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【大阪公立大学の数学】特徴と対策について

こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。

今回は大阪公立大学の対策について
お話ししていきたいと思います。

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大阪公立大学は2022年度から大阪府立大学と
大阪市立大学が合併してできた大学です。
2025年度入試は公立代になってから4回目の
入試になります。

数学の入試問題の難易度は難しいです。

具体的に見ていきます。
形式的なところと重要分野、そして対策について
順番にお話ししていきます。

【文系数学】
試験時間:90分
大問数 :4題
⇒ 1題あたり平均約22分で解く必要有。

出題範囲として、数学Bの
『統計的な推測』は外されています。

新課程・旧課程共通の範囲から出題すると宣言
されているため、期待値や仮説限定も出題されないことが
想定されます。


【理系数学】
試験時間:120分
大問数 :4題
⇒ 1題あたり平均30分とじっくり時間をかけて
  解くことができます。

しかし、問題の難易度は難しいため、
時間に余裕があるというわけではありません。

ファイル 4248-2.png

過去問が3年分しかなく少ないため、
演習に困ると思いますが、前期・後期は
大阪市立代の過去問、そして中期は大阪府立大の
過去問を使うといいと思います。

ここでは前期中心でお話ししていきますが、
中期とか後期については形式的なところが少し異なるため
受験する方は、しっかりと過去問を解いて経験しておいて
ください。

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【文系の頻出分野】
この3年を見ていくと、文系は毎年、微分積分と整数は
出題されています。
それに次いで頻出なのは、「図形と方程式」「ベクトル」
「確率」です。

2023年度の問題はどの大問も完答は難しく、
例えば対象な点とかをこうどんどん取って
いくような問題を中心に全部それなりに
難しかったです。

【理系の頻出分野】
毎年出題されているのは、「微分積分」「極限」
「複素数平面」「整数」「数列」です。
また、「確率」の頻度も高いです。

2023年度の問題を見ると、基本的には
どれも難しいですが、問3のような
典型よりの問題が出題されたら、そこが完答できるか
どうかで大きく得点が変わってくると思います。

とにかく過去問が3年分しかない上に、
今のところ年によって問題の傾向がバラバラ
であるため、傾向がつかみづらいといったところです。

ファイル 4248-4.png

【求められている学力】
基礎力は大前提として処理能力や
高いレベルの典型問題の経験、そして
その場で考えていく力など、様々な能力が
必要とされます。

求められる処理能力の種類としては
以下が挙げられます。

①情報処理
 複雑な状況・設定をしっかりと把握できる力

②計算処理
 計算能力 (工夫する力・体力を含む)

③条件処理
 複数ある条件をまとめて処理して
 最終的に答えまで導ける力


【具体的な対策】
高いレベルの典型問題としては、問題集を通して
がっつりと演習を積んでおくといいでしょう。
問題の種類別になっていて冠として
『最上位』とか『トップレベル』を選ぶといい
と思います。

そして、その上に演習を積んでいってください。
公立大の過去問は少ないので3年分は
通しの演習として使用してください。

そして、上位の大学の良問集とか入試問題集で
出会った問題に対処していく力をつけていって
ください。

以上、今回は、大阪公立大学の数学の入試問題の
対策についてお伝え致しました。

(八千代緑が丘校 轟)

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