こんばんは。
八千代緑が丘校の轟です。
受験に向けてこれから本格的に選択科目である
社会の学習を始めるという高校2年生の方、
多いのではないでしょうか!?
八千代緑が丘校に通って頂いている
高2年生(文系)の多くが世界史選択ということもあり、
今回は、世界史の学習の取り組み方について書かせて頂きたい
と思います。
世界史を習得するためのポイントは
『内容を理解して、覚える!』
ということです。
確かに世界史は暗記科目ではあるのですが、
丸暗記しようとしてもうまくいきません。
分量が多すぎて、覚えられないですし、
用語は覚えられたとしても、実際の入試問題の文脈の中で
出題されると、「あっ、それが答えなんだ…」といった具合に、
適切に解答することができません。
ですから、ひたすら『1問1答』に取り組んだり、
ひたすら教科書を読んだり、教科書の内容をノートに写経しても
効果が薄いのです。
(何もしないよりはマシではありますが…。)
このような丸暗記ではいけません。
ちゃんと理解することが大事です!
再度、記載しますが、
世界史は理解して覚える!
世界史はまず、理解することが大切です。
理解すると言うのは、なぜその用語を覚えるのか、
その史実が歴史に与えた意味とは何かなど、
それをしっかりと理解することが大切なのです。
そして、理解したものを覚えることが必要です。
今回は『内容を理解する』ための学習法について書かせて頂き、
次のステップである『覚える』ための学習法については
次回、書かせて頂きたいと思います。
では、『内容を理解する』ためにはどうしたら良いか
というと、シンプルに
『授業をしっかりと聞いて理解し、ちゃんとノートをとる』
ことです。
暗記科目の世界史においても、独学はやりづらいと思います。
なぜなら、教科書や講義系の参考書を読んでも、
どのように整理して頭にインプットすれば良いかが
わかりづらいからです。
だから、先に挙げたように、教科書や参考書の内容を丸暗記しようとして
失敗する受験生が沢山いるのです。
「なるほど」と一時、内容を理解するだけでしたら、
教科書、あるいは読みやすいように書き方が工夫されている
講義系の参考書を読めば良いですが、内容を頭に入れるためには、
『内容を整理する』という工程が必要で、それを世界史を学び始めた
ばかりの高校生が行うというのは現実的ではありません。
その工程は世界史の先生に任せた方が絶対にイイ!
東進では、清水裕子先生による『難関世界史』や
加藤和樹先生による『スタンダード世界史』などの
授業を受講することができます。
授業を聞いて、ノートをしっかりととり、
ノートとテキストを何度も何度も見返すことを
お薦めします。
この見返すという作業ですが、皆さん、何回見返せばよいと思いますか?
目安は30周!
授業で初めて知った内容であっても、30周取り組めば
絶対に覚えられると思います。
何周すれば覚えられるかは、正直、個人差があります。
中には15周で完璧になる人もいらっしゃるでしょうが、
暗記が苦手という方でも30周取り組むことで、
だいたい覚えることができます。
(脱線しますが、東進 英語科の今井宏先生は、授業を受けた後、
テキストの英文を30回音読するようにと言っていますが、
確かに30回音読することで、英語のフレーズが頭に入っていきますね。)
もしかしたら、中には「授業は学校の授業で十分」と考える方も
いらっしゃると思います。
確かに、学校の先生の中にも、世界史に精通されていて、
しかも、教え方も上手に工夫されていて、授業がわかりやすい
という先生方が沢山いらっしゃると思います。
しかし、学校の授業について、一つ痛いところは、
全範囲の授業が終わるのが入試直前期となってしまう点です。
こればかりは避けられません。
(ただ、中高一貫校で、授業が早く終わるという学校はあると思います。)
高校3年生の夏休み前までには1周を終えて、
夏休み中には、志望校に近い難易度までカバーしている
問題集を活用して、問題演習に取り組むことが大切です。
このことを考えると、期日の決まっている入試に際しては、
予備校の授業を活用するというのが有効ではないかと思います。
ではここで、内容を理解することの助けとなる
参考書を2種類ご紹介致します。
1つ目は講義系参考書です。
"最強の講義系参考書"と謳われており、
とてもお薦めな講義系参考書がこちら↓
大学入試 ストーリーでわかる世界史探究
著者 :鵜飼 恵太
出版社:KADOKAWA
※【古代・中世・近世】と【近代・現代】で2分冊になっています。
難易度としては「易~やや難」までの難易度をカバーしており、
解説がとてもわかりやすいです。
著者の思想的にも、左にも右にも寄っておらず中立であるところも
良い点だと思います。
ただ、まとめノートが付いているわけではないため、
自学自習用としては使いづらく、例えば、東進の授業の予習
あるいは復習として用いるのがお薦めです。
(私は、予習として授業の内容がある程度頭に入った状態で授業を受けた方が
授業の内容を理解しやすく、また、ノートもとりやすくなると思います。
ノートのきれいさは、受講者の頭の中の整理のされ具合に比例しますので。)
そして、手元に是非準備しておきたいアイテムが用語集。
世界史用語集
出版社:山川出版社
用語集を使う際の注意点ですが、
用語集はあくまでも用語をまとめたもので、
辞書として使うものです。
調べるために使うものであって、
覚えるために使うものではありません。
気合と根性の丸暗記系の受験生は用語集を丸暗記しようと
してしまいがちですが、それは誤った用語集の使い方ですので、
ご注意ください。
世界史の学習では、丸暗記するのではなく、
史実の意味や歴史の流れをおさえることが大事です。
よりマニアックな知識を覚えれば、点数が伸びるというものでは
ありません。
史実の意味と歴史の流れをしっかりと理解し、覚えて、
その上で、問題集で問題を解いていけば、ちゃんと
点数をとれるようになります!
ですから、正しい学び方で世界史の学習の取り組むことが大切なのです。
さて、最後に世界史の学習の取り組み方についての動画をご紹介致します。
東進で世界史の授業(スタンダード世界史)を担当されている
加藤和樹先生がとあるYouTubeチャンネルに出演した際に、
世界史の勉強法について話をしていました。
良かったらご参考にご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=t6h-PCjgTBA
(7:00-14:20で勉強法について話をしています。)
(八千代緑が丘校 轟)
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