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【古文 お薦め問題集】はじめの一歩古文読解問題集

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は古文のお薦めの
問題集として『はじめの一歩古文読解問題集』
をご紹介したいと思います。

本書は、駿台で古文を教えてらっしゃる関谷 浩先生が
お書きになった問題集で、駿台文庫から出版されています。

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同じ参考書ですが、以前は別の表紙で
発売されており、八千代緑が丘校の本棚に
置いてあるのは以前の表紙ものです。↓

ファイル 4400-2.png

古文の学習が一通り終わった人が対象の
参考書です。

問題編と解説編に分かれていて、問題編を自分で解いてみてから
解説編を読んでみるつくりになっています。
さまざまな時代・さまざまなジャンルの文章とその問題がでていて、
問題演習をして力をつけていくのに最適な本です。

ただし、”はじめの一歩”と書いてはいますが
問題自体は考えさせられる問題が多く
基本的な読解法、文法項目に習熟していないと間違えてしまうことが多いです。

大和物語/十訓抄/古本説話集/建礼門院右京大夫集/平家物語/大鏡/今鏡
徒然草/枕草子/更級日記/紫式部日記/蜻蛉日記/土佐日記/歌意考/玉勝間/花月草紙
などが出典元となっています。

出典の年代もバラけていて、物語、評論、バランスよく入っているため、
一度読解法を学んだ人であれば理解をすることができるはずです。

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<使い方>
全部で30題あるので、1日1題進めていっても約1カ月で終わります。
すくなくとも、単語・文法・解釈について基礎を身に着けたうえで
この問題集を解いてみることをお勧めします。

自分で問題を解いてみて、解説を読んでみてください。
そこで忘れていたことを覚えなおすという地道な作業をやってみてください。
この問題集を2回繰り返してみると、自分の力が伸びたことを実感できると思います。
ただし、参考書のように細かく解説が出ているわけではないので、
わからなかったところを自分で考えてみる作業も必要になります。
それなりに難しい問題を自身の力で考えて行うというのは、
入試までには一度はやって起きたいレベル感です。

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<1ランク成績を上げるための使い方>
このような問題集は、繰り返しやってみることが大切です。
2回目、3回目になると今までできなかった問題ができるように
なっていることに気が付くでしょう。

問題を解き終わった後に、細かく一文ずつ文法的意味を考えてみることも
力をつけるのにはとても役立ちます。

ここまでに身に着けた力をどう使えばいいかがわかります。
ここは時間をかけてもいいので自力でやってみてください。
今まで様々な参考書や授業で身に着けたものを「使う」練習にしてください。
単に「問題を解く」だけでは十分に使いこなしているとは言えないでしょう。

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<よくある質問>
Q1
やっぱり、自分で問題を解くことができません。
単語も文法も覚えてはいるのですか…

A1
せっかく身に着けた文法・単語を使えていない状態です。
文章を読みながら「この単語は覚えてる、こういう意味だ」と
解ってよんでいますか?
ここは係り結び、ここは助動詞で意味はなにかということを
考えながら読んでいますか。
ぜひもう一度解釈の参考書を読んでみて、同じことを自力でやってみてください。
必ずできるようになります。あとはくりかえし、あきらめずにやることです。

(八千代緑が丘校 轟)

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