こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。
今回は現代文のお薦めの
問題集として『現代文読解基礎ドリル』
をご紹介したいと思います。
本書は、駿台で現代文を教えてらっしゃる池尻俊也先生
がお書きになった問題集で、駿台文庫から出版されています。
本書は現代文の読解が苦手だけれども、
何が苦手なのかがわからなくて困っている
という方に使って頂くと良いと思います。
この参考書は大まかには、読解法のレクチャー
⇒ 演習問題→復習用例題という構成で章立てがされており、
現代文を読むうえで重要な読解法を演習を通じて身につけていく
という構成になっています。
現代文の読解法を身につけたい人には最適な構成になっています。
扱われている例題の分量も多いので、問題演習を通じて現代文基礎レベルの
読解に慣れたい、という人にもお勧めできます。
解説も設問ごとに丁寧にされており、現代文が苦手な人も安心して
学習を進めていくことができます。
また、一つ一つの例題は10~20分くらいで解ききれるものなので、
比較的軽い気持ちで日々こつこつと学習を進めやすい内容にもなっています。
<使い方>
基本的にはテキストに書かれている順番で進めていけば問題はありません。
本書は読解法のレクチャー ⇒ 問題演習 ⇒ 復習用例題という順番で
構成されているので、その順番で進めていきましょう。
問題演習の部分には、漢字や語句・文学史の問題もついているので、
それもあわせて解くようにすると、さらに効果が期待できると思います。
どのステップも重要なのですが、特に読解法のレクチャーの部分は
しっかり読んで理解することをお勧めします。
ただし、レクチャー・演習・復習がセットになってはじめて
読解法を身につけることのできる内容のテキストになっているので、
一つ一つのステップを軽視せず、とにかく順番にしっかりと消化していきましょう。
<1ランク成績を上げるための使い方>
現代文においては、取り組んだ問題の「量」も大事ですが、
それ以上に復習の「質」が重要になってきます。
問題を解き終わった後の復習の時間を何よりも大切にしてください。
では具体的にはどうやって復習するかというと、このテキストの場合は、
その章で学んだ読解法をどのように使えば問題の解答にたどり着くのかを意識して、
コピーした問題文に直接書き込む形で、解答のプロセスを矢印などの記号やマーカーによる色分けで、
見やすく、自分なりにまとめるのが良いでしょう。
(例えば本文中で同内容になる文章に同じ色のマーカーを引くなど。)
慣れないうちは解説をなぞる方法でも問題ありません。
難しく考えずに、比較的自由に、自分なりに文章の構造を視覚的に
把握しようと試みてください。きっと現代文に対する見方が変わると思います。
<よくある質問>
Q1
演習問題の部分についている漢字・語句の問題も取り組んだほうが良いですか?
A1
入試現代文において、漢字や語句の問題は、相対的に言えば配点比も小さく、
重要ではないように思われる方も多いですが、1点が合否を分ける入試ですから、
「あの漢字が分かっていたら・・・」ということにならないよう、
しっかり取り組むようにしましょう。
Q2
この参考書は記号問題が多いですが、記述対策に向けて、
このテキストでできることはありますか?
A2
記号問題も記述問題も、本文中の根拠に基づいて考えるという点では同じですので、
記号問題であっても、解答のプロセスをしっかり意識して学習を進めるように意識すれば、
記述対策にもつながります。
余裕があれば、自分で内容説明や理由説明の選択肢を作るつもりで、
記号問題を記述問題で考えてみるとなおよいでしょう。
(八千代緑が丘校 轟)
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