こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は立教大学の日本史について
書かせて頂きたいと思います。
出題形式は大問2題で50~60問ほどの問題がでます。
・長文の空欄補充
・正誤問題
・時代順に並び替え問題
・地図・写真・図を使った問題
が多く、形式は様々です。
・時代順に並び替え問題
・地図・写真・図を使った問題
は受験生が苦手とするところですので対策が必要です。
解答形式はマーク式と記述式の併用。
そのため選択肢を選べるだけではなく、
・重要語句は書ける
・内容を説明できる
レベルまでもっていくことが得点につながります。
立教大学日本史の配点は次のようになっています。
200点/600点:文学部(史学科)
150点/550点:文学部(キリスト教学科、文学科、教育学科)
異文化コミュニケーション学部、観光学部
100点/500点:法学部、コミュニティ福祉学部
100点/400点:経済学部、現代心理学部
100点/350点:経営学部
100点/300点:社会学部
試験時間は60分です。問題数が60問ほどなので、
1問に約1分使えることになります。
立教大学の世界史は同じ60分で30問程度ですから、
それに比べるとかなり時間は厳しいです。
しかし過去問を通して経験値を積んでいけば十分間に合います。
理想としては大問1つを25~27分で解き10分程度の見直しの時間があるといいでしょう。
・マークがずれていた
・わかっていたのに漢字を書き間違えた
となってはもったいないですので、理想の時間配分で
解けるように練習していきましょう。
立教大学の難易度としては、教科書をくまなく覚えれば十分合格を狙えるレベルです。
地図や写真を使った問題も出題されますが、スタンダードな問題も多くみられます。
そのため重要語句を素直に習得し、実際に書けるようにすれば
合格のための力がつくでしょう。
立教大学では合格最低点を公表してません。
そのため正確にはわかりませんが、8割が合格の目安に
なると思います。
7割5分でも他教科との兼ね合いで合格は狙えるかもしれませんが、
8割取れれば安心です。
日本史はほとんど暗記なので、きちんと勉強すれば
安定して得点しやすい教科でもあります。
そのため安定して8割をとれる状態を目指して勉強に励みましょう。
<日本史の入試傾向>
ここからは立教大学の日本史の入試傾向を3つ解説していきます。
事前に入試傾向を知っておくことで、
「写真が良く出るって言っていたから見ておこう」
など意識でき、勉強の質も上がっていきます。
しっかり押さえていきましょう。
①テーマ史がよく出題
傾向の1つ目はテーマ史がよく出題されることです。
テーマ史は1つの大問で幅広い分野・時代について問われる問題。
例えば過去には
・「法制度の歴史」 ・「音楽史」 ・「疫病の歴史」
などのテーマで出題されています。
さらに1つのテーマではなく、政治外交史と経済史など
2つのテーマにまたがることもしばしばあります。
定期テストなどの限られた範囲の形式とは違う問題がでると
知っておきましょう。
②史料問題が頻出
傾向の2つ目は資料問題が頻出なことです。
立教大学では、並び替え問題や正誤問題だけではなく史料の
・穴埋め問題 ・読み取り問題
がよくでます。
かなり細かいところまで出題されるので参考書・教科書の史料は
必ず目を通し
・実際に書ける ・説明できる
ようにしましょう。
③記述問題がある
傾向の3つ目は記述問題があることです。
立教大学の日本史はマーク式と記述式の併用です。
記述式の問題では、語句を書かせるだけでなく
論述も出題されています。
何度も復習し完全に習得したと思っていても、
実際に書いてみたら間違えたということはよくあることです。
また論述問題では、
・歴史の流れ ・相互関係 ・出来事の理由
を理解したうえで、わかりやすく説明できる能力が必要です。
何度も反復し、記述問題に対応できるようにしましょう。
<日本史は難易度の変化は?>
結論から言うと立教大学の日本史は難化しています。
ただし問題の難易度が上がっているわけではありません。
合格者数の定員が減っていることが原因です。
実は私立大学は文部化科学省からの通達で定員を厳格化するように
言われています。
そのため現在では定員の1.1~1.2倍しか合格者を出せません。
立教大学は入試制度の変更もあり、人気が高まっていることもあり
難化しているのです。
結果として、本来、早慶レベルの受験生が結果的に
MARCHに進学するということが立教においても
例外ではありません。
<日本史の対策ポイント>
