こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は青山学院大学 教育人間科学部の対策として
個別試験で課される小論文の対策について
書かせて頂きたいと思います。
小論文の難易度について、受験の小論文の中では
難易度が易しい方だと思います。
ですから、受験生の間で、差がつきづらいのではないか
と思われます。
ますます、共通テストのスコアで勝負が決まりそうですね。
対策するうえで、お薦めの参考書はこちら↓です。
『小論文プラチナルール』
著者 :柳生好之
出版社:KADOKAWA
この1冊で十分に対策はできると思います。
こちらの参考書を読み込んだうえで、後は
過去問に取り組んでいってください。
著者自身が紹介動画がありますので、
良かったらぜひ、ご覧になってください↓。
https://www.youtube.com/watch?v=HCcMwS9eNrE
小論文を通して問われる力は以下の3つです。
①基本的な要約力
②自分の考えを伝える力
③グラフや図からデータを読み取る力
上記3つの力を、まさに先にご紹介した参考書で
身に付けることができると思います。
小論文と聞くと、最初の書き出し方などの
基本的なことがわからない受験生も多いと思いますが、
上記の参考書では、原稿用紙の使い方など、
基本的なところから学ぶことができます。
そこから一つ一つステップアップをしていき、
最後には実際に出題された青山学院大学の論述問題が
掲載されているため、まさに青山学院大学を目指している
受験生にとっては丁度良い1冊だと思います。
では、次に、小論文で高得点を取るためのコツについて
書かせて頂きたいと思います。
小論文で高得点を取る、そのことにピンと来る人は多くないかもしれません。
採点方法は様々ですが、複数人が採点してその平均をとるケースが多いようです。
ある年の傾向を見ると、小論文を用いていた個別学部日程の合格最低点は、
他のやり方に比べて低めになっており、小論文で大きく稼いだ人は
それほどいない可能性があります。
ここに高得点を取るためのヒントがあります。
①オリジナリティがありつつ、常識的な意見を述べる
一番ありがちなのは、誰も思いつかないような極端な
意見を述べる場合です。
小論文は課題文のコピーを書いてはいけないと指導を受けた人からすれば、
そちらに流れがちです。
ところが、これを採点するのは人間であり、その多くは常識的な考えを持ちます。
3人で採点をしたとして、万が一1人が満点レベルの点数をつけても、
他が致命的低得点であれば最終的な点数は落ち込みます。
常識的な内容なんだけど、オリジナリティのある主張を、論理的に行う、
こうすれば少なくとも内容のところで首をひねられて評価を落とすことはありません。
大学入試の小論文はビジネスアイデアを出す場ではなく、
あくまでも学生の論理的思考力を見る場です。
②ルール通りに書く
高校生もしくは浪人生が考える主張は、基本的に似通います。
課題文のコピーにはならないまでも、同じような主張がどんどん出てくる
可能性が考えられます。
そうなれば、内容の部分で大きな差にはなりません。
では、何が合否を左右するか、それは小論文の書き方、ルールです。
~だ・~であるで文体が統一されているのか、書き言葉であるか、
丁寧に書かれているか、文法に間違いはないかなどをチェックされます。
意外と厳しいのは文字数で、1文字でもオーバーすればアウト、
数十文字少ないだけでかなりの減点を強いられることもあります。
中身のことを考えすぎて、肝心のルールが守られていない、
これだけは避けたいところですし、これを徹底するだけで
低い点数を回避できます。
小論文への対策としては、中身を充実させること、
ルールを守ること、この2つは小論文において重要な意味を持ちます。
小論文の対策はどのようにすればいいのか、まず断言できるのは、
1人では大変である点です。
小論文に答えはありませんし、中身を充実させようにも、
採点をするのも自分です。これが最高の答案だ!
と思い込んでしまったら、その時点で成長が止まりますし、
致命的な欠陥があっても改善できません。
最初にできる対策は、誰かに小論文を見てもらうことです。
そして、小論文のルールに熟知し、内容は良くても送り
仮名ミスや漢字ミスに厳しい人を見つけましょう。
あとは小論文対策として、短い文字数で自分の意見を述べる訓練を行い、
時事的な問題について主張を持つようにするなどのことが必要です。
もちろん中身に関しても、これは極論であるとか、論理的ではないとか、
主張してもらわないといけません。
塾生は私たちスタッフのところい持ってきて頂ければ大丈夫ですが、
塾に通っていない方は、学校の国語の先生に見てもらうのが一番良いでしょう。
(八千代緑が丘校においては、小論文の添削は文系スタッフの呉屋直哉に
お任せください。)
小論文のルールを知り、たくさん書いて論理の組み立て方などを学んでいけば、
おのずと点数は上がります。
ですから、先にご紹介した参考書で、しっかりとルールを学び、
身に付けていってください。
小論文は作文や感想文と違う、そんなことを言われますし、それは事実です。
しかし、作文や感想文でも誤字脱字は減点になりますし、
文字数をショート、もしくはオーバーすればかなりのマイナスです。
この作法を徹底して、中身の部分で単純に評価される段階になった時点で
実は小論文のアドバンテージは得ているようなものです。
そのためには数多くこなして、誰かにダメ出しをもらい続ける、
この作業を繰り返すしかありません。
総合問題に関しては、現代文の読解力を高める、
試験範囲とされる分野の基礎的な知識を学ぶ、
データや表の読み取りを正確に行うことをやっていく必要があります。
一見すると難しそうですが、結局数をこなしていくしかありません。
そして、1回1回の練習で反省点を見出し改善点を探る、
この繰り返しが合格に近づく要素なのです。
(八千代緑が丘校 轟)
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