こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
前回も書かせて頂きましたが、
大事なことですので、今回も
書かせて頂きますね。
日本史の学習で大切なことは
『内容を理解して覚える』
ことです。
前回は日本史の内容理解の仕方について
書かせて頂きました。
今回は、その次のステップとして
内容を暗記し、定着するための学習法について
書かせて頂きたいと思います。
<ステップ1>
まず真っ先に取り組んで頂きたいことは、
授業の復習です。
プロの先生は、内容を整理して伝えることが
とてもうまいです。
ですから、先生が授業を通して、
「このように解釈して、この順番で覚えていってください」
とおっしゃったように覚えていって頂くと効率よく
理解したうえで覚えることができます。
よく生徒から
「復習しているのに、なかなか覚えられません…」
という相談を受けます。
ただ、そのように言う生徒に
「復習は何回行ったの?」と聞いてみると
「えっと…、2~3回ぐらい…」
と答えてくれるのですが、それは復習の回数としては
少なすぎます。
では何回繰り返して覚えると良いと思いますか?
定着するまでに必要な繰り返しの回数は個人差がありますが、
『目安は30回!』だと思ってください。
これだけ繰り返し復習に取り組むと、初めて聞いた内容であっても
しっかりと頭に入っていきます。
<ステップ2>
授業の復習に念入りに取り組んだ後に取り組んで頂きたい
ことは一問一答を活用して、しっかりと覚えられているか
どうかを確認することです。
また、覚えているかどうかの確認だけでなく、
授業時間の都合上、授業の中で触れられていない
内容も、もしかしたらあるかもしれません。
それをチェックするという効果もあります。
一問一答は様々な出版社がらリリースされていますが、
内容が十分に掲載されていて、レイアウト的にも見やすい
という点から、私は東進の一問一答が一番お薦めです。
日本史 一問一答【完全版】3rd edition
著者 :金谷 俊一郎
出版社:東進ブックス
本書では、十数年の歳月をかけて過去35年分の入試問題を完全データベース化し、
そのデータベースをもとに用語の頻出度をランク分けすることで、
志望大学や自分の実力に応じた学習ができるように作られています。
つまり、本書は「今の自分の実力と志望校のレベルから、
どこをどのように覚えると最短距離で成績を伸ばすことができるか」
を追求した、共通テストから難関大までのすべてのレベルに対応できる
一問一答集なのです。
高校2年生で、部活が忙しくて、他の科目の学習もあるため、
日本史にこれ以上時間は割けられないという方は、このステップ2
までで一旦は十分です。
ただ、日本史にもう少し時間をかけられるという方には、
次のステップ3の学習にも取り組んで頂きたいと思います。
なぜならば、1周目の学習で、ほぼ完璧に内容を理解し、
かつ、できるだけ忘れずに定着させて頂きたいからです。
1周目の学習がテキトーと言いますか、知識が曖昧な知識では、
高校3年生の夏になった段階で、
「やべっ、全然覚えてない…。最初からやり直さなきゃ…」
となってしまいます。
そうなってしまっては、せっかくそれまで学んできたのにもったいない。
やり直しにならないように、1回目でしっかりと理解し、完璧に覚えきる
という気持ちで取り組んでいってください。
もちろん、実際は完璧には覚えきれないですし、覚えたことも人間ですから
忘れていってしまうことは事実です。
しかし、ちゃんと覚えようという姿勢で取り組んでいれば、忘れてしまったことを
夏の2周目の学習で穴を埋めていけば良いので、夏以降に必要な学習量は
ぐんと少なくなるはずです。
<ステップ3>
では暗記ができていることを確認できたら、
次に取り組んで頂きたいことは、分野別問題集での
問題演習です。
一問一答で完璧に知識を頭に入れたからといって、
入試問題を解けるようにはなりません。
なぜなら、入試では一問一答形式では問題が作られていないからです。
そこで、様々な問われ方をしても(どのような角度から聞かれても)、
しっかりと答えられるようにするために必要な学習が、
分野別問題集を通して、問題演習に取り組むことです。
そこでお薦めの問題集がこちら↓
日本史問題集 【完全版】
著者 :金谷 俊一郎
出版社:東進ブックス
こちらは、『日本史B一問一答【完全版】』をベースにすることで、
日本史の全範囲・全分野を網羅されています。
この問題集を通して全範囲・全分野の問題による実戦的演習が
可能になっています。
また、全ての小問に至るまで解説を施したのも本書の良い点です。
これによって、「自分がわからなかった問題の解説が書かれていなくて、
疑問点が解決されなかった」という、問題集を解いていて起こる問題点を
解決できます。
さらに、全ての小問に至るまで難易度を入れたため、
「どの問題をしっかり解くべきで、どの問題を捨てるべきか」を明確にし、
無駄な学習に陥らないように配慮されています。
今回は、授業で内容を理解した後の、内容を覚え、
そして定着させていく学習法について
書かせて頂きました。
日本史は量が多くて覚えるのが大変ではありますが、
地道にコツコツと頑張っていきましょう!
(八千代緑が丘校 轟)
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