こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は明治大学 文学部の世界史
の入試傾向と対策について書かせて頂きたいと
思います。
明治大学文学部世界史は、60分で解答します。
マークシート形式加え、記述形式の出題もあります。
大問の数は例年4題であり、モンゴル史やロシア史など
見落としやすい単元も含まれます。
難易度については、難問・奇問はありませんが、
出題範囲が広いという点で難易度が高めです。
特定の出来事にフォーカスすることは少なく、
幅広い年代・国の歴史を網羅的に問うような問題が多いため、
広く学んでおく必要があるでしょう。
また、一般的に出題ボリュームが多いとされているアメリカ史や
ヨーロッパ史の他、モンゴル史やロシア史なども扱われることに
注意が必要です。
<傾向・特徴>
ここからは、実際に明治大学文学部の世界史について、
傾向や特徴を掴んでいきます。
①国ごとに区切った出題がされることが多い
基本的には、国ごとに区切った出題がされることが多いです。
そのため、特定の時代ごとに横断的な事象を問うような問題や、
特定の出来事にフォーカスを当てた問題は、少なめだと言えるでしょう。
時代ごとというよりは国ごとに細分化して学ぶことが必須です。
②テーマ史も大問1~2つ分問われる
国ごとに区切った大問が多く設定されるなか、
テーマ史区切りの大問も1~2つ分設けられています。
過去には、グローバリゼーション史や修道史のように、
国際関係や宗教について問うような大問がありました。
一般的には通史を学ぶことが多い世界史ですが、
テーマ史ごとの縦割り学習も意識しておく必要があるでしょう。
③論述問題対策が必須
明治大学政治文学部の世界史では、記述問題だけでなく
論述問題も頻出です。
基本的な世界史用語を穴埋め形式で補記するだけでなく、
論理的な思考に基づいて、時代背景・その後の影響などを
整理しながら書く必要があるため、必ず対策しておきましょう。
文章も、200~300文字程度と、他学部よりも多めです。
特定のキーワードが入っていないと途中点しかもらえない
ケースもあるため、注意が必要です。
<世界史の対策>
次に、更に踏み込んで単元ごとの対策法を確認していきます。
①記述問題対策
明治大学文学部の世界史の記述問題は、
基本的な世界史用語を問うものが多いです。
そのため、用語集や一問一答集を活用し、英単語や漢字と同じように
ある程度暗記してしまうのが手っ取り早いでしょう
また、地図・グラフ・図表など史料問題が扱われることも多く、
資料集を活用する必要もあります。
なるべく多くの情報と組み合わせて暗記できれば、
確かな知識定着が図れます。
②選択問題対策
正誤問題が多く、設問を読むだけでもそれなりの時間がかかります
出来事と時代背景が合っているか、出来事に関わった人物や
場所がズレていないかなど、どの観点に着目すればいいかを
学ぶのがよいでしょう。
結果として設問を読むスピードが上がり、論述問題や
記述問題に割く時間を確保できます。
なるべく早めに終わらせて、他の単元に進むことを
おすすめします。
③論述問題対策
明治大学文学部の世界史の論述問題は、
他学部と比較してもかなりボリュームが大きいです。
世界史知識を完全に丸暗記できていたとしても対応できないことが多く、
論述専用の対策をすることが欠かせません。
論述用の参考書を使いながら、どう論理的に説明していくか、
テクニック的な部分を学ぶ必要もあるでしょう。
<お薦めの問題集>
□記述問題
まずは、世界史用語を記述させる問題に対応できる参考書です。
一問一答方式で暗記する際にも活用できますので、
基礎力のひとつとしてコツコツ取り組みましょう。
『タテから見る世界史』
著者 :斎藤整
出版社:学研プラス
国ごと・地域ごとに通史を理解するための参考書です。
時代ごとの流れを掴みやすいだけでなく、
文化史・宗教史・戦争史などテーマごとに理解したいときにも便利であり、
テーマ史対策が必須な明治大学文学部世界史にマッチしたものだと言えるでしょう。
最後には記述問題対策用のページもあり、大いに活用できます。
□選択問題対策
次に、選択問題用の参考書を紹介します。
明治大学 文学部の世界史では毎年正誤問題が出題されているため、
欠かさず対策しておきましょう。
『30日完成 スピードマスター世界史問題集』
著者 :黒河潤二
出版社:山川出版社
□論述問題対策
次に、論述問題用の参考書を紹介します。
合否を分ける大きな点差がつきやすい単元であるため、
時間をかけてテクニックを磨いていきましょう。
『段階式 世界史論述のトレーニング』
出版社:Z会
100字未満→100~180字論述→200~250字論述→300字以上、
と段階を追って論述に取り組める参考書です。
明治大学 文学部の世界史では論述割合が高いため、
これ1冊あればボリューム多めの年に当たっても
十分対応できるようになるでしょう。
また、問題に取り組むための着眼点やヒントも
豊富に提示されているため、問題理解の面でも役立ちます。
『世界史論述問題集 -45か条の論題』
著者 :江島明、鈴木晟
出版社:駿台文庫
入試頻出の論述問題を45題厳選。
論述問題をこの一冊で克服できます。
<まとめ>
明治大学 文学部の世界史は、難問・奇問がないものの、
文章量は多めに設定されています。
他学部と比較してボリュームの大きい論述問題が扱われるケースが多く、
書き方含めて対策しておく必要がありそうです。
(八千代緑が丘校 轟)
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