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【英語 お薦め問題集】英語長文問題精講

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの長文読解の問題集として、今回は
『英語長文問題精講』をご紹介致します。

開成高等学校で英語を教えてらっしゃった中原道喜先生がお書きになり、
旺文社から出版された参考書です。

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一冊基本的な長文問題の参考書を終えた上で
早慶レベルの読解力をつけたい人が対象です。

本書は旺文社の誇る超ロングセラーの長文問題参考書です。
1990年の初版発行から幅広い支持を受け、
数々の受験生たちを難関大学へと導いてきた実績をもつ名著だといえます。

本書の特徴としては、まず掲載されている長文の量が全部で60題あり、
内容も論文から小説にまで非常に豊富です。

またそれぞれ実際に入試問題として出題されたものから抜粋しているので
信頼が置けます。

ただ全体的にレベルが高いです。
「偏差値65前後の標準的なレベルの参考書を終えた上で、
さらに実践的な力をつけたい!」という受験生に向いていると思います。

最初こそはやや難解な文章と単語に苦戦すると思いますが、
本書をやり終える頃には早慶レベルの長文にも対応可能な読解力を養えると思います。

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<使い方>
上記の通り本書は比較的レベルの高い参考書です。
おそらく本書を使う方の多くは、標準レベルの参考書では
物足りなさを感じている方々でしょう。

ですが、それでも最初のうちは長文のレベルの高さや
設問の難解さから思うように正解できないことが多いかと思います。

本書の取り組み方の推奨としては、まず一通り設問を解いて採点をした後に、
もう一度長文を最初から読み直し、わからない文章などがある場合は
文法の参考書などを引いて調べたり、或いは次のページに
難解な単語の意味や前文和訳が載っているのでそれを参考にしたりして、
なるべく正確な読解ができるようにすると良いです。

こういうと皆さんの中には「それでは問題集として本書を使う意味があるのか。」
という疑問を持たれる方もいるでしょう。
ですが、難しい参考書を使いこなすには、これまでの自身の知識と
関係をもたせることが必要になります。
自身のこれまでの知識を比べて、何が難しいのか?
というのを具体的に表せるようにしていきましょう。

本書に掲載されている設問は昔からある参考書の宿命ですが、
現在の入試で出題される問題傾向と比べるとやや古めかしい印象が否めません。
なので他の参考書を使用した後に本書を解いてみると微妙に違和感を感じでしょう。

もちろん設問にしっかりと正解できるようになることは非常に重要なことですが、
最初は「長文読解の力をつけるためのトレーニングをしている」と割り切って
じっくりと時間をかけてひとつひとつ訳していくという使い方が良いです。

ファイル 4366-3.jpg

<1ランク成績を上げるための使い方>
本書のもつ特徴として最大のものは他の参考書では扱っていないような
単語や構文などがしばしば登場してくるところ
です。

本書に慣れてきたら、こうした単語や構文も「どうせ出題されないだろう」と
捨ててしまうのではなく、しっかりと暗記し自分の力にしましょう。

というのも早慶などの難関校ではこのような単語や構文が
問題の中で頻出となっているから
です。

なので、しっかりと解説などを読み込み、
一つ一つ血肉化していくことで初めて難関校の問題に
対応できる力を養成できるようになります。

(八千代緑が丘校 轟)

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