こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。
お薦めの英文解釈の問題集として、今回は
『大学入試 基礎からの英文解釈クラシック』をご紹介致します。
駿台で英語を教えてらっしゃる久保田智大先生がお書きになり、
研究社から出版された参考書です。
英語学習において、文法や単語を覚えても
実際の英文を正確に読み解くことに苦労する人は
少なくありません。
そんな悩みを解決し、英文解釈力を劇的に向上させるのが
『基礎からの英文解釈クラシック』です。
<概要>
本書は、英語教育のエキスパートである久保田智大先生が
手掛けた英文解釈対策の決定版と言える参考書です。
この本の最大の特徴は、英文解釈の基礎となる品詞や文型の知識を
丁寧に解説していることです。
単なる文法知識の暗記ではなく、英文の構造を理解するための
本質的な考え方を学べます。
<特徴>
この本には、英文解釈の基本的な考え方から
実践的なテクニックまで、幅広い内容が盛り込まれています。
品詞や文型の基礎知識を徹底的に解説することで、
どんな複雑な英文でも構造を正確に把握できるようになります。
これは、大学入試や英語検定試験の高得点獲得には欠かせないスキルです。
英文の構造や論理展開が詳細に解説されているので、
英語の読解力が確実に向上します。
単に英文を訳すのではなく、「正確に理解する」ための技術を
身につけることができるのです。
また、各章末には練習問題が用意されているので、
学んだ内容をすぐに実践できます。
自分の弱点を把握し、効率的に改善していくことが
できるでしょう。
他の英文解釈の参考書にはない、「そもそも品詞とは何か」「文型とは何か」
という根本的な部分から解説している点が画期的です。
<構成>
本書は大きく2つの部分に分かれています。
講義部分と問題部分です。
1. 品詞の説明(名詞、動詞、形容詞、副詞)
2. 文型の説明(第1文型から第5文型まで)
3. 句と節の説明
<本書で学べること>
本書の最大の特徴は、他の教材ではあまり見られない
「品詞」と「文型」の概念を詳しく解説している点です。
この「品詞」と「文型」の理解は、正確な英文解釈を習得する上で
極めて重要です。
多くの英文解釈教材が文法や構文に焦点を当てる中、
本書は「そもそも品詞とは何か」「文型とはどういうものか」
という根本的な問題にアプローチしています。
これは、英文解釈で多くの学習者が直面する
最大の壁を克服するための画期的なアプローチです。
英語が苦手・・なんとなく英語を読んでいるという人は、
品詞がわかってないことがほとんどです。
この教材を使うことでこのなんとなく
理解から上のレベルを目指すことができます。
□品詞の徹底理解
本書では、名詞、動詞、形容詞、副詞といった基本的な品詞について、
その定義から役割まで詳細に解説しています。
これにより、英文中の各単語がどのような働きをしているのかを
正確に把握できるようになります。
□文型の基礎からの学習
第1文型から第5文型まで、英文の基本的な構造を順を追って学びます。
これにより、複雑な英文でも骨格を見抜く力が身につきます。
□句と節の理解
品詞と文型の知識を基に、より複雑な英文構造を理解するための
句と節について学びます。
これにより、長文や難解な英文にも対応できる力が養われます。
この「品詞」「文型」「句と節」の概念を理解し、
実践できるようになることは、単に英文解釈のスキルアップだけでなく、
英語の本質的な理解力の向上にもつながります。
これは、英語の試験対策だけでなく、将来的な学術論文の読解や
実務での英語使用にも役立つスキルです。
他の教材では、ともすれば「この文型ではこう訳す」といった
暗記型のアプローチが多い中、本書は英文構造の根本的な考え方を
教えてくれます。
これにより、未知の複雑な英文に直面しても、
自信を持って解釈に取り組めるようになるのです。
この「品詞」と「文型」の概念は、英語だけでなく
日本語の文章力向上にも大いに役立ちます。
論理的思考力を鍛えるという意味で、学習効果は計り知れません。
このように、本書は単なる英文解釈の技術書ではなく、
英語の本質的な理解力を養う可能性を秘めた画期的な教材
と言えるでしょう。
<対象者>
この参考書は、英文解釈の基礎から学びたい方や
英語の読解力を総合的に向上させたい方にお薦めです。
特に、これまで英文解釈に苦手意識を持っていた人や、
英文の構造を正確に把握する力を身につけたい人に最適です。
<効果的な使い方>
□通読する
まずは、本全体を通読しましょう。
各章の概要をつかみ、全体の流れを理解することが大切です。
この段階では深く考えすぎず、著者の説明を素直に受け止めることに
集中してください。
□各章を詳しく学ぶ
2回目からは、各章をじっくりと読み込みます。
品詞や文型の説明を丁寧に理解し、例文を自分で訳してみましょう。
重要なポイントはノートにまとめると良いでしょう。
□練習問題に取り組む
各章末の練習問題に取り組みます。
時間を計って実戦的に解答し、その後で丁寧に見直しをしましょう。
間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。
□応用問題に挑戦
本書後半の応用問題に挑戦します。
これらの問題は難易度が高いので、
最初は時間を気にせず丁寧に解いていきましょう。
解答・解説をしっかり読み、自分の解釈と比較することが大切です。
□実践演習
本書で学んだ知識を使って、実際に様々な英文を解釈する練習をします。
新聞記事や小説の一節など、本書以外の英文にも挑戦してみましょう。
可能であれば、先生や仲間に添削してもらうのも効果的です。
以上のステップを繰り返し行うことで、本書の内容を確実に身につけ、
英文解釈のスキルを大きく向上させることができます。
基礎をしっかり固めてから応用へと進むことで、
確実に力をつけていくことができるでしょう。
<メリット・デメリット>
本書の主なメリットとデメリットを挙げておきます。
メリットは以下です。
・品詞と文型の基礎から丁寧に解説されている
・段階的な難易度上昇で、無理なく学習を進められる
・豊富な例文と練習問題で、学んだ内容をすぐに実践できる
・英文の構造を正確に把握する力が身につく
・難関大学入試レベルの英文にも対応できる力が養える
一方、デメリットは以下です。
・英文解釈クラシック(無印)との接続がやや難しい
・受験テクニックよりも本質的な理解に重点を置いているため、
短期的な点数アップを目指す人には向かない可能性がある
・基礎的な文法知識がない場合、理解が難しい部分がある
デメリットはありますが、英語を本質的に理解したい人にとっては、
そのデメリットも学習の過程で克服できる課題だと言えます。
<まとめ>
本書は、英文解釈のスキルを効果的に向上させるための優れた教材です。
以下にその特徴をまとめます。
・品詞と文型の基礎から丁寧に解説
・段階的な難易度上昇で無理なく学習可能
・豊富な例文と練習問題で実践力を養成
・英文の構造を正確に把握する力が身につく
・難関大学入試レベルまで対応可能
この教材を活用することで、大学入試はもちろん、
英語検定試験やTOEICなどの外部試験でも高得点を
狙うことができます。
また、実践的な英文解釈力を身につけることで、
将来的な英語の活用場面でも大いに役立つでしょう。
英文解釈は多くの人が苦手意識を持つ分野ですが、
適切な方法で学習すれば必ず上達します。
本書は、その道筋を明確に示してくれる心強い味方
となるはずです。
(八千代緑が丘校 轟)
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