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誤答は宝

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今日は生徒から数学の質問を受けました。

「自分が出した解答が正解と一致しない」
と言うのです。

このような問題でした。

『赤玉6個、青玉4個、白玉2個が袋の中に
 入っている。この袋の中から同時に4個
 取り出すとき、取り出した玉がどの色の
 玉も含む確率を求めよ。』

その生徒に
「どのように考えたの?」
と聞くと、考えた道筋を説明してくれました。

最初に6つの赤玉から1つ取り出し、
次に4つの青玉から1つ取り出し、
そして2つの白玉から1つ取り出すことで
赤玉・青玉・白玉を1つずつ並べるそうです。

それから、最後の4つ目の玉は何色でも良いので、
残った9つの玉の中から1つ取り出せば良い。

と考えたのだそうです。

また、12個の玉の中から4つの玉の取り出し方の
場合の数を分母として、以下のように計算を
していました。

ファイル 3436-1.png

話を聞いていると、その生徒の言っていることは
正しいように聞こえます

ただし、この考え方には穴があります

どこに穴があるか、お気づきでしょうか?

この並べ方をすると、ダブルカウントが起きるのです。

質問に来た生徒に
「どこに考え方の穴があるか、考えてごらん?」
と伝えると、「えっ、どこが違うんだろう?」
と言って、真剣に考え始めます。

ファイル 3436-2.jpg

このように
「どこが間違っているんだろう?」
と考えるところに、新たな学びが生まれます。

今回のうっかり間違えた経験を通して
『どのように考えると、過不足なく数え上げることが
 できるのだろう?』
と考えることで、更に考える力がついてきます。

このように捉えると、成長するためには
「間違える」という経験は必要になってきますし、
むしろ、誤答は宝のように思います。

もし、問題演習をしていて、良い間違えをしたら、
お友達同士でクイズのように出し合ってみてはいかがでしょう。

『この解答には、間違いがあります。
 どこに間違いがあるでしょうか?』
といった具合に。

(八千代緑が丘校 轟)

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