こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。
7/3(水)のHRで生徒たちに解いてもらった
和文英訳の問題(問2)の解説を行いたいと思います。
問2の問題はこちら↓
「君はその事件に関係がないから、心配する必要はない。」
1つの解答はこちら↓です。
"You don't have to worry
because you have nothing to do with the affair."
問1よりも問2の方がよく書けていたと思います。
「~その事件に関係がない~」の部分ですが、
上の解答には、「~と関係[関連]がない」
という意味の熟語"have nothing to do with"を用いましたが、
他にも、"be involved in"や"be related to"
を使って以下のように書いてもOKです。
("be related to"を使って書いた生徒がとても多かったです。)
"You don't have to worry
because you are not involved in the affair."
"You don't have to worry
because you are not related to the affair."
ちなみに、厳密に言えば"be involved in"と"be related to"
ではニュアンスが異なります。
"be involved in"は直接的で積極的な関与、
"be related to"は 間接的または概念的な関連を
表すときに用いるため、文脈によってどちらを使うかを
選ぶと良いと思います。
そして、「~その事件に関係がない~」の部分で、
"concern"という他動詞を用いた生徒もいました。
"concern"は名詞としても使われますが、他動詞で使う場合は
「~に関係する」や「~を心配させる」という意味があります。
「~に関係する」という意味で使う場合には
以下の例文のように使います。
It doesn’t concern me.
(私には関係ありません。)
This is an important issue that should concern everyone.
(これは全員が関係すべき重要な問題です。)
それから、「~を心配させる」という意味で使う場合には
以下の例文のように使います。
You must not concern yourself about me.
(私のことで心配する必要はありません。)
I hope it does not concern you.
(それがあなたを心配させないことを願います。)
ですので、"concern"を用いて、以下のように
書くこともできます。
"You do not have to concern yourself with it
because the affair does not concern you."
"concern"を使い過ぎて不自然な感じはありますが…(笑)
「~その事件に関係がない~」の部分で名詞の
"relation"を用いて以下のように書くこともできます。
"There is no need to worry about it
because you don't have any relation to the incident."
"relation"を用いる場合は、"any"も合わせて使うように
してください。
また、"relationship"という名詞を使った生徒もいました。
"relationship"という言葉は人間関係や個人的なつながりに
使われることが多いため、ここでは"relation"を使う方が自然です。
それから、問題文の順番と同じように、
「君はその事件に関係がない」を先に書いた生徒もいました。
その場合、"because"は使わずに、因果関係がわかるように
"so"を用いて以下のように書くことができます。
"You you are not involved in the incident,
so you do not need to worry about it.
惜しくも","を付け忘れている生徒がいましたが、
","をお忘れなく~。
そして、「~その事件に関係がない~」の部分で
"matter"を使った生徒もいました。
私は「なるほどッ!」と思いました。
Michael Jacksonの曲の中でも人気の高い
"Black or White"という曲の歌詞の中に
"It don’t matter if you’re black or white…♪"
(黒人とか白人とか関係ないよ)
というフレーズがあります。
ただ、この問題では"matter"を使うことはできません。
"matter"を自動詞で使う場合、「~が重要である」
という意味になります。
自動詞であるため、目的語はとれません。
否定の"not"を用いた場合、「重要ではない」という意味から
「かまわない、関係ない、どうでもいい」といったような意味で
使われたりもします。
例えば、以下の会話のように。
A: Do you think we should wear a tie?
(ネクタイをするべきだと思いますか?)
B: No, it doesn’t matter. It’s a casual party.
(いえ、関係ないです。カジュアルなパーティーです。)
"matter"はあくまでも"重要でない"という意味なので、
「君はその事件に関係がない~」のように「〇〇と□□が関係ない」
という文脈では"matter"を使うことはできないんですね。
生徒が書いてくれた和文英訳を見させてもらっている中で、
「こういう書き方をしたんだね~」という発見がたくさんありました。
短い英文とはいえ、2つも書くのは大変だったと思いますが、
よく頑張ってくれました。
この夏、英語も含めて頑張っていきましょう!
(八千代緑が丘校 轟)
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