記事一覧

【傾向と対策】明治大学 文学部 英語 Part2

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

明治大学 文学部の英語の
試験時間は60分で、配点は100点です。

<全体の傾向>
2021年度入試から問題の出題傾向が変わりました。

2020年度までは大問が5つあり、同義語問題、活用形問題、
長文問題が2題、会話問題という構成でした。

2021年度からは、以下の4題に加えて、
第5問が様々な形で出題されています。

第1問:語彙問題
第2問:文法・語法問題、
第3問:長文読解問題
第4問:長文読解問題

第5問について、2022年度は会話問題が
出題されましたが、2023年度は日本語文と
英訳の空所補充問題が出題されました。

長文問題の中に文中の語句整序問題が追加されており、
会話問題が非常に簡単だった分、少々難度が
上がっているかと思います。

文中の語句整序は単問の語句整序よりも難易度が高く、
難関大学が好んで出題する形式です。

他の問題は過去問演習で解答する力を身につけていけば
対応できます。

とにかく時間が短く、文を読んですぐに解答する力が必要です。

ファイル 4497-1.png

<長文問題の対策>
問題の形式は下線部に最も近い意味を選ぶ問題(5問)、
空所補充問題(5問)、段落の内容一致問題、
段落にある下線部内のかっこに入る語句を選ぶ問題、
文中の語句整序問題、文章にふさわしいタイトルを選ぶ問題
などが出題されます。

下線部に最も近い意味を選ぶ問題の多くは文脈から意味を推測する
ものですが、明治大学 文学部の場合は下線がひかれている単語は
比較的簡単であり、意味がわかればすぐに答えを選ぶことができる物が多いです。
したがって基本的な語句の意味を確実に覚えるようにしましょう。
(勿論、文脈から意味を推測する問題も出題されます。)

空所補充問題は文脈にあわせて語句を入れていく問題です。
意味から判断する問題、文脈にあわせた熟語表現をいれる問題などが
出題されます。

内容一致問題は段落ごとに出題されるため、
読んでいる最中に解答するようにしましょう。

ありえない選択肢は早々に消去していき、
あまった選択肢を文章と照らし合わせながら判断していくと
素早く処理できます。

選択肢は5つあり、そのうち3つはありえないことが多く、
多くの問題は2択に絞り込むことができます。

段落にある下線部内のかっこに入る語句を選ぶ問題は、
意味を推測するよりは、消去法で処理していきましょう。

かっこはaとbがあり、aで判断できなければbで判断する
ということも可能です。

文中の語句整序問題は比較的難易度が高く、
ここで多くの時間を使ってしまいそうであれば、
他の問題に集中するという手段も候補に入れておいたほうが
いいでしょう。

解答方法としては下記のようなことを考えることができます。

・熟語表現を構成できないかを考える
・文法的につながりそうな語句はつないでいく
 例えば前置詞があれば後ろには名詞(もしくは動名詞)が
 くるはずだ、など。
・多義語の場合はつながりそうな意味の候補から考える
・最後に文章中に入れても意味が通るのかを確認する

日本語がないため、完全に文法知識や文脈などから判断する必要があり、
苦戦する受験生は多いのではないでしょうか。

過去問をやって苦手意識が払拭できない場合は捨てることも考える必要
がありますが、基本的にはまず考えてみて、そこで5分~10分時間を
とられてしまうようであれば次にいきましょう。

文章のタイトルを選ぶ問題は多くの大学で出題される問題であり、
文章が何を伝えたいのかがわかっていないと解けない問題です。
段落ごとに解くことが多い設問が多いですが、段落の横に簡単な要約を書いておき、
最終的に確認するという方法で処理できます。

単語、文法などを覚えればすぐに対応できる問題ではなく、
多くの文章にあたって読解力と解答力を強化していく必要があります。

覚えるべきものは基本的なことばかりなので、
できるだけ早く覚えるべきものは覚えて、長文読解の演習に多くの時間を割き、
過去問演習を5~10年分程度やれば高得点をとる可能性が高まります。

(八千代緑が丘校 轟)

=======================
冬期特別招待講習受付中!詳細・お申し込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/shotaikoshu/

一日体験の詳細・お申し込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/taiken/

★Instagramやってます★
フォローお願いします👇
https://www.instagram.com/honshin_premium/

<八千代緑が丘校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pym.htm

YouTubeはこちらから👇
https://youtu.be/KOoM-l4YrOE
=======================