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【英語 お薦め参考書】世界一わかりやすい 英文読解の特別講座

こんにちは。
八千代緑が丘校 轟です。

そこで、今回は、
英文解釈のお薦めの問題集を
ご紹介したいと思います。

お薦めの英語の問題集として、今回は
『世界一わかりやすい 英文読解の特別講座』
をご紹介致します。

スタディサプリでおなじみの関正生先生がお書きになり、
KADOKAWAから出版されたKADOKAWAです。

英語学習の中で最も難しいと感じる人が多いのが
「長文読解」ではないでしょうか。
特に、大学入試レベルの英文となると途方に暮れてしまう方も
少なくありません。
そんな悩みを解決し、英文読解力を劇的に向上させるのが
『世界一わかりやすい 英文読解の特別講座』です。

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<概要>
この本の最大の特徴は、英文を読むための「アタマの使い方」が
身につくよう設計されていることです。
単なる技術の暗記ではなく、論理的な文章理解の方法を学べます。

もう一つの大きな特徴は、インタラクティブな解説形式で進行することです。
著者と読者の対話を通じて学習を進めるため、
まるで授業を受けているような感覚で楽しく学べます。


<特徴>
この本には、英文を読むための基本的な考え方から実践的なテクニックまで、
幅広い内容が盛り込まれています。

論理的な文章理解の方法を学ぶことで、
どんなテーマの英文でも自信を持って読解に取り組めるようになります。
これは、大学入試や英検の高得点獲得には欠かせないスキルです。

英文の構造や論理展開が詳細に解説されているので、
英語の読解力が確実に向上します。
単に英語を読むのではなく、「正確に理解する英語」
を身につけることができるのです。

また、各章末には練習問題が用意されているので、
学んだ内容をすぐに実践できます。
自分の弱点を把握し、効率的に改善していくことができるでしょう。

他の英文読解の参考書にはない、「どのように考えながら読むか」という
根本的な読解プロセスを提示している点が画期的です。
出版されたのが2011年と少し古い本ですが、
いまだにトップレベルで使える教材です。


<目次と構成>
本書は全4つのChapterと8つのSectionで構成されており、
基礎から応用まで段階的に学べるようになっています。

Chapter 1: 英文を読むための基本的な考え方
Chapter 2: 英文を構造的に読む
Chapter 3: 難解な構文を読む
Chapter 4: 特殊な構文を読む

この構成から、本書の特徴と学習の流れがよく分かります。

基礎理論の習得(Chapter 1)
まず、英文読解の基本となる「5文型」や「品詞」の理解から始まります。
これは他の教材にはない、本書の独自アプローチです。

構造的な読解(Chapter 2)
文の主語や動詞を見つける方法、修飾関係の把握など、
英文の骨格を理解する技術を学びます。

難解な構文への対応(Chapter 3)
関係詞や仮定法など、やや難しい文法項目を
読解に活かす方法を学びます。

特殊構文の理解(Chapter 4)
倒置や強調構文など、より高度な英文構造を学び、
上級レベルの読解力を身につけます。

この構成は、理論と実践のバランスが絶妙です。
基礎をしっかり固めてから応用に進むので、
着実に力がつく構成になっています。

各セクションは、著者と読者の対話形式で進行します。
これにより、読者も授業に参加しているような感覚で学習できます。
また、各章末には練習問題が用意されているので、
学んだ内容をすぐに実践できる点も大きな特徴です。


<本書の到達レベルの目安>
英検:2級~準1級
大学入試:日東駒専~GMARCH
偏差値:55~60

<初期段階での活用>
英検2級レベル、の英語力がある学習者が、
さらなるステップアップを目指す際の入門書として最適です。
基礎的な文法知識を持っている人が、
それを実際の読解にどう活かすかを学べます。

<到達レベル>
本書を完全にマスターすれば、英検準1級レベル程度の読解力を
身につけることが可能です。
GMARCH以上の大学の入試問題にも十分対応できるレベルに到達できるでしょう。

<収録されている英文のレベル>
本書に収録されている英文は、基本的な構文から始まり、
最終的には早稲田大学や東京大学などの難関大学で
実際に使用された英文まで含まれています。

つまり、学習を進めるにつれて、徐々に難易度が上がっていく構成
になっています。

収録英文の難易度が段階的に上がっていくので、
自分のペースで着実にレベルアップできるのが魅力です。


<効果的な使い方>
本書を最大限に活用するためには、ただ漫然と読むのではなく、
戦略的な学習方法を実践することが重要です。

□通読する
本書を全体的に通読します。
完璧な理解は必要ありません。
全体像を掴み、著者の説明の流れや本書の構成を把握することが目的です。

□各章を詳しく学ぶ
2回目からは各章をじっくりと読み込みます。
著者の説明をしっかり理解し、
重要なポイントはノートにまとめます。
基本的な内容から難しい文法項目、
特殊な構文まで段階的に理解を深めていきます。

□練習問題に取り組む
各章末の練習問題に取り組みます。
時間を計って実戦的に解答し、その後で丁寧に見直しをします。
間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。

□読解テクニックを整理する
本書で学んだ内容を基に、自分専用の読解テクニック集を作成します。
重要な表現や解釈のコツをまとめて、いつでも参照できるようにします。

□実践演習
作成したテクニック集を使って、実際に様々な英文を読む練習をします。
大学入試の過去問や英検の長文問題などを活用し、
時間を計って解きます。
その後で自己添削を行い、可能であれば英語の先生に添削を
してもらうことをお薦めします。

以上のステップを繰り返し行うことで、
本書の内容を確実に身につけ、英文読解のスキルを
大きく向上させることができます。
基礎をしっかり固めてから応用へと進むことで、
確実に力をつけていくことができるでしょう。

単に読むだけでなく、実際に英文を読む練習を重ねることが大切です。
理解と実践のバランスが重要です。


<本書のデメリット>
この教材の優れた点は多々ありますが、
いくつかのデメリットも存在します。

・演習量が少ない
 解説が主体のため、十分な演習量が確保されていません。

・最新の入試傾向への対応が不十分
 初版から時間が経っているため、
 最新の入試傾向を完全には反映していません。

・一部の解説が冗長
 丁寧すぎる解説が、効率的な学習の妨げになる可能性があります。

デメリットを補うには、この本で基礎を固めた後、
実践的な問題集や最新の入試問題に取り組むことが大切です。

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<まとめ>
本書は、英文読解のスキルを効果的に向上させるための
優れた教材です。

特徴は以下です。

・英文を読むための「アタマの使い方」が身につく
・インタラクティブな解説形式で楽しく学習できる
・実践的な読解テクニックを学べる

この教材を活用することで、大学入試はもちろん、
英検やTEAPなどの外部試験でも高得点を狙うことができます。
また、実践的な英文読解力を身につけることで、
将来的な英語の活用場面でも大いに役立つでしょう。

英文読解は多くの人が苦手意識を持つ分野ですが、
適切な方法で学習すれば必ず上達します。
本書はその道筋を明確に示してくれる心強い味方となるはずです。

(八千代緑が丘校 轟)

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