問題が扱われるケースが多く、
書き方含めて対策しておく必要がありそうです。
入学を希望する人は、入試傾向を的確に掴み、対策していきましょう。
(八千代緑が丘校 轟)
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