こんばんは。
今日はとっても嬉しい再会があった
八千代緑が丘校の轟です。
「これまで、勉強らしい勉強はやったことがなくて~」
「そもそも、どうやって勉強に取り組んでいったら良いかが
わからない…」
「とりあえず、学校で配られた問題集に手をつけてはみたものの、
よくわからないからどうも勉強が続かなくて…」
などのように『勉強しよう!』とは思っているけれど、
どうも行動に移せない / 行動が続かないといった
悩みを抱えている高校生は多いのではないかと思います。
これらのことに対して、私は
『自分に合った学習の取り組み方がわからない』
ことが要因なのではないかと思います。
また、取り組み方がわかったとしても、
一人で取り組み続けるのは難しいため、
その点は、塾などのサポートがあると、
取り組みやすくなっていくと思います。
そこで今回は、
私立大学 文系志望で、これまであまり学習習慣がなく、
これから本格的に大学受験に向けた学習を始めていこう
と思っている高校2年生、あるいは高校1年生を想定して、
科目別に、まず最初に取り組む学習内容の案を
ご紹介させて頂きたいと思います。
私は、授業を受けて内容を理解する(=Input)と共に、
理解できているかどうかを問題を解いてみて確かめる(=Output)
ことをバランス良く取り組むことをお薦めしています。
また、特に暗記科目においては、内容を理解し、
記憶として頭の中に残すために、授業を1度受けただけでは
十分ではないため、授業を受けると共に、授業内容を復習する
ための参考書(Inputに当たる)も合わせて読んでいくことを
お薦めします。
そこで、今回は科目毎に、東進の映像授業と共に、
参考書/問題集を組み合わせた学習内容の一例を
ご紹介致します。
【英語】
英語は、英単語・英熟語を覚えると共に、
英語のルールである英文法を理解したうえで
覚えることが必要です。
また、英文法を理解しただけでは、英文を読めるようには
なりませんので、一文の構造をしっかりと把握しながら
正確に英文の意味を理解するための英文解釈の学習に
取り組むことが大切です。
<英単語>
自分の語彙力に合った単語帳をまずは1冊
仕上げましょう。
好みにもよりますが、私は英文を読みながら、
文脈で英単語の意味を覚えていくのが良いと思います。
速読英単語 入門編[改訂第3版]
著者 :風早寛
出版社:Z会
また、東進のコンテンツで『高速基礎マスター』
という基礎知識の定着度を測るコンテンツがあり、
その中に英単語のコンテンツも含まれていますので、
そちらを活用して、覚えているかどうかをチェックしていって下さい。
<英文法>
英単語と異なり、英文法は理解するのに苦労してしまいますよね。
そこで、英文法が全然わからないという方には、
東進の授業の中に『難度別システム英語 英文法』という授業があり、
英文読解に対して必要な全ての英文法の内容を20回の授業(1回の授業は90分)
を通して理解できるようになっています。
授業を聞いて、板書をノートに書き写して復習することは
勿論大切なことですが、授業を受けた後に、授業で学習した
文法事項を参考書で再度読むと、更に記憶に定着していきます。
入門レベルとしてお薦めな参考書が
『安河内の英語をはじめからていねいに』
著者 :安河内哲也
出版社:東進ブックス
東進の『難度別システム英語 英文法Ⅱ』の授業は
安河内哲也先生が担当しているため、この授業と合わせて
↑の参考書を読むと、「あっ、こんなこと言ってた!」
という具合に、復習しやすいと思います。
<英文解釈>
そして、段々と英文を読めるようにしていくために
英文法の学習と併行して取り組んでいって頂きたいのが
英文解釈(構文と言ったりもします)の学習です。
中学校3年生の英語の授業で、文型について学習したと思います。
例えば、第3文型はSVOといった具合に。
だた、皆さん、ちゃんと文の型を覚えて、それを活用して
英文の意味を解釈できていますか?
何となく、英単語の意味を繋ぎ合わせて英文を読めた気になっていませんか?
