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【現代文 お薦め問題集】得点奪取現代文記述・論述対策

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

今回は現代文のお薦めの
問題集として『得点奪取現代文記述・論述対策』
をご紹介したいと思います。

本書は、天羽康隆先生がお書きになった問題集で、
河合出版から出版されています。

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現代文の基礎ができていて、記述の対策が必要な方が対象
とする問題集です。

記述・論述対策の参考書。5講の解説と、20題の演習問題がついています。
文章の難易度は高めなので、早慶志望者(特に早稲田大学法学部、政治経済学部)には
特におすすめの参考書です。

余裕があれば慶應志望者も小論文の対策だと思ってやってみても良いと思います。
練習問題編の解説には段落ごとに要約が出ていて、文章のしくみがよくわかるようになっています。
また、解法のポイントもしっかりと解説されていて読み込むことによって得るものは
非常に大きい参考書です。記述・論述対策でぜひやってもらいたい参考書です。

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<使い方>
最初の5講も自分で解いてみましょう。
ここは解答例も採点基準も載っているので、非常に勉強になります。
自分の解答を採点してみることで、論述問題のポイントが少しずつ分かってきます。
そうしたら、後半の問題に進みます。
ここは、テーマが10設定されていて、各テーマ2題ずつ問題が掲載されています。
これは全部自力で解いてみてください。その後、解答・解説を読んでみましょう。
自分の読み方はあっていたか?文意はつかめていたか? 文の構造はわかっていたか?
などをチェックしながら自分の答案を採点してみてください。

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<1ランク成績を上げるための使い方>
自分の書いた文章を採点するときに気を付けてほしいのは、
『文章が日本語として正しいのか?』ということです。

主語・述語はきちんと対応しているかチェックしていますか?
書いているときは、必死になっている(=冷静ではない)のと、
自分の頭の中ではわかっているので、ついついおかしな文章を書きがちです。

もちろん、これは参考書の内容とはあまり関係がないことかもしれませんが、
入試で得点するには必要なことなので、自分でもチェックしてみましょう。
もし、自分一人でやるなら日を改めて自分の文章を見てみることをお勧めします。

冷静に見ることができます。もちろん、自分以外の人に見てもらうのが一番ですね。
また、国語の指導者に見てもらうことができれば内容面も見てもらえます。
記述・論述は国語に限らず指導者に見てもらう価値が非常に高い分野です。

記述・論述の答案を添削して欲しいという方は、八千代緑が丘校には
文系教務の呉屋直哉がいますので、ぜひ呉屋に添削をしてもらってください。
困っている方は是非ご相談ください。

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<よくある質問>
Q1
やってみたけど、全然記述が書けません。

A1
記述・論述は、当然書く手順があります。
文章を読んで、内容をとらえ、何について書けばいいのかを読み取り、
理論的に文章を組み立てていけばかけるはずです。
その手順を解説した参考書はたくさんあり、本参考書はその中でもおすすめの1冊となっています。

しかし、内容的にハイレベルなものですから、もし難しすぎるということならば
もっと基本的なことからやったほうがいいかもしれません。

あるいは、まだ記述・論述に進むほど現代文の力がついていない可能性があります。
厳しいことを書きましたが、現代文は日本語だからどうにかなるというのは間違いなのです。
ぜひ、自分に合った参考書を見つけてください。また、自分に合った参考書を見つけるのが
難しいという方は、是非相談して下さいね。


Q2
この参考書は1回やればいいですよね?
現代文で同じものを繰り返しやる意味がわかりません。

A2
まず、この参考書は最低2回は繰り返してください。
1回で理解することは非常に難しい参考書です。
現代文の参考書を繰り返す行う意味としては、
思考のプロセスを矯正する点にあります。
2回目以降は文章を読んでいるときに解説の内容を思い出してみてください。
思った以上に思いつかないことがわかると思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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