先ほど立教大学日本史の傾向の
・テーマ史がよく出題 ・史料問題が頻出 ・記述問題がある
を確認しました。
次はこれらの傾向を持つ立教大学生物の対策ポイントを3つ解説します。
①まず教科書レベルの知識を固める
1つ目の対策ポイントはまず教科書レベルの知識を固めることです。
立教の日本史は史料問題なども出ますが、
基本は重要な知識がスタンダードに出題されます。
そのためまず教科書レベルの知識を固めることで
安定して点数を取れるようになります。
受験は約1年間の長い闘い。メンタルも不安定になりやすく、
隣の子が史料問題集をやっていたら「自分もやらないと」と
流されそうになるでしょう。
そんな時でも「まずは教科書レベルの知識を固めることが一番得点につながるのだ」
とぶれないようにしていきましょう。
②史料を覚える
2つ目の対策ポイントは史料を覚えることです。
教科書レベルの知識を押さえたら次は史料を覚えていきましょう。
資料を覚えることで安定して取れてきた得点をもう一歩のばせます。
史料は
・なぜこの資料が大切なのか ・どんな背景があるのか
を問われることが多いです。
そのためただ読むだけではなく、理由や背景を考えて勉強しましょう。
③テーマ史で知識を整理する
3つ目の対策ポイントはテーマ史で知識を整理することです。
立教大学の日本史は入試傾向で確認したようにテーマ史の形で
問題がよく出題されます。
通史で覚えるだけでももちろん点数は取れますが、
テーマ史で知識を整理するとより点数が取れます。
一対一対応だった知識を流れでつかめるようにしましょう。
例えば今まで「この時代の仏教はこうなっているな」など、
一問一答のような形で知識を覚えていたとします。
そこで仏教のみを覚えなおすことで
「仏教はこの時代に導入されて、鎮護国家の目的で活用、
その後神仏習合していった」
というように流れでつかめるのです。
事前にテーマ史で知識を把握しておくことで、受験で聞かれたときも、
対応できるでしょう。
<合格点を取るための学習法>
立教大学の日本史の
・入試傾向 ・対策ポイント
を押さえた後は高得点を取るための具体的な勉強法を
3つ解説します。
1つ目の方法から取り組むことで効率的に学習できるように
なっていますのでぜひ一読ください。
①一問一答で基本語句に慣れる
1つ目の勉強法は一問一答で基本語句に慣れることです。
日本史などの歴史系の勉強では一問一答の参考書を使うことが
とても有効です。
例えば教科書を読んでいても知らない語句が多すぎて、
頭に入ってこないといった経験はないでしょうか。
これを「ゲシュタルトが認識できていない状態」といい、
人の脳はわかない単語が多すぎると文の意味を理解できない
という性質を指しています。
逆に言えば一問一答で単語を知っている状態にしてから、
参考書や教科書を読むとどんどん頭に入ってくと言うこと。
効率的に勉強するためにも一問一答で基本語句に慣れていきましょう。
②通史で全体像をつかむ
2つ目の勉強法は通史で覚えることです。
一問一答で基本語句に慣れた後は通史を学んでいきましょう。
なぜなら通史の勉強をすることで日本史の全体像をとらえられるから。
「まず縄文時代を完璧にする」と意気込んでずっと縄文時代の勉強ばかり
していないでしょうか。
実は1つずつ勉強するよりも先に全体を把握した方が、
知識同士がつながるので記憶はより定着します。
それに1つずつの分野をつぶしていくやり方では多くの場合、
受験に間にあいません。受験は限られた時間のなかでいかに
成績を上げられるかの勝負。
まずは通史を勉強し知識を効率的に固めていきましょう。
③テーマ史の問題を解く
3つ目の勉強法はテーマ史の問題を解くことです。
一問一答、通史の勉強はいわゆる基礎。
次にテーマ史の問題を解いていくことで、
立教大学日本史に適した形で知識を整理します。
既に一問一答や通史でなじみのある知識をテーマごとに
まとめる作業ですのでとても勉強しやすいはず。
テーマごとに知識をまとめるところまでくれば
立教大学の日本史は怖くありません。
<日本史対策におすすめの問題集>
一問一答で暗記をしながら、覚えたことを
分野別問題集でアウトプットしていきましょう。
『日本史一問一答【完全版】』
著者 :金谷俊一郎
出版社:東進ブックス
『HISTORIA[ヒストリア] 日本史精選問題集』
著者 :佐藤四郎
出版社:学研プラス
『日本史標準問題精講』
著者 :石川晶康
出版社:旺文社
(八千代緑が丘校 轟)
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