こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
今回は、慶應義塾大学 文学部の英語の
対策についてご説明致します。
今回は、文学部の英語の要約問題に特化した
対策を紹介していきます。
要約問題を課しているのは、東京大学、早稲田大学文学部、
文化構想学部、明治学院大学となります。
ただ、慶應文学部ほどの120-150字程度で出題している学部は
他にはありません。
ですから、慶應文学部の要約問題は独自対策が必要になります。
文学部の要約問題が重要な理由は、その配点です。
公式には発表されていませんが、他の問題の兼ね合いを考えると
35-40点程度の配点があると想定できます。
満点150点中の30%程度の点数が一題に集約されています。
また、英語の目標得点から考えてもこの要約問題が
重要であることがわかります。
要約問題と聞くと、ただ本文から抜粋をして和訳をすれば良い・・
と考えてしまう人もいるかもしれません。
ですが、文学部の要約問題はそうではありません。
もちろん、ある程度抜粋になってしまう部分はありますが、
ただ機械的に訳すだけでは指定の文字数でうまく当てはまらないことが
あります。
慶應文学部の要約問題には、下記3点の力が必要になります。
①選定力
②和訳力
③まとめる力
<選定力とは>
選定力とは問題文を理解してどこから
抜粋をしたら良いのかを理解する力です。
要約問題は字数が多いため何を書いたら良いのかわからない人は、、
よくわからないから適当に埋めがちです。
ですが、それでは合格のための点数にはつながりません。
そうではなく、要約問題では問題文で問われていることを理解して、
問題文で該当の箇所を何個か選んで、要素を特定し、
そして、その中からどこが必要なのかを選ぶことが
必要とされているのです。
場所を特定する上でまず重要なのは、
問題文を正確に理解することです。
多くの人が問題文で何が問われているのかを理解せずに、、
いきなり書こうとして失敗してしまっています。
<和訳力とは>
もちろん、要約問題=和訳問題ではないのですが、
文章を理解する上で、和訳をすることは重要です。
英文和訳の練習には『英文和訳演習』がお薦めです。
『英文和訳演習』
著者 :伊藤和夫
出版社:駿台文庫
『英文和訳演習』は難易度が難易度が『入門編』『基礎編』
『中級編』『上級編』とありますが、『中級編』と『上級編』
に取り組むことをお薦めします。
<まとめる力とは?>
最後にまとめる力とは、さまざまな要素を入れて和訳という形で
表現ができたとしても、日本語として綺麗に伝わりきれないことがあります。
そのため、要素としては揃っているけれど日本語で
何をいっているのかわからないため減点になってしまうことがあります。
そうなってしまっては合格のための点数を取れません。
では最後に、文学部の要約問題を解くためのポイントを見ていきましょう。
問題文で問われていることをパターン化してどの部分を探したら良いのかを
考えると、ほとんどが、以下の4パターンに絞られます。
①ポイントをまとめる形式
②パラグラフをまとめる形式
③具体化する形式
④理由を述べる形式
ポイントをまとめる形式の場合は、文章全体から要素を探していく
必要があるため、時間がかかります。
そのため最初に問題のタイプを確認しておくと良いでしょう。
(ポイントをまとめる形式というのは、近年だと2017年に
出題されています。)
要約問題対策の参考書として、前回、『厳選30題で学ぶ! 英文要旨要約トレーニング』
をご紹介致しましたが、他にも『英文解釈要約精講』や『英文読解のグラマティカ』
などもあります。
『英文解釈要約精講』
著者 :峯村純一郎、竹内一誠、相原仁郎
出版社:開拓社
『英文読解のグラマティカ』
著者 :富士哲也
出版社:論創社
(八千代緑が丘校 轟)
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