記事一覧

【傾向と対策】早稲田大学 法学部 日本史

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、早稲田大学 法学部の日本史の試験の
傾向と対策についてお伝え致します。

受験者の国語のここ3年間の平均点を見ると、以下となります。
2024年:23.955 (59.9%)
2023年:22.932 (57.3%)
2022年:22.598 (56.5%)
(配点は40点です。)

法学部の日本史は試験時間が60分で
問題数は40問程度なので、
比較的、時間にゆとりを持って解くことが
できます。時間切れになることはほぼありません。

出題パターンとしては選択問題と記述問題に
分かれていますが、どちらかというと
選択問題の方がちょっと多いぐらいだと思います。

合格するためには、記述力をつけていく必要があります。

内容については大問4題構成で、バランスよく
出題されてるように見えますが、どちらかというと
原始古代よりも近代や現代の方に重点が置かれています。

法学部を攻略したい人は近現代に命をかけてください。

現代史あたりが相当突っ込んで勉強しないと
手も出ないと思います。

例えば、2022年だと日米関係について現代史で
細かく聞かれています。
新しい日米安保体制のところまで抑えといてください。


では、ここから、対策についてお伝えしたいと思います。
□難易度は高いが、基本事項を教科書でおさえる
欄外の注や図表とその説明にも注意し十分に理解する。
事項の関連性・歴史の流れをつかみ、史実を理解する。

□歴史用語や人命が正確に書けることも合否のポイント

□近現代史が最重点の時代となる
政治・外交・社会経済の分野別に整理する。
戦後史は内閣ごとに重要事項を整理する。
現代の時事問題との関連で出題されることもあるので
関心を持つこと。

□正誤判定も合否のポイントとなるので十分な演習を行う

□史料問題も合否のポイントとなる。史料を読み取る力をつける
『詳説日本史史料集』(山川出版社)掲載史料の出題も多いので
十分に活用する

ファイル 4383-1.png
著者 :笹山晴生、 五味文彦、吉田伸之、鳥海靖
出版社:山川出版社

□基礎をおさえて8割を取る
法学部の日本史は、教科書しっかり理解していれば
8割以上得点できるはずです。
まずは教科書の基本をしっかり押さえることが大切です。
本文だけでなく、欄外の注釈や写真・図版にも隈なく目を通し、
基本を徹底的に習得してください。

□残り2割は教科書以外の勉強法が必要
早稲田の法学部の日本史の残りの約2割は非常に難しい内容です。
高得点を狙うのであれば、教科書レベルを超えた対策が必要になってきます。

また、教科書に載っている用語や事件内容を答えさせるにしても、
ひねった問い方をしてくるため、簡単に正解できるというわけではありません。
過去問対策をして、早稲田大学法学部の傾向に慣れることが必要です。
また、参考書に『日本史リブレット』シリーズ(山川出版社)などを用いると、
教科書の理解をさらに深めることができるので、難問を解くにも良い対策になります。

ファイル 4383-2.png ファイル 4383-3.png

また、難問に見える問題も問題文や選択肢にヒントが隠されていることがあります。
よく問題を読み込みましょう。

□戦後史の対策も忘れない
早稲田の法学部の日本史で、近現代史の出題比率が高いのは、
前述の通りですが、なかでも戦後史は要注意です。
戦後史は、教科書で割かれている分量も少ない上に、
学校の授業でもあまり扱わない範囲でもあるため、手薄になりがちです。

しかし、早稲田大学法学部の問題では、かなり細かい内容まで
出題されるので、戦後史はできるだけ早い段階で、
隈なく学習しておく必要があります。

この辺りは、重要な歴史事項や用語がたくさん出てきます。
時間をかけてじっくり取り組むようにしましょう。

□早稲田の沿革・理念も押さえておく
また、早稲田大学法学部で特徴的なのは、
早稲田大学出身者や大学の沿革・建学理念に関わる出題が
見られることです。
斎藤隆夫、石橋湛山などの早稲田大学出身者、
創立者の大隈重信については、念のために細かく押さえておいた方が
良いでしょう。

□史料集だけでなく、本物の史料も見る
早稲田の法学部の日本史は、史料問題が頻出のため、
史料問題の対策が必要です。
『詳説 日本史史料集』は、必ず目を通して下さい。

ただ、史料集を1冊仕上げた程度では、十分な対策とは言えません。
個人の日記や自伝などが引用されることも多いため、
多くの史料を読みこなしていたとしても、
未見史料にあたる可能性は大いにあります。

ですから、未見史料であっても、史料を読みこなせるような
史料読解の学習は必要不可欠です。

早稲田大学法学部の史料読解の対策としては、
近現代の多くの史料を読んでみることをおすすめします。
未見史料といっても、近現代から出題されることが多いので、
古文の読解ほど難しいことはありません。

多くの近現代史料を読みこなすことで、言い回しや
表記の仕方を理解できるようになります。
焦らず、じっくり取り組んでいきましょう。


あとは、過去問と、早稲田対策の問題集を
解きまくって、対策をしていきましょう!

早稲田の日本史[第9版]
ファイル 4383-4.png
出版社:教学社


早稲田大学入試対策用日本史問題集
ファイル 4383-5.png
出版社:山川出版社

(八千代緑が丘校 轟)

=======================
10/27全国統一中学生テスト開催!詳細・お申込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/zentochu/

11/4全国統一高校生テスト開催!詳細・お申込みはこちら!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/zentoko/

一日体験の詳細・お申し込みはこちら👇
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/taiken/

<八千代緑が丘校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pym.htm

YouTubeはこちらから👇
https://youtu.be/KOoM-l4YrOE

★Instagramやってます★
フォローお願いします👇
https://www.instagram.com/honshin_premium/
=======================