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成城大学 A方式 日本史の傾向と対策

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は、成城大学 A方式の日本史について
お話していきます。

<2024年度入試の問題分析>
各日程とも大問5題、小問計50問で構成され、
大問順にIが古代、IIが中世、IIIが近世、IV・Vが近代で
構成されています。

原始時代からの出題もありますが、戦後史に関しては
1日程で占領期の出題があった他にはほぼ出題はありませんでした。

出題形式は、リード文中の空欄穴埋め形式が最も多く、
全体の9割近くを占めます。

そして、この空欄補充形式の問題のほとんどが、
選択式でなく記述式
となっています。

他には一部で文章正誤問題、史料問題などが見られますが、
若干数にとどまりました。

かつて出題された短文記述、論述問題の出題は近年見られません。

出題分野は全体で見ると政治・外交・社会経済・文化と
まんべんなく出題
され、偏りはありません。

問題の難易度は教科書本文に掲載されている標準的なものが多く、
難問・奇問の類いも少ない
です。

<2025年度入試対策・学習アドバイス>
①記述式問題の対策を
問題の大部分がリード文穴埋め形式で、かつ記述式となっています。
記号の選択肢がなく、すべて正確に漢字で書く必要があるため、
普段の学習の際に、とにかく「書いて覚える」学習が必須となります。

普段の漢字を書く練習量が入試での点数に直結するといえ、
この点は他大学との大きな違いでもあります。
誤字は当然不正解となり加点されないため、練習の時に常に
歴史用語を楷書で正確に書くということを意識しましょう。

②分野・時代に偏りのない学習を
問題の難度が高くない分合格に向けて気をつけたいのは、
全範囲からまんべんなく出題されるという点です。

分野別で受験生が苦手としがちな社会経済史や文化史などからも
多く出題されるため、苦手な分野、勉強が及ばなかった分野などがあると、
大きな失点につながりかねません。

逆にこの社会経済史や文化史を得意分野にできれば、
点差をつけやすく、合格が近づくといえます。

また、時代も戦後史を除く全時代から出題されており、
この点は共通テストも同様です。

対策としては、できる限り早めに一度全時代のインプット学習を終え、
近現代の演習問題をこなしてください。

時代順に学習を進めると、通常近現代の学習は遅い時期になってしまい、
何度も演習をする時間なく本番を迎えてしまうケースも多いです。

全体の40%が近現代の問題であるので、近現代の演習に十分な時間を
割きたいところ
です。

③史料問題対策も忘れずに
量は多くありませんが、史料問題の出題も見られます。
史料自体は教科書レベルの基本的なものでよいので、
繰り返し学習して対応できるようにしましょう。
史料問題も、原始から近現代までの範囲で出題されています。

④演習は量をこなしたい
問題のレベル自体は標準的なものが多いため、
また正誤問題なども数は多くないため、
まずは過去問を中心に、標準的な問題の量を多くこなすようにしましょう。

出題形式が、リード文中の空欄穴埋め問題が非常に多いという特徴があるため、
演習も一問一答問題集などよりも、リード文の空欄穴埋め形式の問題を
多く解くようにしましょう。

その際、解いた問題のリード文をもう一度穴埋めしながら読んでみるなど、
教科書を読むような感じで問題演習のリード文を歴史の理解に役立てると、
効率的に学習が進められます。

(八千代緑が丘校 轟)

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