ここでお薦めな参考書がこちら↓
英文解釈教室 入門編
著者 :伊藤和夫
出版社:研究社
伊藤和夫先生のお書きになる参考書や問題集は、
どれも英文の読み方の解説(なぜ、このような和訳になるのか)
がとても丁寧ですので、とてもお薦めです。
入門編に取り組み終えた後は、基礎編に進んで下さい。
現時点で、ある程度英文が読めている方は
基礎編から始めても良いです。
ちょっと余談ですが、東進英語科の今井宏先は、
受験生の頃、この著者である伊藤和夫から英語を
学んでいたそうです。
上記の学習を終えたら、少しずつ長文読解やリスニング、
ライティングの基礎的な学習も始めていきたいところです。
ただ、アレもコレも、沢山のことを最初から併行して
取り組むことは大変ですので、まずは上記の
3点(英単語/英文法/英文解釈)の学習を徹底的に
取り組んでいくと良いと思います。
【現代文】
現代文については
「現代文は運ゲーでしょ~」とか
「現代文はセンスで解くものでしょ~」
などの声をよく耳にしますが、それは誤解です。
読書は読みながら、読み手が自由に感じて良いのですが、
現代文の問題を解くことが目的である場合、
文章を論理的に読み、そして、根拠を持って設問に答える必要
があります。
ですから、『読み方』にも『解き方』にも作法があるんです。
その作法を知っているかどうか、そしてその作法を活用しながら
問題を解けるかどうかが鍵となります。
現代文こそ、現代文の先生から作法を教わり、
その作法を自分のものにしていくことが大切だと思います。
東進の授業では、入門レベルの授業として
『現代文基礎トレーニング』
『ベーシック現代文トレーニング』
『現代文の基礎の基礎 読解力養成講座』
などがありますので、これらの中から自分にピッタリの
授業を選んで取り組むと良いと思います。
また、授業を受けると共に、授業で学んだ考え方が
身に付いているかどうかを確認するために、
問題集に取り組むことをお薦めします。
ただ、これまで『全く論理的に文章を読んでこなかった』
という方には、論理的に文章を読む型を身に付けるために
問題演習(=Output)というよりは、読み方の説明が丁寧で
内容理解(=Input)の補助となる参考書が良いと思います。
そこでお薦めな1冊が
宗のたった4時間で現代文
著者 :宗慶二
出版社:Gakken
著者自身による参考書の紹介動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=JrDGCcNG540
【古文】
古文の学習は英語のそれと似ています。
『古文単語』を覚え、『古典文法』を覚え、
これらの知識を活かして『古文読解』を行います。
古文では、更に『古文常識』という古文を読むうえで
必要な知識も必要となります。
<古文単語>
どんな単語帳でも良いので、何か1冊、
古文単語帳を準備してください。
(学校で配られている人は、それで十分です。)
ただ、そうは言っても、古文単語の丸暗記は
結構大変です。
そのため、イラストや図で古文単語の意味を
イメージで覚えられる参考書としてお薦めなのがこちら↓
栗原の古文単語教室
著者 :栗原隆
出版社:東進ブックス
<古典文法>
古典文法も、無味乾燥な解説では、内容がなかなか
頭に入って来ないですよね。
そこで、解説がわかりやすくてお薦めな参考書がこちら↓
富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】
著者 :富井健二
出版社:東進ブックス
古文が難しいのは、単に古文単語と古典文法の知識があれば
古文読解ができるということではない点なんです。
古文単語と古典文法の知識はあるのに、いざ古文を読むと
その知識を活かせず、何となく意味を把握するといった現象が
起きてしまうという高校生は多いと思います。
そこで、実際に古文を読む際に、知識を活かしながら
古文読解を行う方法、つまり、知識と読解を結ぶ役目を
するのに最適なのが、古文の授業です。
入門レベルの授業として
『ベーシック古文』
『古文の基礎』
などがありますので、これらの中から自分にピッタリの
授業を選んで取り組むと良いと思います。
【日本史】
「日本史は暗記すればいいんですよね!?」
という声をよく耳にします。
ただ、中学校の歴史とは異なり、分量が多いため、
丸暗記しようと思っても、とてもじゃないけど
それはできません。
ですから、歴史の幹と枝葉の部分を抑え、
まずは幹を覚えること、そして、
時代毎にポイントを抑えながら
内容を整理して頭に入れていくことが必要です。
日本史においても、勿論、問題演習(=Output)は必要ですが、
それよりも、まずは一通りの内容を早く理解すること(=Input)
を優先し、2周目から問題演習に取り組むことをお薦めします。
そのため、内容を理解するための授業と、
授業で学んだ箇所を、参考書で読み返すことで、
ジワジワっと内容を頭に入れていくこと良いです。
具体的に、金谷俊一郎先生の
『スタンダード日本史探求』
という授業がお薦めです。
Part1(20回の授業)とPart2(20回の授業)の合計
40回の授業に分かれて通史を学んでいきます。
また、テーマ史(文化史 / 経済史)については、
1講座が5回の授業で構成される講習講座 全4講座
で学習することができます。
最初は、『スタンダード日本史探求 Part1』
から学習し始めると良いです。
そして、授業を受けた後に、復習としてお薦めな参考書がこちら↓
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】
著者 :金谷俊一郎
出版社:東進ブックス
「原始・古代史」「中世・近世史」「近現代史」「文化史」
と4冊に分かれていますので、授業の進度に合わせて
読み進めていくと良いです。
今回は、私立文系志望の高校2年生または1年生に向けて
具体的に東進の授業を活用しながら、どのように学習に
取り組んでいくと良いか、一つの案として全科目一気に
ご紹介させて頂きました。
長くなってしまいましたが、これから本格的に学習に
取り組み始めようと思っている高校生の
ご参考になれば幸いです。
(八千代緑が丘校 轟)
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