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2023年共通テストの『数学ⅡB』を解いてみて 【前編】

こんにちは。
八千代緑が丘校の轟です。

今日は共通テストの数学ⅡBの問題を解いてみた
感想について書きたいと思います。

難易度については、数学ⅡBの方が数学ⅠAよりも
易しかったように思います。

共通テストらしい問題だと感じたのは第2問(積分)。

『ソメイヨシノの開花予想日』を話題にして
気温の折れ線グラフを一次関数、二次関数で
近似して、ざっくりとソメイヨシノの開花日を予想する
という問題でした。
ファイル 3137-1.png ファイル 3137-2.png

問題文中に
「開花日時を予想する方法の一つに、2月に入ってからの気温を
 時間の関数とみて、その関数を積分積分した値をもとにする方法が
 あることを知った。」
という記載がありますが、共通テストの問題を通して
数学が実生活の中でどのように使われているのかに触れられる
という点は良いかなと思います。

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この第2問(積分)は
ざっくりとソメイヨシノの開花日を予想する』
という点で面白いと思いました。

開花日を計算で算出するのではなく、
ファイル 3137-3.png
をもとに開花日がどの辺りの日程なのかを選択肢の中から
選択する問題でした。
ファイル 3137-4.png

将来を見据えると、物事をざっくり捉える感覚が大事
だと思います。
例えば、数値計算の分野一つとっても、計算コストをかけて
精密な計算結果を得ることも大事なことですが、
近似によって、計算コストを下げて、早く結果を予測する
ことも大事なことです。

その点において、従来のように積分計算によって正確な値を
出すような問題だけでなく、近似によって、概ね値がどのように
なるのかを予測するという類の問題も大切だと思いました。

<蛇足>
第4問(数列)では複利計算の問題でしたが、
今の世相を反映しているのかなと感じました。
長らく政府が掲げてきた「貯蓄から投資へ」という
「令和版所得倍増計画」が思い浮かびました。
ファイル 3137-5.png

ちなみに、複利計算の問題は青チャートや
Focus Goldなど、多くの高校生たちが使っている
参考書に掲載されている題材なので、
解くには困らない高校生が多かったかなと思います。

(八千代緑が丘校 轟)


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