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理由も合わせて覚えると、覚えやすい!

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

1月も残りあとわずか。

直前期になり、残りわずかでも効果を得やすい
知識の整理の完成へと力をいれている
受験生が多くみられます。

ファイル 3669-1.jpg ファイル 3669-2.jpg

受験生のAくんもその一人。

毎日の日課として、英文法の問題集に
取り組んでいます。

時・条件を表す副詞節の中では
未来の内容であっても「現在形」を使う
という有名なお約束があります。

具体例を挙げると、
If it is fine tomorrow, we will go to the zoo.
(明日天気がよければ、私たちは動物園に行きます。)
という英文。

確かに未来のことを話していますが、
if節の中は現在形になっていますね。

他にも以下のように言うこともあります。
The birds will fly south, when winter comes.
(冬が来ると、その鳥は南へ飛んでいくだろう。)

冬がやってくるのはこれからですが、
whenの節の中は現在形になっていますね。

こうやって例文を見ると、
学んだ知識通りになっているんだなと
思えますが、いざ問題として出題されると、
間違えてしまうとAくんは言ってくれました。

この知識が、頭の中の取り出しやすい場所になかったり、
あるいは、この知識について腹落ちしていないために、
すっと出てこなかったりするのかもしれません。

英文法に限らないのですが、
何でもかんでも丸暗記しようとすると、
いざというときに使えない
ということは
よくあります。

英語は言語ですから、いつでも納得する理由がある
わけではないのですが、もし、納得できる理由があれば、
それも合わせて頭に入れておくと、長く記憶を
保てる
と思います。

ファイル 3669-3.jpg ファイル 3669-4.jpg

では、今回の「時・条件を表す副詞節は現在形になる」
理由について、少し触れたいと思います。

whenやifなどの接続詞を用いて「時」や「条件」を表す副詞節の場合、
それに続く節の内容は「実際に起こりうること」としてとらえられます。
未来形では不十分なため、現在形をとるのです。

前出の↓の例文について
If it is fine tomorrow, we will go to the zoo.

「明日天気がよいこと」は成り立つ内容としてみなされています。
また、節を受けた主節にも注目です。
助動詞 「will」 は未来形としてのイがメージされやすいのですが、
実際は「強い意志」が込められています。
本来、「will」=意志〈名詞〉という意味をもつことから
納得頂けるのではないかと思います。

強い意志で決めている内容(=動物園に行くこと)に対応する
起こりうる条件(=明日天気が良いこと)をセットで用いています。
ですから、副詞節の中は現在形をとるというわけなんです。

ファイル 3669-5.jpg

日々、学習していく中で、様々な疑問が生まれますが、
その一つ一つに対して、「そういうものだ」と
捉えるのではなく、「なぜそうなるのだろうか」
と疑問を持ち、それを一つひとつ解決していく中で
学びが深まっていく
と思います。

(八千代緑が丘校 轟)

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