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【傾向と対策】明治大学 全学部入試

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、明治大学 全学部入試について
ご紹介したいと思います。

入試制度についての説明は大学の公式YouTubeチャンネルで
紹介動画がありますので、こちら↓をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=84R9mSzrIbA&t=90s

<英語>
英語に関して、試験時間は60分、大問
は例年2題、問題数は40問~50問の
構成になっています。

試験時間60分で2023年度だと46問
2024年度だと43問という構成のため、
問題数は多いと思います。

1分~1分半ぐらいで1問を解き進める
必要があります。

時間に対して問題数がかなり多いことが特徴です。

『長文の中の下線部分の意味に近い単語を選べ』
という問題が沢山出題されます。
ここから言えることは、
単語と熟語のインプットが鍵になる
ということです。

そもそも単語の意味が分からないと正直、
全学部入試で合格をとることは難しい
です。

逆に単語と熟語のインプット固まってると、時間をかけずに
どんどん問題解いていくことができ、問題数も多いので、
時間削減につながります。

また、2023年の全学部統一入試の英語の長文は、第1問が訳1200語、
第2問が訳800語と例年よりも長い文章でした。

ですから、全学部入試を受験される方は、
ある程度の速読力と英単語/英熟語などの語彙力
を必ず固めてください。

そして、社会情勢に関する文章も主題されるので、
一般常識を学んでおくことも大切
です。


<国語>
国語も同じく60分で、例年3題構成となっています。
現代分2題と古文1題となっています。
(漢文は出題されません。)

問題の難易度は基礎~標準レベルとなっています。
個別試験と比較して難易度に大差はありません。

ただし、文化史や漢字などの問題も
出題されることがあります。
余裕のある受験生は、そういうところまで詰めていく
ことが必要になってきます。

問題の総評としは、全体を通して問題自体の難易度と
時間配分を考慮すると、個別試験よりも難しい
と言える学部がほとんどだと思います。

ただし、問題にあまり癖はないため、
基礎~標準の力がしっかりと見についていれば
十分に解ける問題
です。


<日本史>
日本史の試験時間は60分で、配点は100点です。
目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で4つです。
毎年、大問1は原始・古代(中世)、大問2は中世・近世、
大問3は近現代、大問4は現代という構成になっています。

すべてマーク式で、設問は用語を確認する問題、
正しいまたは誤っている文章を選ぶ問題、年代の整序問題、
空所補充問題で構成されています。
教科書や参考書、難関大学向けの一問一答を反復していれば
対応することができます。

□問題別の分析
・用語を確認する問題、正しいまたは誤っている文章を選ぶ問題、空所補充問題
【原始・古代】
知識を直接確認するような問題も出題されますが、
何かと関連付けて出題されることが多いです。
例えば、2022年度は重要文化財の写真を年代順に並べ替える問題や
その時代の特色が問われる問題が出題され、
2021年度は天皇とその在位時の出来事や関連人物などが問われる問題が
出題されています。
用語などをそのまま丸暗記するのではなく、
それに関連することまで含めて覚えていきましょう。

【中世・近世】
原始・古代と同様に関連付けた問題が出題されます。
テーマ史になることもあるため一概に中世だけが
問われるということは言えません。
文章の正誤が問われることが多いため、教科書や参考書の記述を
正確に覚えていきましょう

【近現代】
文章の正誤が問われることが多いです。
数字(年齢や金額、人数など)、貿易関係の動向が具体化されていることが
多い時代であるため、厳密に覚えていきましょう。
総理大臣や政党の変遷も覚えるのが難しい項目なので早めに取りかかりましょう。
戦後から最近の首相まで問われることもあるため、通史を早いうちに済ませて
最後まで覚えているという状態になることが目標です。


<世界史>
試験時間は60分で、配点は100点です。
目標得点率は70~80%以上に設定して勉強しましょう。

大問は全部で4つです。
時代や地域の区分による出題よりテーマ史での出題が多いです。
用語を確認する問題、正しいものまたは誤っている文章を選ぶ問題、
適切なものを選ぶ問題、空所補充問題、年代の整序問題、
地図を利用した問題などが出題されます。

□問題別の分析
用語を確認する問題、正しいものまたは誤っている文章を選ぶ問題、
適切なものを選ぶ問題、空所補充問題が出題されます。

4つの選択肢の中から正しい用語や文章を選ぶ問題です。

選択肢の中には細かい知識が入ったものがありますが、
ほとんど消去法で解くことができます。
どれだけ知識があるかよりも、教科書や参考書に書いてあることを
確実に覚えていることが重要です。

用語だけではなく、その背景や目的などの
関連知識もあわせて覚えましょう。

例えば、囲い込みは第一次と第二次がありますが、
二つの違いは理解していますか?
第一次は農地を羊毛生産用の牧用地にする目的があり、
第二次は穀物生産用の資本主義的大規模経営により開放耕地が囲い込まれた
という特徴があります。
「なんか囲い込みって2回あったよな」程度の知識だと対処することが
できない問題が出題されます。


<まとめ>
受験者層を見ると、早慶志望や難関国立大志望の
受験生も受験しに来るため、学部によっては
結構ハイレベルの争いになります。

ですが、まだまだ残された時間はありますので、
しっかりと対策をして合格を目指していきましょう!

では、最後の2024年度入試の合格者最低得点率を
記載しておきます。(今回は文系学部のみ記載します。)

過去問を解く際の目安にしてみてください。

政治経済学部:66.3%
経営学部  :69.7%
商学部   :67.6%
法学部   :65.7%
文学部   :63.7%
情報コミュニ:68.6%
国際日本学部:71.3%

詳細はこちら↓でご確認ください。
https://www.meiji.ac.jp/exam/information/data/6t5h7p000001himy-att/2024nyushidata.pdf

(八千代緑が丘校 轟)

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