記事一覧

英語を学びたいと思う原動力って~

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

割と最近のことなのですが、教育経済学の分野で
どうしても読みたいと思った論文がありました。

日頃、どのような取り組みをしている先生が
生徒の成績を上げているのか、そのヒントが
そこにあるのではないかと思ったからです。

その論文とはRaj Chettyらによって調査された
以下2つの論文です。
① Measuring the Impacts of Teachers I
② Measuring the Impacts of Teachers Ⅱ

**********************************************
以下のURLより、論文をダウンロードして
閲覧することができます。

① Measuring the Impacts of Teachers I
 https://www.aeaweb.org/articles?id=10.1257/aer.104.9.2593

② Measuring the Impacts of Teachers Ⅱ
 https://www.aeaweb.org/articles?id=10.1257/aer.104.9.2633
**********************************************

確かに論文の中に以下の記載があります。
"improvements in teacher quality can raise
students’test scores significantly."
(教師の質の向上が生徒のテストの点数を
大幅に上昇させる可能性がある。)

しかし、肝心の
『教師の質を向上させるために何をしたら良いのか』
について、書かれていないのです…。

そこで、教育経済学といえば、慶應義塾大学 総合政策学部の
中室牧子先生に聞いてみようと思い、先日、参加させて頂いた
オンラインセミナーで質問させて頂きました。

「生徒の成績を上げている先生方は、共通してどのような
 取り組みをされているかについて、エビデンスはありますか?」
と。

とてもありがたいことに、以下のように答えて下さいました。

「先生によって、生徒の成績の上がり方に差があるという
 エビデンスはありますが、残念ながら、何をすると
 生徒の成績を上げられるかについてのエビデンスは
 今のところありません。」

「どうすれば成績が上がるか」については、生徒一人ひとり
答えが異なるものなので、日々、生徒や生徒の成績表や答案を
観察し続けながら、考えていこうと改めて思いました。

ファイル 3979-1.jpg ファイル 3979-2.jpg

前置きが長くなってしまいましたが、
無償に英文を読みたくなるときというのは、
「そこに書かれている内容を知りたい」と
思うときなんですよね。

日本語訳されたものがあれば、とりあえずそちらを
読むかもしれませんが、日本語訳を都合よく手に入れられる
とは限りません。

世界規模で見れば、圧倒的に、日本語で書かれた文章よりも
英語で書かれた文章の方が多いわけですから、
知りたい情報について、英語の文献しかない
ということも珍しくありません。

ですから、どうやったら英語を勉強したくなるかと言えば、
興味のある内容の英文に出会うということなのかもしれません。

高校生が興味を持ちそうなトピックの雑誌を
さりげなく校舎の休憩室に置いたりしてみようかなと
思った今日この頃です。

(八千代緑が丘校 轟)

=======================
夏期特別招待講習受付中!
https://www.jasmec.co.jp/toshin/event/shotaikoshu/

★Instagramやってます★
フォローお願いします👇
https://www.instagram.com/honshin_premium/

<八千代緑が丘校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/pym.htm

YouTubeはこちらから👇
https://youtu.be/KOoM-l4YrOE
=======================