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【英語 お薦め参考書】英文解釈ポラリス1,2

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

お薦めの英文解釈の参考書として、今回は
『英文解釈ポラリス1,2』
をご紹介致します。

スタディサプリでおなじみの関正生先生がお書きになり、
KADOKAWAから出版されたKADOKAWAです。

ファイル 4358-1.png ファイル 4358-2.png

<特徴>
□直訳と意訳でわかれている
「自分の訳した文章と答えを比べても
 全然違くてあっているかわからない…」
解釈形の参考書を勉強していてこのような悩みを
持ったことはありませんか?

どの解釈の参考書もベテランの予備校の先生が
記述しているので、日本語のレベルも高くて
勉強し始めの高校生の記述と全然違うことがほとんどです。

そのような悩みをポラリスでは解決してくれています。

関正生の英文解釈ポラリスの大きな特徴の一つは、
解答例に直訳と意訳が明確に区別されている点です。

このおかげで、下記のような学習が可能です。
勉強の初期段階→”英文の構造”を直訳で把握し、
復習段階→意訳で”文章の内容”を理解する訓練する。

直訳とは、英文を日本語に訳す際に、
英文の構造や語順にできるだけ忠実に訳していく方法です。
一方、意訳とは、直訳した日本語を更に読みやすく
自然な日本語に言い換えることです。

□英文構造の予測力強化
本書は英文の構造を予測する力を鍛えるのに効果的な教材です。
「「指針」部分で、「”○○○”を見たら」〜というように処理する」
受験生が悩みそうな部分を、
「関正夫であればこのような思考回路が働いているよ!」
と、伝授してくれています。

このような形で英文を読む文章の流れから次に来る
構文、意味を予測する力をつけることができます。
このような予測力が高まることで、複雑な英文でも
スラスラ読み流すことができるようになります。

□文脈把握力の向上
関正生の英文解釈ポラリスを使うことで、
英文を正確に理解するために文脈を把握する力を
身につけることができます。

英文を読む際、単語や文法知識だけでなく、
その文が使われている状況やその前後の流れを
理解することが大切です。
これを文脈把握と呼びます。

本書では各英文の特徴やポイントを丁寧に解説しています。
例えば、下記のような文脈上のポイントが示されています。

この英文が使われている状況は何か、
書き手の意図は何か、
前の文とのつながりはどうか、

この解説を通して、一文一文を単独で読むのではなく、
前後の文脈との関係性を意識しながら読む訓練ができます。
文章全体の流れを把握し、論理展開を理解する力が身につきます

<ポラリス1と2の違い>
□ポラリス英文解釈1の特徴
ポラリス英文解釈1の良いところとして、
最初の10数ページで英文解釈の定義や
目的、学習法について詳細に解説しています。

特に英文解釈に対しての取り組み方、
復習やり方まで詳細に指示をしてくれているのは、
類書にない特徴です。

また、英文を理解する際の考え方が具体的に示されている点も
大きな特徴です。
英文を処理するときの思考の流れがイメージでき、
読解力向上につながります。
さらに、先述のように直訳と意訳の解答例が用意されているため、
訳し方のコツを習得しやすいです。

ポラリス英文解釈1のレベルはGMARCHから
関関同立を目指す受験生向けです。

この一冊でGMACHレベルの解釈力を身につけることが可能です。
類書よりもコンパクトにまとまっているので復習もしやすいです。

ただし、注意点としては、解説はもの類書と比べてもの
すごく詳しいわけではないの英文解釈力がまだ基礎段階の人は要注意です。
最初の段階ではいろいろと理解はできないのでシンプルに考える
ということもできるので、解説を読んで合う人はやってみましょう。
解説が詳しく多いほうが良い!という場合は、英文熟考をおすすめします。

ファイル 4358-3.jpg

□ポラリス英文解釈2の特徴
ポラリス英文解釈2は、ポラリス1に引き続き、
より高度な英文解釈力を養成することを目的としています。

・早慶上智をはじめとした難関国立大学レベルの例文が多数採用
・文法事項もさらに発展的な内容
・直訳から意訳への変換、文脈把握、構造予測などの実践力の強化

例文のレベルが格段に高度になっているため、
難関大学合格を目指す志望力向上に適しています。
文法事項もより複雑な構文が取り上げられ、
実戦での活用力が養われます。
ポラリス1で身につけた解釈力が、さらに磨かれていき
実践応用力へと高められるのが特徴です。

また、解説は解釈1よりも2の方が詳しいです。

ポラリス英文解釈2の難易度としては、早慶、難関国公立大学向けです。

採用されている例文は、早慶上智をはじめとした
難関国公立大の過去問題からのものが多くを占めています。
また、文法事項の難易度も高く、受験範囲のほぼ全てを
網羅した上級レベルの内容となっています。
従って、このポラリス英文解釈2のレベル感は、
早慶上智や旧帝大を目指す人向けの高度な
英文解釈力養成を目的
としたものといえます。

ただし、慶應義塾大学 文学部や京都大学など
最難関レベルはこの1冊だけではやや心許ないので、
時間が許すのであれば、この辺りの大学を受ける受験生は
ポレポレや透視図、解体新書あたりはやっておきたいところです。

(八千代緑が丘校 轟)

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