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Fighting Game is ...

こんにちは。おゆみ野駅前校の渡邉です。
暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、本日はゲームの話をしてみようと思います。
「学習塾のブログで、ゲームの話題?」と、お思いかもしれません。
そう、多くの親御さまから目の敵にされている、あの「ゲーム」です。
まぁそう眉根をひそめず、今しばしお付き合い下さい。

さて、巷では現在、とある格闘ゲームが多いに流行している様子。
何でも、全世界200万本を突破したとか。一昔前では、考えられない数字です。
格闘ゲームというものをご存じない方にも簡単に申し上げますと、キャラクターを操って喧嘩をするゲームです。
格闘技と言ったほうが聞こえがよいのでしょうが、実際的にはルール無用の喧嘩が近いでしょう。

基本的には1対1で戦います。また、キャラクター毎に使うことができる技などは全て決まっています。
昨今のスマホゲームのようにお金を払うと強くなることはなく、誰が使用しても性能に差はありません。
しかし、実際に対戦すると、驚く程に強さには違いが出ます。

では、勝つために必要なことは一体何でしょうか。

まずもって、自らの操作するキャラクターに習熟することです。
どのボタンを押すと、どれくらいの速度で技が出るのか。
相手に当たった時には、次にどの攻撃が連続でヒットするのか。
あるいは防御された場合には、続けざまに攻撃した方がよいのか、一旦引くべきなのか。
地道な理解の積み重ねと、時には苦手な内容について反復練習も求められます。

次に、キャラクター対策と呼ばれます。
相手が操作するキャラクターが、攻撃が得意なタイプなのか、防御型なのか、あるいはスピードが速いのか。
どんな攻撃を持っていて、それに対して有効な対応な何なのか。得意とする間合いは?
それぞれ異なる個性をもったキャラクターに対して、対策の有無で勝率は全く異なります。
また、知識の不測が大きい場合、そもそも有効な手段が分からないまま負けてしまうことも少なくありません。

最後に、勝率を上げるための一押しがあります。プレイヤー対策と呼ばれるものです。
自らの腕を磨き、相手のキャラクターに対して一般的な理解があっても、戦っている相手は生身の人間です。
得意な動きや苦手なこと、さらに言えば無意識に好む・嫌う挙動があります。
それらの呼吸とも言うべきものを見定められれば、勝利は間近です。

格闘ゲームは、言い訳ができません。チーム戦でもなければ、ランダム要素もほとんどないからです。
負けたのは、自らが弱かったから。それを認めることでしか次に進むことができないシビアさが、厳しさであり、楽しさでもあります。

さてさて、ここまででお気づきの方がいらっしゃるかもしれません。
自己を高め、一般的な対策の上に、個々への対応を上乗せする。
実は、受験や入試と通底するものがあるのではないでしょうか。

もちろんこの一事をもって、机に向かわない理由にしていただいては困りますが。
24時間勉強せよなどとは決して申しません。
何事にも大切なこと。自らの経験、それをどう捉えるか、何に活かすか、です。

<おゆみ野駅前校 校舎紹介ページ>
http://www.jasmec.co.jp/koushaguide/poy.htm
校舎紹介動画!YouTube公開中👇
https://www.youtube.com/watch?v=dgfx1ijTSiA

(おゆみ野駅前校 渡邉)